異世界転移は分解で作成チート
第182話 新階層突入。
第182話 新階層突入。
ボスも倒し終わり、少しの休憩を挟みつつ、さらなる深層へと挑もうとする俺たち御一行。
深層へ潜る扉を押し開くと、俺らの目には、今までの洞窟のような形とはまた違った、綺麗な光景が拡がった。
俺は周囲を見渡すと、そこにはダンジョン内とは思えない程の、数多くの木が生えていた。
「わぁ〜!!! すっごーいっ!! ダンジョンの中なのに空があるっ!!」
ユウの声に釣られ、俺も上を向く。俺らの上空には先程の木々の葉とこれまたダンジョン内とは思えないような綺麗な空が拡がっていた。
「んー、この空と周りの木々を見た感じ、森林ステージってとこか?」
となると、魔物は狼とかそこらか? まぁそこはあって見りゃーわかるか。
「ねぇねぇっ!! 早く進もう〜!!」
「あああああ、わわかかっったたわわかかった。わかったから!! そう肩を振動させながら揺らすなぁっ!!」
「あはははっ!! ゼロってば変な声っ〜!!」
いや、誰がやったと思ってんだ、誰が。ってかなんで急に振動させながら肩揺らしたし。
「むっ、主殿。魔物が近寄ってきたのじゃ。」
っと俺らが遊んでたから魔物の方が待てずに来ちまったみたいだな。
あ、ちなみに、ハクはもう周りに人はいないってことで、俺の呼び方を元に戻した。
「お、早速か。さて、今回の魔物はなーにかなっと。」
俺がそう言うやいなや、物陰からハクが察知した魔物が飛び出してきた。
「ニャーっ!!!」
「・・・うん、猫だな。」
「猫じゃな。」
「猫ですね。」
「猫だーっ!!」
この階層の魔物は……なんと猫だった。・・・いや、正確には普通の猫ではなく、体が赤く、体に火を纏っていた。
そして、俺らが猫を確認して、猫が少し唸った瞬間、猫の方から火の玉が飛んできた。
「おーう。いきなり火球飛ばしてきたかー。んー、やっぱり可愛くても結局魔物か。」
猫は俺らが火球を難なく避けたため、フシャー、と喉を鳴らした。
「んー、猫を飼ってる身からすると正直、猫を狩るってのはティアに悪い気が「にゃッ!」……あ、構わないと、そうですか。」
俺がティアに対して罪悪感が……と、言おうとしたらティア本人(……本猫?)がその猫の魔物に爪撃をして倒した。
「ま、ティアがいいならいいやっ。なら俺も気にせず倒すか。」
「あっゼロの次は僕だからねっ!!」
「はいはいっと。」
ユウの言葉を適当に受け流し、歩くこと十数秒。今度は先程とは違う、青い色の水を纏った猫が現れた。
「おー、さっきの猫の水タイプか。」
水猫はさっきの火猫と同じように少し唸って水の球を飛ばしてきた。
「ウミャッ!!」
「よっ…と。そりゃっ!」
「ウミュッ!!」
俺は水猫の球を軽々と避け、避ける瞬間に短剣(普通の鉄製)を投げて水猫を倒す。
・・・んー、当たり前とけどやっぱり弱ぇな。俺ももう少し力落とそうかね? 
「じゃあ次は僕だねっ!! 早く魔物でないかな〜「ニャーっ!」っと、早速出たっ!! えーと、えいっ!!」
「ニャ、ニャっ!? ニャウゥゥゥ……。」
ユウは急に出た猫に驚きはしたが、即座に俺と同じように短剣を取り出し、ブスリと刺して軽々と猫を倒した。
「やったっ〜! ゼロ見て見てっ! 倒せたっ! ・・・ん〜、これくらいの強さならこのくらい押さえとけば平気かな?」
さっきの猫の強さに合わせてユウは力を調整しなおしたみたいだな。・・・よし、俺も同じくらいに制限するか。っと、これでよし。
「さて、じゃあ調整も終わったし先進むぞー。」
「うん〜っ!!」
「うむ。」
「はいっ!」
◇◆◇◆◇
〜幻獣の理想郷14F〜
そして、雑談しながら魔物を倒して進むこと、早十数分。俺らは14階層目についた。ここまでの間、出てきた魔物は火猫と水猫だけだった。
だが、12階層辺りから2匹の魔法のレベルが2~3段階上がり、13階層からは2匹が連携して攻撃してきたため、かなり楽しめる戦いとなった。
あ、ちなみに、もちろんの事だが弱体状態で楽しめるという意味だ。・・・いや、だってさすがに俺の通常状態で楽しめる敵が出てきちゃったらアウトだしね。当たり前だよね。
「あ、ゼロ〜! 魔物いたよっ! あれ? でもあの猫火も水もまとってないし緑色だね?」
「おっ、ってことは新しい属性の猫か。 んー、ってことは流れ的に風属性の猫か?」
俺らが適当に話し合っていると、風猫(予測)がこちらに気づき、魔法を撃ってくる。
「ニャアっ!」
やはり、見た感じ不可視だけど風を打ってきてるみたいだ。
「えいっ!」
「ニャァっ!」
「あ、避けられたっ!」
「ニャニャニャァっ!」
「うわっと!!? むぅ! えーいっ!!」
「ニャアっ!? ニャ、ニャアアァァァァ……。」
ユウは見えない攻撃に戸惑いはしたが、全ての攻撃を軽々と避けて、ジャンプして猫に近寄り、短剣を刺して倒した。
・・・なんかユウの戦い方が野性的というか野蛮的になってきた気がする。・・・気のせいであってほしいな。
「やったよ〜! 倒したよ〜ぅ!」(手に血がついている状態で笑顔で手を振るユウ。)
・・・うん、まぁ、気のせいってことでいいよね。
・雑談
ホタテのバター醤油焼きうめぇ……。あと今日はポッキーの日ですね! ポッキーゲームをする相手を見つけたい人生でした! どうもテトです。
ボスも倒し終わり、少しの休憩を挟みつつ、さらなる深層へと挑もうとする俺たち御一行。
深層へ潜る扉を押し開くと、俺らの目には、今までの洞窟のような形とはまた違った、綺麗な光景が拡がった。
俺は周囲を見渡すと、そこにはダンジョン内とは思えない程の、数多くの木が生えていた。
「わぁ〜!!! すっごーいっ!! ダンジョンの中なのに空があるっ!!」
ユウの声に釣られ、俺も上を向く。俺らの上空には先程の木々の葉とこれまたダンジョン内とは思えないような綺麗な空が拡がっていた。
「んー、この空と周りの木々を見た感じ、森林ステージってとこか?」
となると、魔物は狼とかそこらか? まぁそこはあって見りゃーわかるか。
「ねぇねぇっ!! 早く進もう〜!!」
「あああああ、わわかかっったたわわかかった。わかったから!! そう肩を振動させながら揺らすなぁっ!!」
「あはははっ!! ゼロってば変な声っ〜!!」
いや、誰がやったと思ってんだ、誰が。ってかなんで急に振動させながら肩揺らしたし。
「むっ、主殿。魔物が近寄ってきたのじゃ。」
っと俺らが遊んでたから魔物の方が待てずに来ちまったみたいだな。
あ、ちなみに、ハクはもう周りに人はいないってことで、俺の呼び方を元に戻した。
「お、早速か。さて、今回の魔物はなーにかなっと。」
俺がそう言うやいなや、物陰からハクが察知した魔物が飛び出してきた。
「ニャーっ!!!」
「・・・うん、猫だな。」
「猫じゃな。」
「猫ですね。」
「猫だーっ!!」
この階層の魔物は……なんと猫だった。・・・いや、正確には普通の猫ではなく、体が赤く、体に火を纏っていた。
そして、俺らが猫を確認して、猫が少し唸った瞬間、猫の方から火の玉が飛んできた。
「おーう。いきなり火球飛ばしてきたかー。んー、やっぱり可愛くても結局魔物か。」
猫は俺らが火球を難なく避けたため、フシャー、と喉を鳴らした。
「んー、猫を飼ってる身からすると正直、猫を狩るってのはティアに悪い気が「にゃッ!」……あ、構わないと、そうですか。」
俺がティアに対して罪悪感が……と、言おうとしたらティア本人(……本猫?)がその猫の魔物に爪撃をして倒した。
「ま、ティアがいいならいいやっ。なら俺も気にせず倒すか。」
「あっゼロの次は僕だからねっ!!」
「はいはいっと。」
ユウの言葉を適当に受け流し、歩くこと十数秒。今度は先程とは違う、青い色の水を纏った猫が現れた。
「おー、さっきの猫の水タイプか。」
水猫はさっきの火猫と同じように少し唸って水の球を飛ばしてきた。
「ウミャッ!!」
「よっ…と。そりゃっ!」
「ウミュッ!!」
俺は水猫の球を軽々と避け、避ける瞬間に短剣(普通の鉄製)を投げて水猫を倒す。
・・・んー、当たり前とけどやっぱり弱ぇな。俺ももう少し力落とそうかね? 
「じゃあ次は僕だねっ!! 早く魔物でないかな〜「ニャーっ!」っと、早速出たっ!! えーと、えいっ!!」
「ニャ、ニャっ!? ニャウゥゥゥ……。」
ユウは急に出た猫に驚きはしたが、即座に俺と同じように短剣を取り出し、ブスリと刺して軽々と猫を倒した。
「やったっ〜! ゼロ見て見てっ! 倒せたっ! ・・・ん〜、これくらいの強さならこのくらい押さえとけば平気かな?」
さっきの猫の強さに合わせてユウは力を調整しなおしたみたいだな。・・・よし、俺も同じくらいに制限するか。っと、これでよし。
「さて、じゃあ調整も終わったし先進むぞー。」
「うん〜っ!!」
「うむ。」
「はいっ!」
◇◆◇◆◇
〜幻獣の理想郷14F〜
そして、雑談しながら魔物を倒して進むこと、早十数分。俺らは14階層目についた。ここまでの間、出てきた魔物は火猫と水猫だけだった。
だが、12階層辺りから2匹の魔法のレベルが2~3段階上がり、13階層からは2匹が連携して攻撃してきたため、かなり楽しめる戦いとなった。
あ、ちなみに、もちろんの事だが弱体状態で楽しめるという意味だ。・・・いや、だってさすがに俺の通常状態で楽しめる敵が出てきちゃったらアウトだしね。当たり前だよね。
「あ、ゼロ〜! 魔物いたよっ! あれ? でもあの猫火も水もまとってないし緑色だね?」
「おっ、ってことは新しい属性の猫か。 んー、ってことは流れ的に風属性の猫か?」
俺らが適当に話し合っていると、風猫(予測)がこちらに気づき、魔法を撃ってくる。
「ニャアっ!」
やはり、見た感じ不可視だけど風を打ってきてるみたいだ。
「えいっ!」
「ニャァっ!」
「あ、避けられたっ!」
「ニャニャニャァっ!」
「うわっと!!? むぅ! えーいっ!!」
「ニャアっ!? ニャ、ニャアアァァァァ……。」
ユウは見えない攻撃に戸惑いはしたが、全ての攻撃を軽々と避けて、ジャンプして猫に近寄り、短剣を刺して倒した。
・・・なんかユウの戦い方が野性的というか野蛮的になってきた気がする。・・・気のせいであってほしいな。
「やったよ〜! 倒したよ〜ぅ!」(手に血がついている状態で笑顔で手を振るユウ。)
・・・うん、まぁ、気のせいってことでいいよね。
・雑談
ホタテのバター醤油焼きうめぇ……。あと今日はポッキーの日ですね! ポッキーゲームをする相手を見つけたい人生でした! どうもテトです。
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