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強欲ノ絶対支配者

深谷シロ

#3ㅤ神々の思い

こうして<宇宙>は誕生する。これから数億年後。<宇宙>には<銀河>が誕生する。


この<銀河>にある星々は、初めは神々の星を創り上げた際に不慣れであったため、異常な程の質量を誇っていた。


しかし、時が経つにつれて神々の創造能力は高まり、質量は安定し、小さくなっていった。


そして、様々な世界の神々は会合を行った。依然として様々な世界でも創造出来ていない概念がある。


それが<生命>だ。神々や強欲ノ絶対支配者は<生命>という概念を持ち合わせていない。だからこそ、絶対になれる存在なのである。


しかし、神々が力を得るためにはその下となる存在が必要である。眷属から力を得るのだ。その為にも眷属は多い方が良い。


神々はとある星の創造を決定した。それはどの世界でも共通の条件で創造することとなる。


────それが<地球>だ。


この<地球>という星は、生命が誕生するにあたって良い環境が整えられた。まず<太陽系>というものを創造した。


これは<太陽>という恒星を中心とした惑星、並びに衛星や小惑星などを含めた呼称である。


神々はその<地球>という星に<生物>が神に対抗出来る力を持てないようにある条件下での<生命>の維持が可能にした。


それが<元素>の一つである<酸素>だ。これは条件によっては有毒な<元素>に簡単になり得るが、これを<生命>の維持に必須とした。


これで<地球>より<生命>が出てくる事がない筈だ。神々は様々な<元素>から<生命>を誕生させた。


初めの<原子生物>はいつ<生命>を消失させてもおかしくないような存在であった。しかし、それらも数億年経つ内に次々とサイズが大きくなってきた。


ここで新たに問題が生じることとなる。


────陸がないのだ。


海底には陸がある。しかし、神々が<生命>の創造時に設定した<生命>維持に必須なものとして、<酸素>以外にも<食事>や<欲求>などがある。


海だけでは<食事>が限られるのだ。神々は困った。そして再びは集う。


神々は話し合いの結果、陸を創造する事にした。この陸は<生命>が維持する為に必要になる。


よって将来的には様々な<生命>が生きることとなる。ということは相当な強度が必要となる。さらには規則的な形の大陸も面白味が足りない。


神々はあれやこれやと考え始めた。考えている間も変わらずに<生命>は発展を続ける。


いつの間にか<生命>が数万に増えていた。だが、依然として大きさが足りない。


陸に暮らすとしてもある程度の体つきが好ましい。神々が眷属から力を得るためには少なくともそれ相応のものが必要となる。


それがこの<地球>という星の<生命>らには、足りていないのだ。神々は成長促進が必要かと思ったが、それは<生命>に関わってしまうため、想定外の事が起こりかねない。


あくまでも慎重に、慎重に。ミスは許されない。長年を掛けているのだ。復讐のためだけに。その気持ちを忘れてはいけない。


神々は<地球>の経過状況を見る度に怒りを覚えつつもそうして怒りを自身達で宥めるのだった。


ある時。<地球>という惑星が砕けた。理由は<彗星>という他の星とは異なった動きをする星だ。


この<彗星>の不規則な動きが<地球>とぶつかった。その反動で地球の一部が砕けたのだ。その時に約三分の一ほどの<生命>が<酸素>が失われてしまい、消失してしまった。


どうにか<地球>の危機は脱したものの、砕けた<地球>の欠片をどうするか。神々はさらに新たな課題が増えるのだった。


しかし、今度は神々が集う前に結論が出た。この<地球>の欠片を<地球>の<衛星>にする、ということだった。


これは<月>と呼ばれた。<地球>の各地からは様々な<月>の形を見ることが出来る。


例として満月や新月、三日月だろう。まだまだ<月>の形についた名前は沢山あるが、全て挙げていてはキリがないのだ。


さらに神々は他の<惑星>も創造した。あくまでも<太陽系>だけの話だが、一応創造したのだった。俗に言えば、暇つぶしだろう。


創造した<惑星>にはそれぞれの特徴が見られた。これは神々が意図したことではない。偶然にもそれぞれが特徴的になったのだった。


さらに<太陽系>の中心にある星<太陽>。これに近い第一惑星の<水星>や第二惑星の<金星>は、図らずも灼熱の星となってしまった。これは神々の予想外だったのだが、別にそこまで細かく設定する気は無いのでしていない。


神々が創造した<太陽系>はこうなっている。


まず中心にある<太陽>。これは<太陽系>唯一の恒星である。他の星々に光を送る。


次に第一惑星である<水星>並びに第二惑星である<金星>。これはどちらも灼熱の星となっている。


そして次が神々が最も重視した星である第三惑星の<地球>。これらには<生命>が創造される。勿論、神々によってだが。


そして第四惑星に<火星>、第五惑星に最大の大きさを誇る<木星>。第六惑星に<土星>、第七惑星に<天王星>、第八惑星に<海王星>。最後に第九惑星<冥王星>である。


最後の<冥王星>は創造するか迷ったが、一応暇だったので創造したのだった。


ここまで来てようやく神々は陸を創造する事に決めた。

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