異世界転移は分解で作成チート

神無木雷兎

第51話 初めて鍛冶。

 今回グロ注意。
 食事中の人は見ない方がいいかも。


第51話 初めての鍛冶。


「……うぅん。…ふっ、んー。
 ふわぁぁ。ふぉうあふぁか。[もう朝か。]…………ん?」

 俺は朝起きると、両脇に違和感を感じた。

 いや、違和感というのはおかしいな。いつもと変わらないの・・・・・・・・・だから。

 まず、昨日、俺達は自分の部屋を決めた。
 そして、俺は寝た。そう、一人で・・・

 しかし、俺の両脇には、何故かハクとライムがいた・・・・・・・・・

 Why?なんでハク達がいるの?
 俺達、昨日自分達の部屋決めたよね?
 ハク達の部屋にもベッドはちゃんとあったよ?

 うーん。一人で寝るのが寂しかったとか、俺と一緒に寝たかったとかだろ。

 あ、後者は別に自意識過剰な訳では無い。(自意識過剰の意味あってるっけ?まぁいいや。)

 だってハク達の恋愛感情も知ってるし。俺、鈍感じゃないし。

 正直に言うと、後者の方が可能性ありそうなんだよなぁ。

 昨日だって俺が風呂に入ってる時に一緒に入ろうとしてたし。
 あ、これも2人の話し声で事実なのはわかってる。

 まぁ鍵閉めて結界張ったから入れてなかったけどな。


 うーん。この2人どうしよう?
 これからもずっと俺と一緒に寝るってのはなー。

 せっかく自分の部屋があるんだから、そっちで寝ればいいのにな〜。

 まぁ俺もハク達好きだから別にいいや。
 それよりも、ハク達を起こそうか寝させとこうか……。

 寝させとこうか、起こしてもやることねぇし。

 あ、そういや、ハク達ってどんな夢見るんだろ?ちょっと覗いてみるか。

「すー。すー。(「えへへー。マスター。」「なに?ライム。」「えへへー。好きですよ〜。」「俺も好きだよ。」「えへへ……)」

 ………。ハ、ハクはどうかな?
「くぅー。くぅー。(「主殿、今幸せ?」「幸せだよ。大好きなハクと一緒にいられるんだから。」「ふふふ、嬉しいのじ……)」

 うん。もうやめよう。恥ずかしい。俺が恥ずかしい。

 なんで、2人揃って俺と一緒にいる夢なんだよ。なんか、他の夢のある夢(?)を見ろよ。

 いや、他人(…人?)の夢にケチつけるのも変だな。まぁ悪夢とかじゃないならいいだろ。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 さて、今日は何をしようかな?

 うーん。………あっ。そういや、まだオークション行ってねぇな。行ってみるか……。

 いや、ハク達が起きたら行くか。1人じゃつまんねぇし。


 うーん。本当に何しよう?ふーむ。……思いつかん。
 なんかないかな?
 ………あっ。そういや、ステータスに裏ステータスがあるんなら、裏スキル的なものってあんのかな?
 全知、ある?

『裏スキルはありません。』

 あ、ねぇんだ。あると思ったんだけどな。

 うーん。本当に何かねぇかな?

 ………あ、そういや、俺まだ鍛冶ってやったことなくね?
 いっつも、変化とか変形とか色々してるせいで。

 1回、やってみるか。

 えーと、(時空間:内60-外1)

 ……久しぶりにこの空間に入ったな。

 さて。まず何を作ろう?……初めて作るし剣とかでいいや。

 あと、材料は何がいいかな?
 どうせならオリハルコンとか、結晶系以外のでやってみたいな。

 うーん。あっ。妖刀とかってできた剣を血に入れて作るとか良くあるよね?

 俺もそうやってみるか。
 剣の素材は……俺の骨でいいや。
 水の代わりの血は俺の血を使おう。

 骨は腕の骨を使うか。
 んじゃ、肩から切る……いや。引きちぎるか。あ、勿論痛覚は無効化してからだ。

「ブチッ。」ニョキっ。

 うわァ。気持ち悪。ちぎった瞬間生えてきた。
 うーん。あと2~3本欲しいから、あと、3回くらい引きちぎるか。

「ブチッ。」ニョキっ「ブチッ。」ニョキっ「ブチッ。」ニョキっ
 うん。やっぱり気持ち悪い。

 つーか、血もすぐ止まっちまったから集められてねぇ。

 うーん。どうやって血を出そう?
 あ、この再生って止められるかな?

 あー。でも、そうなると血も再生しなくなって貧血にならないかな?

 どうにか肉体の再生だけきる事って出来るかな?……あっ。出来た。

 よし。んじゃ動脈を切って……手首から引きちぎって血を出すか。

「ブチュッ。」ブジャー。

 よし、バケツを用意してっと。こんなかに入れる感じでいいよな。
 ……んじゃ、止まるまで待つか。

15分後。

 あれ?長くない?もうバケツ8杯だぞ?
 ……あっ。血の再生したままだから無くならないのか。
 つーか、もう血はいいか。肉体の再生。

ニュキッ。

 うん。キモいな。

 さて。んじゃ腕の骨を…どうしようか。
 えーと、まずは腕の骨だけ残して、周りの皮と肉とその他は亜空間の中に入れてっと。

 この骨をひとつにまとめようか。

 えーと、まとめるには。溶かして固めるんだっけ?
 まぁそんな感じだろ。えーと、骨って溶けるの?

 多分、溶けるだろうけど時間がかかりそうだな。
 いや。まず、俺の骨を溶かすほどの火って普通なくね?

 あ、そう考えると俺の骨を叩いて変形させられるハンマーとか無くね?

 しょうがない。炎は魔法で、ハンマーは俺の骨を変形して先に作っちゃうか。

「えーと、“変形”」

 すると骨がまとまって大きな鍛冶用の槌(つち:ハンマー)が出来た。

 ……俺の出した骨を全て使って。

 あー。使っちゃダメな骨、指定するの忘れてた。

 えーと、またやるか。


〜30秒くらい?〜

 よし。これでいいな。んじゃ次は火だな。の、前に「創造:鍛冶場」
 あはは……鍛冶場作り忘れてたわ。

 さて、気を取り直して。
「全火系魔法“火創造”」

 何故、元素魔法とか上位元素魔法って言わなかったのか。

 それは固有魔法とかに豪炎魔法とか、煉獄魔法とか、蒼炎魔法とか色々あっ
て、1つに決めるのがめんどかったからだ。

 まぁそのおかげですっげえ綺麗で熱い炎ができた。

 んじゃ早速鍛冶を始めよう。

 あ、そういや、この前小説で、魔力とかを出してると、すごいものができるってあったな。

 俺も出してみるか。えーと、出すのは気力、魔力、神力とあとは……体力でいいか。

 ん?どうやって体力を出すかって?それはスキルの体力放出ってのを使う。

 正直言うと、なんでこんなスキルがあるのか分からなかった。

 ちなみに、体力を出し続けても、回復の方が早いから減ってない。

 あ、放出する量は気力、魔力、神力、体力を毎秒EX出してる。
 EXってのがよくわからないやつは、“すごく沢山出してる”って思ってくれ。

 さて。んじゃめんどいけどやりますか。




 腕を引きちぎるのと、血を使うのは他の小説が元です。
 はい。オークションは次回か次々回になります。

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コメント

  • ユーノ

    主人公ヤンデレもしくはサイコパスになり始めてきた・・・(((((´°ω°`*))))))

    3
  • バジリス

    なんか強い素材ないかな?あ、そうだ!俺の骨と血ってめっちゃチート素材なんじゃね?←もはや発想が草w(良い意味で)

    8
  • シャドウ

    どういうチート武器ができるのかたのしみ

    10
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