異世界転移は分解で作成チート
第165話 隠れんぼは終わりだァ……。
第165話 隠れんぼは終わりだァ……。
──ゼロは勇者達を倒した後、そのまま色々な所へと移動していた。
そして、行く先々で出会った生徒達を攻撃し、反撃し、眠らせ、麻痺させ、様々な方法で倒して檻に転移させていった。
……そして残り数名となった現在。ゼロはハク達3人と戦っていた。
「──とぅっ! なのじゃ!」
「甘いっ! からのっ、おらよっと!」
ゼロはハクの拳撃を受け止め、伸ばしたままのハクの腕を掴んでライム達の前へ、力を込めて投げ飛ばす。
ハクは咄嗟に投げられた(さらに力を込められて投げられた)ことで受身を上手く取れずに背中を強く打ち、肺の空気が一気に抜けてしまった。
「がふっ! ふぅ、はぁ。……さすがは、主殿、なのじゃ。……くっ……まさか、ここまで、とは、のぅ。」
「ハクちゃんっ! 死なないでっ、死んじゃダメっ!」
「……ライム、ちゃん。……後は、頼んだ、のじゃ…。」
「ハクちゃぁぁぁん!!」
ライムは目の前に投げられた瀕死状態のハクを、腕に抱えて泣き叫ぶ。(なお、ゼロの加減により死にません。)
そして、あらかた泣き終わったところで今度はゼロを見て、普段なら見せないような殺意を露わにする。
「……私は……私は! マスターを絶対に許しませんっ!」
「くくくっ、その意気込みはよし。……さぁ、かかってこいっ。次はお前だ……。」
ゼロとライムの間に、火花が散る──
──そして、その状態を眺める一人の人物。
「……こやつら、何を遊んでおるのかのぅ?」
凛は一人そこに佇んでいた。
◇◆◇
──校庭
「ふぃー……つっかれたぁ!」
「お疲れ様でした、ゼロ先生。」
「おぅ! ライムもお疲れさんっ。」
あの後、つまりライム達も倒した後。残っていたのは、隠密に徹したやつらだけだった。
隠密に徹していたやつらは総じて戦闘力が低く、特にハラハラするようなことも無く戦闘は直ぐに終了した。
「それにしても、のぅ。……ゼロよ、お主少しは手加減せぬかっ! お主がその能力を使えなかったら過半数の生徒は一生眠っておったままじゃったぞ?
……それと、最後に残っておったのが隠密だけだからといって、瞬間移動をして一撃で仕留めるのは妾としてはどうかと思うがのぅ?」
ライムと話していると、凛が周りに聞こえない声で俺のやり方に文句を言ってきた。・・・うん、まぁ確かに言われるようなやり方をしてたからそこはしょうがないね!
「ありゃー、見られてたのか。まぁ別にいいけど。……たしかに、あのやり方は少しだけ悪かったかもな。
・・・んでも、あの人数を一人ずつ時間をかけてやるのはいくらなんでもめんどかったしなぁ。」
……え? ならこんなことやるな? 黙れKO☆ZO☆U。
「まぁ、今度からなんか対策つけるわ。
・・・取り敢えず今は疲れたし、さすがに少し休みてぇな。……帰って寝ようかな?」
「・・・のぅ、ゼロよ。お主、あの空間の時間を止めていたことは忘れてないかのぅ?」
「あぁ、覚えてる。だから、ふ「っ。こうして分身して片方を休めようかなと。」」
俺は二人になった状態で凛に返答する。・・・あ、ちなみに分身は周りから見えないように透明化してます。見られたら色々言われそうだしね!
「・・・お主、それ。逆に疲れないかのぅ?」
「「疲れるどーのこーのは俺らにゃ関係ないだろぅ。……ってか正直、ただ休みたいだけだ。」」
「はぁ、そうか。それなら良いが、どちらが休むかなどで揉めたりはしないのかのぅ?」
あ、凛がいいところをついてくる。たしかに、よくある漫画や小説では本体と分身が言い争ったりするだろう。だが、俺はそこはちゃんとしてある。
「「あぁ、それなら平気だ。ちゃんと役割を作って分身したから」」
「俺が休みで」「俺が教師をする」
「「って感じにちゃんと区別がついてる。」」
「ほぅ……なるほどのぅ。……妾も今度からそれを使おうかのぅ?」
凛がなんか言ってるが、俺は別にこれを常用する気は無い。・・・正直、今回は異様に疲れたからさっさとだらけたいだけだ。
・・・普段使いするとずっとだらけて何もやらなくなりそうだしね!
「ってことで後はよろしくー。家帰ってきたら勝手に俺と同化しておいてー。」
「おぅ! んじゃーな。」
「うぃっす。凛とライムもじゃーなー。」
凛に言うついでに空気状態になっていたライムにもそう告げる。・・・あ、ハクは他の生徒と談話中だ。
「うむ、それではのぅ。」
「あ、はいっ! それではまたです。」
そして、俺は転移・・・あ、転移する前に分身の透明化を切ることも忘れない。
あとティアは……あ、肩に乗ってた。ん?あれ? いつから乗ってたんだ? ・・・まぁいいやっ!
っと、それじゃ転移っ!
・雑談
最近は夢日記を良くつけています。それから何故かグロい夢や怖い夢を見ます。どうもテトです。
──ゼロは勇者達を倒した後、そのまま色々な所へと移動していた。
そして、行く先々で出会った生徒達を攻撃し、反撃し、眠らせ、麻痺させ、様々な方法で倒して檻に転移させていった。
……そして残り数名となった現在。ゼロはハク達3人と戦っていた。
「──とぅっ! なのじゃ!」
「甘いっ! からのっ、おらよっと!」
ゼロはハクの拳撃を受け止め、伸ばしたままのハクの腕を掴んでライム達の前へ、力を込めて投げ飛ばす。
ハクは咄嗟に投げられた(さらに力を込められて投げられた)ことで受身を上手く取れずに背中を強く打ち、肺の空気が一気に抜けてしまった。
「がふっ! ふぅ、はぁ。……さすがは、主殿、なのじゃ。……くっ……まさか、ここまで、とは、のぅ。」
「ハクちゃんっ! 死なないでっ、死んじゃダメっ!」
「……ライム、ちゃん。……後は、頼んだ、のじゃ…。」
「ハクちゃぁぁぁん!!」
ライムは目の前に投げられた瀕死状態のハクを、腕に抱えて泣き叫ぶ。(なお、ゼロの加減により死にません。)
そして、あらかた泣き終わったところで今度はゼロを見て、普段なら見せないような殺意を露わにする。
「……私は……私は! マスターを絶対に許しませんっ!」
「くくくっ、その意気込みはよし。……さぁ、かかってこいっ。次はお前だ……。」
ゼロとライムの間に、火花が散る──
──そして、その状態を眺める一人の人物。
「……こやつら、何を遊んでおるのかのぅ?」
凛は一人そこに佇んでいた。
◇◆◇
──校庭
「ふぃー……つっかれたぁ!」
「お疲れ様でした、ゼロ先生。」
「おぅ! ライムもお疲れさんっ。」
あの後、つまりライム達も倒した後。残っていたのは、隠密に徹したやつらだけだった。
隠密に徹していたやつらは総じて戦闘力が低く、特にハラハラするようなことも無く戦闘は直ぐに終了した。
「それにしても、のぅ。……ゼロよ、お主少しは手加減せぬかっ! お主がその能力を使えなかったら過半数の生徒は一生眠っておったままじゃったぞ?
……それと、最後に残っておったのが隠密だけだからといって、瞬間移動をして一撃で仕留めるのは妾としてはどうかと思うがのぅ?」
ライムと話していると、凛が周りに聞こえない声で俺のやり方に文句を言ってきた。・・・うん、まぁ確かに言われるようなやり方をしてたからそこはしょうがないね!
「ありゃー、見られてたのか。まぁ別にいいけど。……たしかに、あのやり方は少しだけ悪かったかもな。
・・・んでも、あの人数を一人ずつ時間をかけてやるのはいくらなんでもめんどかったしなぁ。」
……え? ならこんなことやるな? 黙れKO☆ZO☆U。
「まぁ、今度からなんか対策つけるわ。
・・・取り敢えず今は疲れたし、さすがに少し休みてぇな。……帰って寝ようかな?」
「・・・のぅ、ゼロよ。お主、あの空間の時間を止めていたことは忘れてないかのぅ?」
「あぁ、覚えてる。だから、ふ「っ。こうして分身して片方を休めようかなと。」」
俺は二人になった状態で凛に返答する。・・・あ、ちなみに分身は周りから見えないように透明化してます。見られたら色々言われそうだしね!
「・・・お主、それ。逆に疲れないかのぅ?」
「「疲れるどーのこーのは俺らにゃ関係ないだろぅ。……ってか正直、ただ休みたいだけだ。」」
「はぁ、そうか。それなら良いが、どちらが休むかなどで揉めたりはしないのかのぅ?」
あ、凛がいいところをついてくる。たしかに、よくある漫画や小説では本体と分身が言い争ったりするだろう。だが、俺はそこはちゃんとしてある。
「「あぁ、それなら平気だ。ちゃんと役割を作って分身したから」」
「俺が休みで」「俺が教師をする」
「「って感じにちゃんと区別がついてる。」」
「ほぅ……なるほどのぅ。……妾も今度からそれを使おうかのぅ?」
凛がなんか言ってるが、俺は別にこれを常用する気は無い。・・・正直、今回は異様に疲れたからさっさとだらけたいだけだ。
・・・普段使いするとずっとだらけて何もやらなくなりそうだしね!
「ってことで後はよろしくー。家帰ってきたら勝手に俺と同化しておいてー。」
「おぅ! んじゃーな。」
「うぃっす。凛とライムもじゃーなー。」
凛に言うついでに空気状態になっていたライムにもそう告げる。・・・あ、ハクは他の生徒と談話中だ。
「うむ、それではのぅ。」
「あ、はいっ! それではまたです。」
そして、俺は転移・・・あ、転移する前に分身の透明化を切ることも忘れない。
あとティアは……あ、肩に乗ってた。ん?あれ? いつから乗ってたんだ? ・・・まぁいいやっ!
っと、それじゃ転移っ!
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