イタダキマス〜とりあえず魔王の手下になって世界作り直します!あれ?なんかループしてない?〜

駅構内の狂っぽー

気付かなかったけどTSしてた。 てか気を失った。(物理)

国王は何かと付けて契約書を書かせようとしてくる。仕組みは分からないが、どうやら魔力を流せば本当の文面が浮かび上がる紙だという。とりあえず休みたいので別室を用意してもらう事になった。
「ふぅー、死にそうだ。」

『否、主に死亡の要因となるような症状は認められません。それでも何か異常を感じておられますか?』

そういう事じゃない、なんてどう言えばいいのか。 冗談だよーとでも?

「もういいよ、建物の構造は解析出来たか?それだけ教えて欲しい」

『少しだけ邪魔が入りましたが、概ね完了しました。あ、胸では無いですよ?』

「何言ってんだ?地図、出せるか?」 

『了解、手元に転送します』

手元に地図が現れる。王宮は2階建てで、今いる場所は宝物庫のすぐ近くだ。

「なぁ、脱出前に宝物庫に行った場合の成功率はどれくらいなんだ?」

『おおよそ一般人なら30%くらいに低下するようです、まぁ主なら70%は保てるかと。主は丈夫ですからね、胸以外は』

「は?なんだお前、でも70%なら盗っていっても大丈夫っぽいな。てかさっきから胸ネタが多いんだけどなんなの?俺男だけど?胸板薄くて悪かったな」

『いやいや、胸板云々では無くてですね、まず確認なさったらどうです?鏡お出ししますね』

鏡出てねぇぞ、と思ったその時。頭に大きな衝撃を感じて前に倒れる。








ん…なんだ?俺、いや、僕はなんだったかな。誰だったっけ?いや、なんだったっけ
全然分からないや。なんでこんな変な服なんて着てるんだろうか。頭に声が響いて痛い、ガンガンする。

『主!主?大丈夫ですかー?失敗してしまいましたー。座標間違えちゃいました』

「頭に響くからやめて、君は誰?」

『主、そんなつまらないジョークはやめてください。ていうかこうする以外に喋れないんですけど…あとは実体化ですかね』

「もういいっ!頭が痛くならないならそれでいいっ!」

頭から少しずつ光の粒が抜けていく、そして粒は目の前で段々形を整えていく。

「もう、エッチですねぇー主は。あれ?」

「主?って誰?それよりもあなたはなんで裸なの?」

「いやいや正確には裸カーディガンですね。あれ?これ下着すらないんですか?」

目の前に現れた少女はカーディガンを羽織っただけの姿で出てきた。

「名前はなんて言うの?」

「主そんなこと言わせるんですか、名前ですか…考えた事も無いですね」

「じゃあさ、私の名前は?」

「え?うーむ、主ですかね」

「私はアルジって言うの?」

「恐らくですが。(名前聞いてなかった)」

「あなたは…ルイって呼ぶね」

カーディガンの方の少女は青い髪を弄りながら適当に答える。

「なんでルイなんですか?主」

「そんな気がしたの、あと青い髪が綺麗」

こんなんで大丈夫なのか。とルイは考えたが、元の主の計画の成功率に思いを巡らせると口角を上げた。




個体名 金澤 凶星 (アルジ)Lv 23
種族 妖精/悪魔/人間
職業 第1職業 処刑人 第2職業 勇者
称号 悲運の者 転移者 贈り物を受け取りし者 聖騎士殺し 克服者 
虐げられし者 効果:自分より強い者との戦闘では少し有利になる。
電撃の精霊の主 効果:どこでも雷魔法が使える。
パッシブスキル 模倣Ⅴ(+1)
エクストラスキル 五感スキル(+1)成長促進(+1)黙示録(+1)捕食(+1)運命論者(+1)
スキル 鋼鉄化 Ⅳ 擬態 Ⅳ 超速再生 Ⅲ 痛覚耐性 Ⅲ 悪魔魔法 Ⅱ 妖精魔法 Ⅰ 時空魔法 Ⅰ 雷魔法 Ⅳ 言語理解 Ⅲ 技能改変 Ⅴ 魔力操作 Ⅰ 人心掌握 Ⅰ 腕力強化 Ⅱ 剣術 Ⅲ 脚術 Ⅰ 手品 Ⅰ 目利き Ⅰ 縮地 Ⅲ 結晶操作 Ⅰ 体感時間延長 Ⅰ 赤城流雷纏武術 Ⅰ 痛覚耐性 Ⅲ
能力値 筋力 58 防御 48 体力 92 俊敏 67 魔力 74

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