お祈りしたら美少女になった話

yukoami

第6話 新居と新家族

更新頻度低くて申し訳ありません。
少なからず見てくれてる方がいてありがたいです!



荷物の積み込みが終わり、俺と美夏は母の車に乗って新居に向かっていた。
どうやら入院してた病院の近くらしい。

しばらく走っていると、だんだん住宅街になってきていた。
よく見るとこの先は高級住宅街だった。

「ほら、あれが新しい家よ。」

母の指さす方向を見ると、普段ほとんど見ることの出来なそうな豪邸だった。
お城のような形ではないが、他の家よりもどこか気品があり、素人の俺が見てもこだわりがわかるほど手の込まれた作りだ。

広いガレージに車を停め、家に向かうと新しいお父さんと思われる人が家から出てくる。

「やあ、こんにちは。初めまして。
僕が新しく君達のお父さんになる若林魁千かいちです。よろしくね。」
若くてすごく爽やかなイケメンであった。

「こ、こんにちは。わ、私は瑠夏です、。」
私と言った方がいいのか俺と言った方がいいのか戸惑いつい吃ってしまう。
「私は妹の美夏です。」
美夏は兄よりもしっかりと挨拶をしてしまう。

「それじゃあとりあえずみんな中に入って話そう。」

重そうな玄関の扉が開く。
中に見えたのはすっごく綺麗な廊下と1人の美少女。

その美少女と俺は数秒見つめあった後同時に
「「るか?」」
と同時に発した。

周りにいた3人は
「「「え?」」」
と驚きを隠せない様子でいる。

「娘さんと知り合いなの?」

「そうだよ。同じクラス」

「あら、それなら都合がいいわね」
魁千さんも
「確かにそうだな!」
と言っていた。

ということで、学年一の美少女と暮らすことになりました。

魁千さん曰く、この広くて綺麗な家は子供たちに使わせるということで、親2人は前俺らが住んでた家に住むらしい。
こんなお金持ちを住ませるような家じゃないんだが...。



2人の行動力の高さは異常で、こんなに広い家でもすぐに引越しを終わらせてしまう。
引越し業者も驚く程の速さだった。

三階建てのかなり大きい家だ。
LDKは軽く20畳はある。
ほかの部屋もどんな小さくても10畳という大規模な家だ。
3階には俺ら2人の使える部屋が余ってるらしい。
2階にも広いトイレとシャワールームが着いている。
なんと言っても1番は1階のメイン風呂ですよ。
本当にこんな家があるのかってくらい広くて、温泉みたいだ。

「こんな広い家に住むのか!!!!」

「瑠夏気に入ってくれた?」

「もう最高に気に入ったよ!!」
俺も美夏も大満足だった

そして、すぐ学校に行かなきゃ行けない訳だが、親達が学校に言ったら、分かりにくくなるから苗字は変えない方がいいとのことで今まで通りだ。

これから女子として学校に行くんだ。
色々バタバタしすぎて実感湧いてないけど、結構寂しいもんだな。
これから制服も学校で採寸してもらわなければならない。




忙しくてあんまり書けてませんでした。

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