異世界転移は分解で作成チート
第188話 ボス亀戦。
第188話 ボス亀戦。
扉を開けた先にいたのは、凄まじい量の毛が生えた、今までの亀よりも一回りどころか三〜四回りほど大きい感じの亀と、今まで現れた属性亀達だった。
ちなみに、名前はエルダータートルと言うらしい。
「なるほど、ボスを含めたオールスターって感じか。あと残念ながらボスは想像してたやつと全く違うやつだったな。」
「ぬぅ……無属性系じゃなかったのじゃ。」
「あっ。あっちもこっちに気づいて魔法発動してきたねッ。」
ユウの言う通り、火と雷、暗黒の亀が前に出て全員がジャベリン系の魔法を飛ばしてくる。
とりあえず全部を──いや、自分に来るやつは勝手に消すだろうし、俺も自分に来るやつだけ相殺するか。えーと来るのは暗黒だから。
「〝ホーリージャベリン〟」
「〝アイスジャベリン〟なのじゃっ!」
「〝アースジャベリン〟っ!!!」
なんか会話してた俺たちに向かって打ってきたみたいだ。・・・雑談なんかせずちゃんと戦えってことかな?
「しゃあねぇ。ならこっちもしっかりと戦ってやりますか。陣形はユウとハクが前衛で俺とライムが後衛だ。それじゃ戦闘開始っ!」
俺が合図すると、みんなが一斉に俺が言った陣形となった。と、同時に炎亀と氷亀も前へとくり出てくる。
まずユウが先頭に出ると、軽くハンマーを振り、氷亀を攻撃する。氷亀は一度止まり、かわそうとする。が、進む勢いを止めることが出来ず、ハンマーで頭を潰されて倒れた。
炎亀の方はライムが目にも止まらぬ速さで連撃を繰り出してあっさりと倒した。俺とハクも後ろで待機していた岩亀と雷亀へ向けて魔法を打って倒す。
そして、最後に残ったエルダータートルは重そうな体をのっしのっしと動かし、魔法を撃ってきた。
ちなみに、水と地と暗黒を合成した魔法だった。・・・普通の冒険者だと一撃かもな。
ユウは攻撃を軽々と避けると、エルダータートルに向けてハンマーを叩きつける。が、エルダータートルの硬さであまり攻撃が通っていないようだ。
(ちなみにユウが避けた攻撃は俺らが相殺した)
「っ!! この亀すごく硬いっ!」
「ユウっ! 炎とか雷を纏って攻撃してみろっ!」
「わかった!!〝エンチャントスパーク〟」
ユウは雷を纏ったハンマーでエルダータートルを叩き付ける。すると、先程の守りが嘘のように攻撃を通した。
そして、ユウはそれが分かるとハンマーで相手が攻撃をする余地もないほどに連続で叩き潰す。
「やっぱり効いたか。今まで戦っててわかったけど亀達って硬さの割には魔法に耐性がないみたいだったからな。」
一応、ここに前の階層辺りでちょっと思いついて俺も亀に試して見たら驚く程に効き目があったからな。エルダータートルにも効いてよかったわ。
「ふぅ……。」
と、色々考えてたらいつの間にか終わったみたいだ。ユウがやり切った顔で額を拭っていた。・・・いや、あんたそんなんじゃ汗かかんやろ。
「ゼロっ! やったよっ!」
「おう、お疲れさん。そんで、今回のボスドロップはなんだった?」
「え〜とね〜、この瓶に入った綺麗な赤い液体とさっき戦った亀の甲羅みたいなやつだった〜。」
赤い液体……何となくわかるが、とりあえず鑑定。・・・うん、やっぱりこれ、血か。
……んー、多分、スッポンの生き血みたいなもんか? 一応、アイテム名が神亀の生き血って書かれてるし。
んで、甲羅の方は察しの通り神亀の甲羅ってやつだった。説明とかを見た感じ、かなり頑丈みたいだな。
「ってかなんでドロップが2つに?」
「わかんない。多分そういうダンジョンなんじゃない?」
「ああ、なるほど。仕様か。」
仕様……何となく説明が思いつかない時や流れを変えても変に感じない、便利な言葉だよねっ!!
・雑談
最近、最俺の動画をよく見ます。うん、イヤホン必須のあの動画たちです。見てて楽しいけどねっ!どうもテトです。
扉を開けた先にいたのは、凄まじい量の毛が生えた、今までの亀よりも一回りどころか三〜四回りほど大きい感じの亀と、今まで現れた属性亀達だった。
ちなみに、名前はエルダータートルと言うらしい。
「なるほど、ボスを含めたオールスターって感じか。あと残念ながらボスは想像してたやつと全く違うやつだったな。」
「ぬぅ……無属性系じゃなかったのじゃ。」
「あっ。あっちもこっちに気づいて魔法発動してきたねッ。」
ユウの言う通り、火と雷、暗黒の亀が前に出て全員がジャベリン系の魔法を飛ばしてくる。
とりあえず全部を──いや、自分に来るやつは勝手に消すだろうし、俺も自分に来るやつだけ相殺するか。えーと来るのは暗黒だから。
「〝ホーリージャベリン〟」
「〝アイスジャベリン〟なのじゃっ!」
「〝アースジャベリン〟っ!!!」
なんか会話してた俺たちに向かって打ってきたみたいだ。・・・雑談なんかせずちゃんと戦えってことかな?
「しゃあねぇ。ならこっちもしっかりと戦ってやりますか。陣形はユウとハクが前衛で俺とライムが後衛だ。それじゃ戦闘開始っ!」
俺が合図すると、みんなが一斉に俺が言った陣形となった。と、同時に炎亀と氷亀も前へとくり出てくる。
まずユウが先頭に出ると、軽くハンマーを振り、氷亀を攻撃する。氷亀は一度止まり、かわそうとする。が、進む勢いを止めることが出来ず、ハンマーで頭を潰されて倒れた。
炎亀の方はライムが目にも止まらぬ速さで連撃を繰り出してあっさりと倒した。俺とハクも後ろで待機していた岩亀と雷亀へ向けて魔法を打って倒す。
そして、最後に残ったエルダータートルは重そうな体をのっしのっしと動かし、魔法を撃ってきた。
ちなみに、水と地と暗黒を合成した魔法だった。・・・普通の冒険者だと一撃かもな。
ユウは攻撃を軽々と避けると、エルダータートルに向けてハンマーを叩きつける。が、エルダータートルの硬さであまり攻撃が通っていないようだ。
(ちなみにユウが避けた攻撃は俺らが相殺した)
「っ!! この亀すごく硬いっ!」
「ユウっ! 炎とか雷を纏って攻撃してみろっ!」
「わかった!!〝エンチャントスパーク〟」
ユウは雷を纏ったハンマーでエルダータートルを叩き付ける。すると、先程の守りが嘘のように攻撃を通した。
そして、ユウはそれが分かるとハンマーで相手が攻撃をする余地もないほどに連続で叩き潰す。
「やっぱり効いたか。今まで戦っててわかったけど亀達って硬さの割には魔法に耐性がないみたいだったからな。」
一応、ここに前の階層辺りでちょっと思いついて俺も亀に試して見たら驚く程に効き目があったからな。エルダータートルにも効いてよかったわ。
「ふぅ……。」
と、色々考えてたらいつの間にか終わったみたいだ。ユウがやり切った顔で額を拭っていた。・・・いや、あんたそんなんじゃ汗かかんやろ。
「ゼロっ! やったよっ!」
「おう、お疲れさん。そんで、今回のボスドロップはなんだった?」
「え〜とね〜、この瓶に入った綺麗な赤い液体とさっき戦った亀の甲羅みたいなやつだった〜。」
赤い液体……何となくわかるが、とりあえず鑑定。・・・うん、やっぱりこれ、血か。
……んー、多分、スッポンの生き血みたいなもんか? 一応、アイテム名が神亀の生き血って書かれてるし。
んで、甲羅の方は察しの通り神亀の甲羅ってやつだった。説明とかを見た感じ、かなり頑丈みたいだな。
「ってかなんでドロップが2つに?」
「わかんない。多分そういうダンジョンなんじゃない?」
「ああ、なるほど。仕様か。」
仕様……何となく説明が思いつかない時や流れを変えても変に感じない、便利な言葉だよねっ!!
・雑談
最近、最俺の動画をよく見ます。うん、イヤホン必須のあの動画たちです。見てて楽しいけどねっ!どうもテトです。
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