イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜
銭湯品質向上委員会襲来
「我々はこの王宮内の浴室の水質悪化の知らせを受けてここに来たんだ。何か前と変わったことは?」
些細なことでもいいんだ、とサブローと名乗った男は付け足す。
「でも変わったことと言われても…入るの1回目ですし…ねぇ、主?」
というか王宮内の浴室って銭湯ではないのでは?と全力でツッコミたい。
「うん?そうだね。タオルで遊ぶの楽ししー!!ルイも遊ぼーよ」
「えっ、い、いやしかし…」
タオルって浴槽に入れたらダメだった気がする…ていうかこの人達に見られたら危ないタイプなのでは…
バタバタと背後で音がする。
 アルジかタオルを浴槽に入れて遊んでいるのを男達の目に入った瞬間、その大多数が顔を真っ赤にして倒れた。
「大丈夫ですか?」
「あーほっとけ、そいつら女性経験が無いんだ。だから王都の歓楽街に行っとけとあれほど言っておいたのに…」
「あ、そうなんですね…えーと名前が分からなくて、ハハ、すみません」
「お、そうかまだだったか。俺はジローという。ジョブは騎士だ、そこのサブローの兄でもある」
  浴槽のお湯を試験管に入れていたサブローは兄さん、僕はもう自己紹介したよ、と振り返る。
「あ、私はルイ、そこの人はアルジ。名乗るのが遅くなってすみません」
ぺこりと頭を下げる。ジローの顔が赤なっていることに気づき声を掛ける。
「あの、大丈夫ですか?顔赤いですよ?」
「出来れば、その…服を…」
「ん?服…どういうことだ?ん!?」
この日、ルイには新しく「恥ずかしい」という感情が芽生えたのだった。
些細なことでもいいんだ、とサブローと名乗った男は付け足す。
「でも変わったことと言われても…入るの1回目ですし…ねぇ、主?」
というか王宮内の浴室って銭湯ではないのでは?と全力でツッコミたい。
「うん?そうだね。タオルで遊ぶの楽ししー!!ルイも遊ぼーよ」
「えっ、い、いやしかし…」
タオルって浴槽に入れたらダメだった気がする…ていうかこの人達に見られたら危ないタイプなのでは…
バタバタと背後で音がする。
 アルジかタオルを浴槽に入れて遊んでいるのを男達の目に入った瞬間、その大多数が顔を真っ赤にして倒れた。
「大丈夫ですか?」
「あーほっとけ、そいつら女性経験が無いんだ。だから王都の歓楽街に行っとけとあれほど言っておいたのに…」
「あ、そうなんですね…えーと名前が分からなくて、ハハ、すみません」
「お、そうかまだだったか。俺はジローという。ジョブは騎士だ、そこのサブローの兄でもある」
  浴槽のお湯を試験管に入れていたサブローは兄さん、僕はもう自己紹介したよ、と振り返る。
「あ、私はルイ、そこの人はアルジ。名乗るのが遅くなってすみません」
ぺこりと頭を下げる。ジローの顔が赤なっていることに気づき声を掛ける。
「あの、大丈夫ですか?顔赤いですよ?」
「出来れば、その…服を…」
「ん?服…どういうことだ?ん!?」
この日、ルイには新しく「恥ずかしい」という感情が芽生えたのだった。
「イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
勇者であり魔王である
-
11
-
-
異世界英雄のレイン (旧題:異世界英雄の創造主)
-
108
-
-
異世界転生〜女神から貰ったスキルは表裏一体でした〜
-
55
-
-
邪神使徒転生のススメ
-
142
-
-
異世界転生した俺は最強の魔導騎士になる
-
15
-
-
転生したら魔王軍に連れていかれました
-
221
-
-
能無しの俺は魔王さんの幹部〜魔王さんは優しい〜
-
23
-
-
白と華と魔王と神と
-
36
-
-
最強は絶対、弓矢だろ!
-
169
-
-
俺、異世界でS級危険人物に認定されました
-
1,008
-
-
異世界に転生したら人化できるカマキリでした!?
-
135
-
-
勇者でわなく魔王で呼ばれたから頑張って生きる
-
174
-
-
転生者、兵器道を極める
-
26
-
-
異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと幼馴染の異世界生活~
-
271
-
-
スキル盗んで何が悪い!
-
35
-
-
ラスボス転生!?~明日からラスボスやめます~
-
14
-
-
一級警備員の俺が異世界に転生したら一流警備兵になったけどなんか色々勧誘されて鬱陶しい
-
22
-
-
治癒+魔族=毒
-
4
-
-
天使の力を授かった僕は、勇者よりも強いんですが…
-
32
-
-
なんか伝説の剣の付喪神になっていたので勇者と共に魔王倒します。
-
113
-
コメント