悪魔の力と天使の目と
#3 寮への道と最初にする事と
自己紹介と寮の説明が終わり早速クラスで連絡先の交換が始まる。
俺は話かけられない様息を殺しクラスを出る。
寮は玄関を出て左の方に向かえばすぐ分かるらしい。
あれ?30分近く歩いているが寮らしき物が見当たらない。
どうやら俺は方向音痴というものらしい。普段は友達と集団行動をしていた為に迷うなんて事は始めてだ。
初日の登校も携帯の地図と前に同じ制服の生徒が居た為に迷うわず来れたが地図は意味が無く当たりには誰もいない。
『やばいな』
ふと思った事を言ってしまった。
『ちょっとテンマどこ行くの?』
後からそんな声が聞こえて来る。
ふと振り向くと城使 天馬と白井 翼の2人がいた。
こう見えて頭が良いので名前を覚えるのは簡単だ。
『確か2人は寮で生活するよね』
『うん、確か悪戸君も寮だよね良かったら一緒に行こう』
どうやら俺の自己紹介をちゃんと聞いていてくれたらしい。
『迷っていたから助かるよ、そう言ってくれるとありがたい』
『気にしないで困った時はお互い様だよっ』
『ありがとう』
俺は2人と一緒に寮へ向う。
ただ思った事がある2人共キラキラしているが城使という男は多分会話が苦手だ。現に今の所一言も喋っていない。
『ほら喋りなよ、大人しそうだし最初はこの子から仲良くなった方が良いと思うよ』
『うん、けど何を話せば良いか?』
ちなみに2人の声は聞こえてます。
困ったな正直道だけ教えてくれればそれでいいのに、あっちは仲良くなるつもりらしい。
the根暗を演出しているのにリア充オーラが溢れ出しているのか、根暗だから経験値を俺で稼ごうとしているのか連絡先でも聞かれたらヤダな。
『悪戸君はサッカーをやってたんだよね、高校でもサッカーはやるつもりなのかな?』
『いや、部活は正直考えて無い』
なるべく会話を広げない様にする。
『サッカーはどこを守ってたの?』
『ベンチです』
嘘ですフォアードです。これでもエースストライカーでした。3年の途中でやめたんですけど。
『正直あたしも水泳部には入ってたけどあたしより上手い人の方が多かったな』
『えっ!?』
城使が明らかに『えっ!?何言ってんの?ツバサ水泳すごく上手いじゃん』て考えてるな。
『確か夜戸中って運動部の競合だよねサッカーも強いって聞いたし』
よく知ってる。下手に嘘ついたらバレて面倒くさいか。
『あたし何度か夜戸中で泳いでるんだ、もしかしたら会ってるかもしれないね』
確かにウチの中学は設備が整っていて他の中学と合同練習なんて事も多々あった。
『夜戸中にね同い年のサッカー部のカッコイイ人がいてね名前は分かんないんだけど誰か分かるかな?ウチの学校のほとんどがその人目当てで行く人もいたんだけど』
『さぁ?運動が出来る人はほとんどがモテてたからいっぱい居すぎて分かんないかな』
会った事あったかな?探りを入れてる訳では無いと思う。今の俺は多分中学の連中にも傍から見ても分からないはずだ。
それにコイツの言っている人は俺じゃない違う誰かの可能性もある。
そして学生寮へと着く。
以外に早かった、やっぱり近くまで来ていたんだな。
『じゃあありがとう。後は1人で平気だから』
『ぼ、もっ、もし良かったら連絡先交換しないかな?』
さっきまで静かに黙って居た城使が口を開いたと思ったら今の俺が言われたくない言葉NO.1のセリフだ。
『そうだね、忘れる所だった』
俺は携帯を取り出す。
『あっ!悪い携帯の充電切れてる。また今度で良いか?』
『う、ん……じゃあまた今度』
『あぁ、悪な』
『じゃあまたね悪戸君』
2人は俺に背を向け歩きだす。
俺は2人に向かって手を向ける。
『充電が切れてるなんてついてないな』
『ホントか分かんないけどね。けどやってやるわ』
『何を?』
コイツらに案内してもらって着くのに5分とたたなかった。
5分ならすぐに終わる。
あの女は俺を知ってるかもしれない。あの男は何度も連絡先を交換して来ようとするかもしれない。
俺はストレスがたまりやすいんだ。
『あれ?ここ寮?』
『あれ?お前が『ついて来い』って言ったんだろ?何?近道?』
次はあの女の中学時代の記憶を消す。
流石にその記憶を消すのには時間が掛かり過ぎる。
気絶でもさせてじっくり除くしかない。
まず最初にこの学校でのやる事が決まったな。
『ここでいんだよね?』
教室でもらった紙に俺の部屋が記されてる。
流石に寮内で迷子にはならないはず。
俺はドアを開け中に入る。
大人しい人が相部屋です様に。
『おっ!来た来た俺は今泉 明人(いまいずみ あきと)2組ヨロピクねっ!』
何か変にチャラい。
『悪戸 真樹人1組よろしく』
『何か暗くな〜い?マッキー』
誰が末期だ変なあだ名付けんじゃない!
まっクラスが違うだけ良しとするか。
俺は話かけられない様息を殺しクラスを出る。
寮は玄関を出て左の方に向かえばすぐ分かるらしい。
あれ?30分近く歩いているが寮らしき物が見当たらない。
どうやら俺は方向音痴というものらしい。普段は友達と集団行動をしていた為に迷うなんて事は始めてだ。
初日の登校も携帯の地図と前に同じ制服の生徒が居た為に迷うわず来れたが地図は意味が無く当たりには誰もいない。
『やばいな』
ふと思った事を言ってしまった。
『ちょっとテンマどこ行くの?』
後からそんな声が聞こえて来る。
ふと振り向くと城使 天馬と白井 翼の2人がいた。
こう見えて頭が良いので名前を覚えるのは簡単だ。
『確か2人は寮で生活するよね』
『うん、確か悪戸君も寮だよね良かったら一緒に行こう』
どうやら俺の自己紹介をちゃんと聞いていてくれたらしい。
『迷っていたから助かるよ、そう言ってくれるとありがたい』
『気にしないで困った時はお互い様だよっ』
『ありがとう』
俺は2人と一緒に寮へ向う。
ただ思った事がある2人共キラキラしているが城使という男は多分会話が苦手だ。現に今の所一言も喋っていない。
『ほら喋りなよ、大人しそうだし最初はこの子から仲良くなった方が良いと思うよ』
『うん、けど何を話せば良いか?』
ちなみに2人の声は聞こえてます。
困ったな正直道だけ教えてくれればそれでいいのに、あっちは仲良くなるつもりらしい。
the根暗を演出しているのにリア充オーラが溢れ出しているのか、根暗だから経験値を俺で稼ごうとしているのか連絡先でも聞かれたらヤダな。
『悪戸君はサッカーをやってたんだよね、高校でもサッカーはやるつもりなのかな?』
『いや、部活は正直考えて無い』
なるべく会話を広げない様にする。
『サッカーはどこを守ってたの?』
『ベンチです』
嘘ですフォアードです。これでもエースストライカーでした。3年の途中でやめたんですけど。
『正直あたしも水泳部には入ってたけどあたしより上手い人の方が多かったな』
『えっ!?』
城使が明らかに『えっ!?何言ってんの?ツバサ水泳すごく上手いじゃん』て考えてるな。
『確か夜戸中って運動部の競合だよねサッカーも強いって聞いたし』
よく知ってる。下手に嘘ついたらバレて面倒くさいか。
『あたし何度か夜戸中で泳いでるんだ、もしかしたら会ってるかもしれないね』
確かにウチの中学は設備が整っていて他の中学と合同練習なんて事も多々あった。
『夜戸中にね同い年のサッカー部のカッコイイ人がいてね名前は分かんないんだけど誰か分かるかな?ウチの学校のほとんどがその人目当てで行く人もいたんだけど』
『さぁ?運動が出来る人はほとんどがモテてたからいっぱい居すぎて分かんないかな』
会った事あったかな?探りを入れてる訳では無いと思う。今の俺は多分中学の連中にも傍から見ても分からないはずだ。
それにコイツの言っている人は俺じゃない違う誰かの可能性もある。
そして学生寮へと着く。
以外に早かった、やっぱり近くまで来ていたんだな。
『じゃあありがとう。後は1人で平気だから』
『ぼ、もっ、もし良かったら連絡先交換しないかな?』
さっきまで静かに黙って居た城使が口を開いたと思ったら今の俺が言われたくない言葉NO.1のセリフだ。
『そうだね、忘れる所だった』
俺は携帯を取り出す。
『あっ!悪い携帯の充電切れてる。また今度で良いか?』
『う、ん……じゃあまた今度』
『あぁ、悪な』
『じゃあまたね悪戸君』
2人は俺に背を向け歩きだす。
俺は2人に向かって手を向ける。
『充電が切れてるなんてついてないな』
『ホントか分かんないけどね。けどやってやるわ』
『何を?』
コイツらに案内してもらって着くのに5分とたたなかった。
5分ならすぐに終わる。
あの女は俺を知ってるかもしれない。あの男は何度も連絡先を交換して来ようとするかもしれない。
俺はストレスがたまりやすいんだ。
『あれ?ここ寮?』
『あれ?お前が『ついて来い』って言ったんだろ?何?近道?』
次はあの女の中学時代の記憶を消す。
流石にその記憶を消すのには時間が掛かり過ぎる。
気絶でもさせてじっくり除くしかない。
まず最初にこの学校でのやる事が決まったな。
『ここでいんだよね?』
教室でもらった紙に俺の部屋が記されてる。
流石に寮内で迷子にはならないはず。
俺はドアを開け中に入る。
大人しい人が相部屋です様に。
『おっ!来た来た俺は今泉 明人(いまいずみ あきと)2組ヨロピクねっ!』
何か変にチャラい。
『悪戸 真樹人1組よろしく』
『何か暗くな〜い?マッキー』
誰が末期だ変なあだ名付けんじゃない!
まっクラスが違うだけ良しとするか。
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