異世界転移は分解で作成チート
第127話 入学テスト。
第127話 入学テスト。
一一朝食後、俺らは学園へ行く支度を済ませ、学園へ向かった。
〜登校中〜
「……今思ったのじゃが、主殿と一緒に出かけるのは久しぶりじゃのぅ。」
「……そう言えばそうですね。前はちょくちょく一緒に買い物とか言ってましたけど、最近は学園とかギルドの依頼のことばっかでしたね。」
学園へ向かう途中、ハク達が唐突にそんなことを言った。
「ありゃ?そうだっけか?
んー………あー、言われてみれば確かにここ最近、一緒に行動すること無かったな。ずっと学園とかギルドのことばっかで。」
「……ゼロよ、さすがにそれは酷いと思うぞ?妾だって毎日のように龍星や冥龍帝に構っておると言うのに。」
いや、おめーは暇潰しにからかったり弄ってるだけだろ。・・・でもまぁ確かに構ってはいるよなぁ。
「・・・むー……もういいのじゃ。主殿にとって我はその程度ってことじゃろ。主殿は一一。」ブツブツ
「・・・そうですよ。どうせその程度にしか思ってないってことです。ええ、いいですよ一一。」ブツブツ
あららー、拗ねちった。
・・・うん、こればっかりはほっといた俺がわりーな。でもハク達がそんなこと考えてたなんてなー。思いもしなかったわ。
はぁ、しゃーない。とりあえず2人を宥めようか。
「あー、悪かったって。ハク、ライム。ほら、今度どっか連れてってやるから。」
「一一グチグチ」
「一一ブツブツ」
・・・機嫌直らねぇ……。ってか、勢いが増してるェ……。
・・・んー、グチグチブツブツ言うのやめろって権能っても良いんだけど、それだと信用というか何かが壊れそうなんだよなぁ。
……はぁ、しょうがねぇな。正直あんまり使いたくない手だけど。
「今度なにかお願い聞いてやるから。とりあえず落ち着け。」
「「はい。(なのじゃ)」」
……あーららこんなに簡単につられちゃって。……こんちくしょうめ。
「・・・おまえらなぁ……。はぁ、まぁいいがな。・・・あ、先言っとくが望みは今度聞く。今はとりあえず学園へ行くぞ。」
まぁ願い事は何となく予想がつく。・・・が、叶えるのと聞くのは今度だ。
「うむ、わかっておるのじゃ。では主殿。行くのじゃ♪」
「はーい。では、マスターも。行きましょう♪」
・・・はぁ。なんというか現金なヤツ。・・・まぁ、こいつらが楽しそうならいいや。
◇◆◇◆◇
〜フェイクス学園〜
俺らは校門近くまで歩みを進めると、校門前にて一人の老人が立っていた。
「ふむ。ゼロよ、よく来たのぅ。」
あ、校長だ。・・・ってか、今更だけど、校長、ハク、凛の喋り方がほぼほぼ同じだから混乱しそう。
「はよごぜーます。校長。」
「そちらの方らがゼロが言っていた妹たちじゃろうか?」
「ええ。この2人がハクとライム。こっちが凛です。」
ハクとライム、凛が前に出て校長に挨拶をした。
「そうか。では早速じゃが、試験会場へ案内する。ついて参れ。」
「へい。」
〜歩くこと数分〜
そしてやってきました空き教室。
よくよく見ると部屋にはカンニング防止用の魔道具のようなものが張り巡らされていた。
「まずは筆記テストじゃ。」
校長は3人を椅子に座らせ、それぞれの答案が見えないようにしてテスト用紙と筆記用具を配った。
配り終わった後、簡易的な説明をしていた。
ふむ、やっぱり筆記テストか。
「準備は良いな?では始めて良いぞ。」
すると、3人とも一斉に解き始めた。
みんな1度問題を全て見たあと、スラスラと回答を書いていき、最後には全ての空欄を埋め、約20秒くらいで全員終了した。
1番早かったのはライムで、2番目が凛、3番目はハクだった。
・・・凛、わざと手加減したな。
多分、凛は本気出せば俺と同じくらいいってると思う。
「「「終わりました」」」
「・・・はぁ、さすがゼロの妹といったところじゃろうか。異常じゃの。」
みんながほぼ同時にできたことを宣言すると、校長は分かっていたかのように、また、呆れたように返事をした。
「では採点じゃ。・・・む、ゼロもやるんじゃぞ。」
えー。めんど。・・・だけどしゃーないか。俺も一応教師だしな。
「へーい。」
〜数分後〜
そして当然のごとく、みんな満点だった。
満点の答案三つを見た校長はやや遠い目をして何か(恐らく常識)が壊れたようだった。
校長はゼロを見たあとに「こやつの関連者に常識を求めるのが間違いか」と呟き、気を取り直した。
……おい、何故こっちを見た。
「……うむ、次は魔法と武闘じゃ。とりあえず訓練場へと向かうぞ。」
「はい」×3
俺達一行は訓練場へと向かった。
・雑談
最近、妹(生後2ヶ月)が首も座ってないのに寝返り打とうとしたり、父の名前(愛称)を言ったり、言葉の発し方を理解して話始めたりと成長が早く感じる。どうもテトです。
一一朝食後、俺らは学園へ行く支度を済ませ、学園へ向かった。
〜登校中〜
「……今思ったのじゃが、主殿と一緒に出かけるのは久しぶりじゃのぅ。」
「……そう言えばそうですね。前はちょくちょく一緒に買い物とか言ってましたけど、最近は学園とかギルドの依頼のことばっかでしたね。」
学園へ向かう途中、ハク達が唐突にそんなことを言った。
「ありゃ?そうだっけか?
んー………あー、言われてみれば確かにここ最近、一緒に行動すること無かったな。ずっと学園とかギルドのことばっかで。」
「……ゼロよ、さすがにそれは酷いと思うぞ?妾だって毎日のように龍星や冥龍帝に構っておると言うのに。」
いや、おめーは暇潰しにからかったり弄ってるだけだろ。・・・でもまぁ確かに構ってはいるよなぁ。
「・・・むー……もういいのじゃ。主殿にとって我はその程度ってことじゃろ。主殿は一一。」ブツブツ
「・・・そうですよ。どうせその程度にしか思ってないってことです。ええ、いいですよ一一。」ブツブツ
あららー、拗ねちった。
・・・うん、こればっかりはほっといた俺がわりーな。でもハク達がそんなこと考えてたなんてなー。思いもしなかったわ。
はぁ、しゃーない。とりあえず2人を宥めようか。
「あー、悪かったって。ハク、ライム。ほら、今度どっか連れてってやるから。」
「一一グチグチ」
「一一ブツブツ」
・・・機嫌直らねぇ……。ってか、勢いが増してるェ……。
・・・んー、グチグチブツブツ言うのやめろって権能っても良いんだけど、それだと信用というか何かが壊れそうなんだよなぁ。
……はぁ、しょうがねぇな。正直あんまり使いたくない手だけど。
「今度なにかお願い聞いてやるから。とりあえず落ち着け。」
「「はい。(なのじゃ)」」
……あーららこんなに簡単につられちゃって。……こんちくしょうめ。
「・・・おまえらなぁ……。はぁ、まぁいいがな。・・・あ、先言っとくが望みは今度聞く。今はとりあえず学園へ行くぞ。」
まぁ願い事は何となく予想がつく。・・・が、叶えるのと聞くのは今度だ。
「うむ、わかっておるのじゃ。では主殿。行くのじゃ♪」
「はーい。では、マスターも。行きましょう♪」
・・・はぁ。なんというか現金なヤツ。・・・まぁ、こいつらが楽しそうならいいや。
◇◆◇◆◇
〜フェイクス学園〜
俺らは校門近くまで歩みを進めると、校門前にて一人の老人が立っていた。
「ふむ。ゼロよ、よく来たのぅ。」
あ、校長だ。・・・ってか、今更だけど、校長、ハク、凛の喋り方がほぼほぼ同じだから混乱しそう。
「はよごぜーます。校長。」
「そちらの方らがゼロが言っていた妹たちじゃろうか?」
「ええ。この2人がハクとライム。こっちが凛です。」
ハクとライム、凛が前に出て校長に挨拶をした。
「そうか。では早速じゃが、試験会場へ案内する。ついて参れ。」
「へい。」
〜歩くこと数分〜
そしてやってきました空き教室。
よくよく見ると部屋にはカンニング防止用の魔道具のようなものが張り巡らされていた。
「まずは筆記テストじゃ。」
校長は3人を椅子に座らせ、それぞれの答案が見えないようにしてテスト用紙と筆記用具を配った。
配り終わった後、簡易的な説明をしていた。
ふむ、やっぱり筆記テストか。
「準備は良いな?では始めて良いぞ。」
すると、3人とも一斉に解き始めた。
みんな1度問題を全て見たあと、スラスラと回答を書いていき、最後には全ての空欄を埋め、約20秒くらいで全員終了した。
1番早かったのはライムで、2番目が凛、3番目はハクだった。
・・・凛、わざと手加減したな。
多分、凛は本気出せば俺と同じくらいいってると思う。
「「「終わりました」」」
「・・・はぁ、さすがゼロの妹といったところじゃろうか。異常じゃの。」
みんながほぼ同時にできたことを宣言すると、校長は分かっていたかのように、また、呆れたように返事をした。
「では採点じゃ。・・・む、ゼロもやるんじゃぞ。」
えー。めんど。・・・だけどしゃーないか。俺も一応教師だしな。
「へーい。」
〜数分後〜
そして当然のごとく、みんな満点だった。
満点の答案三つを見た校長はやや遠い目をして何か(恐らく常識)が壊れたようだった。
校長はゼロを見たあとに「こやつの関連者に常識を求めるのが間違いか」と呟き、気を取り直した。
……おい、何故こっちを見た。
「……うむ、次は魔法と武闘じゃ。とりあえず訓練場へと向かうぞ。」
「はい」×3
俺達一行は訓練場へと向かった。
・雑談
最近、妹(生後2ヶ月)が首も座ってないのに寝返り打とうとしたり、父の名前(愛称)を言ったり、言葉の発し方を理解して話始めたりと成長が早く感じる。どうもテトです。
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