悪魔の力と天使の目と
#1 初日とある力と
ある人気者がいるとしよう。
その人物は学校内で知らない人はいない。
クラスで1番人気。男からも女からも人気。
頭脳明晰、運動神経抜群でもちろん容姿端麗で優しい性格のクラスのリーダーがいるとしよう。
そんな人物いるだろうか?
この物語は悪戸 真樹人(あくとまきと)と城使 天馬(じょうし てんま)と言う2人の物語。
高校デビューと聞くと皆、何を想像するか?
多分中学では暗くて友達ができなかったから?
または最悪虐めを受けていたから高校ではリア充になろうなどと中学時代良くなかったからやり直す。そんな事を連想する人がほとんどだと思う。
中学時代はリア充だったが高校からは部活にも入らず放課後すぐに帰り友達も作らない様にする何て事をしようとする者がいるだろうか?
ちみに俺は後者だ。
自慢じゃないが中学時代は頭も運動神経も顔も性格も良かった。少なくとも周りは憧れていた事は間違いない。
だが俺は高校からは静かに生きたいそう考えている。
『おっおい!待てよ!テメーのどこ中だよ』
今日から高校生、どこかで3人に絡まれている1人の人間がいる。
さっき俺は静かに過ごしたいそう言ったから俺が見て見ぬフリをするのは分かるだろう。
だがそうも行かない。何故なら絡まれているのは俺だからだ。
俺は路地裏へと連れていかれる。
さて皆ならどうするのか?正直分からない。
さっき言い忘れていたけど俺は苦手な事がない。つまりケンカも得意ってこと。
俺は目の前の3人をボコボコにした。
ボコボコにした3人はどうやら俺と同じ高校の制服を着ていた。
何をしてるんだ!静かに過ごすつもりないだろ!なんて事言われるかもしれないが俺にはある力がある。
3人から財布の中身を取り財布自体は返してやる。
『テメーの覚えてろよ!顔覚えたからな』
そんな事を言うチンピラに対して俺はおでこに手をそえる。
『悪戸 真樹人だ覚えておくと良い』
俺が今日から通う悪天(あくてん)高校。
俺は今日からここに住む。寮生活だ。
玄関前にクラスの張り出しがあるので自分の名前を確認し1組へと向う。
大丈夫!今日の為に俺は前髪を少し伸ばしボサボサで伊達メガネ。見た目は暗い人間に見えるはず。
教室に入ると既に何人か集まっている。
黒板に自分の席が何処なのか名前があった。1番左の1番前どうやら名前順らしい。
目立たなそうな位置で安心した。
1組は半分以上集まっていたが誰1人話をしないで席につき携帯を触っていた。
どうやら緊張して誰とも話せないらしい。
中学だったら小学校からの友達がいただろうが高校では同じ中学の人は少ないだろう。もし居たとしてもクラスが違ったりすると思う。
そこにキラキラした生徒が入って来る。
しっかりワックスで髪をキメ制服もピシッとしている。
何よりイケメンだ。周りの女子達も騒ぎ出す。
隣には可愛い女の子も。どうやら一緒に来たらしい。
仲良くなるのが早いのか元々知り合いなのか2人は話ながら黒板を見て自分の席に向う。
中学時代の俺だったら仲良くなっていたんだろうと少し考えてしまう。
ダメだ!俺は青春なんてしてたまるか!
チャイムが鳴りすぐに教師がやってくる。
『え〜これからすぐに体育館へと向い入学式を始める。終わったら自己紹介をしてもらうから今のうちに考えておけそれが終わったら明日の話と寮生活の生徒は寮の話をするそしたら解散だ』
この学校は寮生活をする生徒と家から通う生徒の2つに分かれる。俺は前者だ。
俺の担任は30代後半といったところの男性だ。見るからにやる気が無い。
『まだ1人来てないみたいだが時間が無い廊下に集まれ!廊下には番号順で2列だ。席が番号順だから分かるだろ!お前まで後でお前からまた前な。よし並べ』
めんどくさそうに見えたがしっかりしている様だ。いやなれているのか?
体育館から戻り自己紹介が始まる。
『じゃあお前から順番に自己紹介頼む』
教師に言われ席を立つと。
『遅れたー!』
廊下から遅れて生徒が入って来る。
朝俺がボコって気絶させた不良だ。
その生徒はクラスから注目を浴びまた俺だけが席を立っているのでその不良と目が合ったが不良はすぐに担任に向ける。
『その顔どうしたんだ?』
不良は顔が酷いことになっていた。
『いや〜それが覚えて無いんすよ』
『喧嘩じゃないだろうな!後で話を聞く。入学そうそう遅刻だ早く席につけ!お前は底だ』
『うすっ』
入学そうそう遅刻の顔パンパン覚えていないという変な生徒が注目を浴びクラス中が騒ぎ出す。
だが覚えていないのも無理は無い。それが俺のある力だからだ。まっその話はまた後でしよう。
『自己紹介いいですか?』
『ああ悪い始めてくれ』
少し驚いた様に見られたが気にせず後ろを向き自己紹介を始める。
『夜戸(やと)中から来ました悪戸 真樹人です。中学ではサッカー部に入っていました高校では寮生活になりますよろしくお願いします』
無難だ実に良くも悪くも無い自己紹介を出来た。
周りは『以外』みたいな目で見てるが気にしない。
もしかしたら『喋るんだ』とか思われたのかな?自己紹介変だったのかな?
本来だったら少なすぎて『それだけ?』とか思われるかもしれないが俺調べでは中学と名前だけで良いらしいが、『他にはないか?』とか言われたら面倒だったので少し付け加えたのだが。
後は自己紹介が終わってくれるのを待つだけだ。
後ろの生徒が立ち自己紹介を始める。
『……えっと佐賀中から来ました伊藤 繭(まゆ)です……えっとよろしくお願いします』
それだけ!後ろの生徒は座り次の生徒が立つ。
出身中学と名前だけ!教師も何も言わない!あれでよかったの!?
周りの生徒を見ると少し落ち着いて居た。
まさか『最初の奴みたいに個人情報そんな言わなくてもいいよな』とか『中学と名前だけでいいんだよな?』みたいな事考えるのか?
自己紹介だけでもこんなに難しいとは。
その人物は学校内で知らない人はいない。
クラスで1番人気。男からも女からも人気。
頭脳明晰、運動神経抜群でもちろん容姿端麗で優しい性格のクラスのリーダーがいるとしよう。
そんな人物いるだろうか?
この物語は悪戸 真樹人(あくとまきと)と城使 天馬(じょうし てんま)と言う2人の物語。
高校デビューと聞くと皆、何を想像するか?
多分中学では暗くて友達ができなかったから?
または最悪虐めを受けていたから高校ではリア充になろうなどと中学時代良くなかったからやり直す。そんな事を連想する人がほとんどだと思う。
中学時代はリア充だったが高校からは部活にも入らず放課後すぐに帰り友達も作らない様にする何て事をしようとする者がいるだろうか?
ちみに俺は後者だ。
自慢じゃないが中学時代は頭も運動神経も顔も性格も良かった。少なくとも周りは憧れていた事は間違いない。
だが俺は高校からは静かに生きたいそう考えている。
『おっおい!待てよ!テメーのどこ中だよ』
今日から高校生、どこかで3人に絡まれている1人の人間がいる。
さっき俺は静かに過ごしたいそう言ったから俺が見て見ぬフリをするのは分かるだろう。
だがそうも行かない。何故なら絡まれているのは俺だからだ。
俺は路地裏へと連れていかれる。
さて皆ならどうするのか?正直分からない。
さっき言い忘れていたけど俺は苦手な事がない。つまりケンカも得意ってこと。
俺は目の前の3人をボコボコにした。
ボコボコにした3人はどうやら俺と同じ高校の制服を着ていた。
何をしてるんだ!静かに過ごすつもりないだろ!なんて事言われるかもしれないが俺にはある力がある。
3人から財布の中身を取り財布自体は返してやる。
『テメーの覚えてろよ!顔覚えたからな』
そんな事を言うチンピラに対して俺はおでこに手をそえる。
『悪戸 真樹人だ覚えておくと良い』
俺が今日から通う悪天(あくてん)高校。
俺は今日からここに住む。寮生活だ。
玄関前にクラスの張り出しがあるので自分の名前を確認し1組へと向う。
大丈夫!今日の為に俺は前髪を少し伸ばしボサボサで伊達メガネ。見た目は暗い人間に見えるはず。
教室に入ると既に何人か集まっている。
黒板に自分の席が何処なのか名前があった。1番左の1番前どうやら名前順らしい。
目立たなそうな位置で安心した。
1組は半分以上集まっていたが誰1人話をしないで席につき携帯を触っていた。
どうやら緊張して誰とも話せないらしい。
中学だったら小学校からの友達がいただろうが高校では同じ中学の人は少ないだろう。もし居たとしてもクラスが違ったりすると思う。
そこにキラキラした生徒が入って来る。
しっかりワックスで髪をキメ制服もピシッとしている。
何よりイケメンだ。周りの女子達も騒ぎ出す。
隣には可愛い女の子も。どうやら一緒に来たらしい。
仲良くなるのが早いのか元々知り合いなのか2人は話ながら黒板を見て自分の席に向う。
中学時代の俺だったら仲良くなっていたんだろうと少し考えてしまう。
ダメだ!俺は青春なんてしてたまるか!
チャイムが鳴りすぐに教師がやってくる。
『え〜これからすぐに体育館へと向い入学式を始める。終わったら自己紹介をしてもらうから今のうちに考えておけそれが終わったら明日の話と寮生活の生徒は寮の話をするそしたら解散だ』
この学校は寮生活をする生徒と家から通う生徒の2つに分かれる。俺は前者だ。
俺の担任は30代後半といったところの男性だ。見るからにやる気が無い。
『まだ1人来てないみたいだが時間が無い廊下に集まれ!廊下には番号順で2列だ。席が番号順だから分かるだろ!お前まで後でお前からまた前な。よし並べ』
めんどくさそうに見えたがしっかりしている様だ。いやなれているのか?
体育館から戻り自己紹介が始まる。
『じゃあお前から順番に自己紹介頼む』
教師に言われ席を立つと。
『遅れたー!』
廊下から遅れて生徒が入って来る。
朝俺がボコって気絶させた不良だ。
その生徒はクラスから注目を浴びまた俺だけが席を立っているのでその不良と目が合ったが不良はすぐに担任に向ける。
『その顔どうしたんだ?』
不良は顔が酷いことになっていた。
『いや〜それが覚えて無いんすよ』
『喧嘩じゃないだろうな!後で話を聞く。入学そうそう遅刻だ早く席につけ!お前は底だ』
『うすっ』
入学そうそう遅刻の顔パンパン覚えていないという変な生徒が注目を浴びクラス中が騒ぎ出す。
だが覚えていないのも無理は無い。それが俺のある力だからだ。まっその話はまた後でしよう。
『自己紹介いいですか?』
『ああ悪い始めてくれ』
少し驚いた様に見られたが気にせず後ろを向き自己紹介を始める。
『夜戸(やと)中から来ました悪戸 真樹人です。中学ではサッカー部に入っていました高校では寮生活になりますよろしくお願いします』
無難だ実に良くも悪くも無い自己紹介を出来た。
周りは『以外』みたいな目で見てるが気にしない。
もしかしたら『喋るんだ』とか思われたのかな?自己紹介変だったのかな?
本来だったら少なすぎて『それだけ?』とか思われるかもしれないが俺調べでは中学と名前だけで良いらしいが、『他にはないか?』とか言われたら面倒だったので少し付け加えたのだが。
後は自己紹介が終わってくれるのを待つだけだ。
後ろの生徒が立ち自己紹介を始める。
『……えっと佐賀中から来ました伊藤 繭(まゆ)です……えっとよろしくお願いします』
それだけ!後ろの生徒は座り次の生徒が立つ。
出身中学と名前だけ!教師も何も言わない!あれでよかったの!?
周りの生徒を見ると少し落ち着いて居た。
まさか『最初の奴みたいに個人情報そんな言わなくてもいいよな』とか『中学と名前だけでいいんだよな?』みたいな事考えるのか?
自己紹介だけでもこんなに難しいとは。
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