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reverse of color~魔法の世界で俺は剣術だけを使いたい!~

兄ふぐ

1章十七話 モンスターアーマー戦



 あのモンスターがこちらに向かって、ダッシュする時に、右腕と右手の鎧が剣に変わっているのに気づいたノワールが、マナに言った。

  「右腕の鎧が、剣に変わってるよ。右腕になら、攻撃効くかもよ。」

 今更だけど、あのモンスターの名前は、モンスターアーマーって言うらしい……。さっき魔法で調べた……こんなに余裕が無いのに……。

 モンスターアーマーの性質上鎧をまとっている状態だと、ほとんど攻撃が効かったことに今気づいた。ちなみに結構魔力を使っているし、戦闘が1時間を超えてきて魔法薬も使い果たしたから、ピンチである。おそらく、このままだと確実に負けるから、どっかで逃げるか、あのモンスターを倒すかでも、倒すには、何かしらの強い一撃が必要だけど、多分このタイミングでフォースを使うと、体の一部が使えなくなる代償が来てしまいそうなのと、結構魔力を使うのに、今はほとんど無くなっているので、なるべく使いたくない……、他に何かしらの倒せる方法はあるのだろうか。
 色々考えているうちに、モンスターアーマーがまだダッシュしている……あれ、手に持っている武器が違った。左側の腕の鎧を使って、両手斧になっていた。武器変更も、出来るのか……。

 近接で、攻撃をされた時に跳ね返せる魔法はあるけど詠唱が長すぎて、使い物にならない……敵はあと、30メートルぐらいの距離に居た。多分回避するなら余裕があるが、魔法を使おうとすると、多分間に合わないので、回避することにした。

 あとは、回避のタイミングを測るだけになったところで、モンスターアーマーが10メートルまで来た時に、まさかの両手斧をダッシュした勢いで、投げてきた。そして、一瞬だけ両手斧に術式の詠唱が刻まれた。
 そうしたら、モンスターアーマーが投げた両手斧がノワールの後ろの柱を綺麗に崩した、手に何も持たないまま、モンスターアーマーは、ノワールの方に突っ込んでいった。
 急に後ろの柱が崩れて瓦礫が落ちてくるのに気づいたら時にはもう前からモンスターアーマーが突進してきてる。
 とりあえず、左側に飛び込んで回避したが、足だけが遅れてしまって、瓦礫の下敷きになってしまった。
 マナはこの状況を分かったのか、あのモンスターの注意を引くために、少し小さめの挑発用の弾を使える銃に切り替えて、連射していたが、あまり効果がないらしく、こちらを向かずに行ったので、ノワールに言った。

 「フォースは使わないの?」

  「フォースは今の状況じゃあ使えないな。魔力足りないし。」

 ってことは、今ノワールは何も出来ないってことだよね……それって、かなりやばいよね、モンスターアーマーは、こっちに反応しないし……。

 なんて色々考えているうちに、モンスターアーマーが両手斧を持ってきたのか、ノワールの近くに行っていた。
 
 そして、そのまま両手斧を振りかぶった。

 その時、一筋の光が両手斧を弾いて、モンスターアーマーもろとも遠くに飛ばした。

  「お前達二人でも、倒せないのかよ。情けないな。
                        あとは、俺がやっとくから下がってろ!」

 と、この前の大会の優勝者が登場した。

 少し遅めの登場で、苛立ちはあるけど、このタイミングで来るとは思ってなかった。
 
 モンスターアーマーの相手をしてくれるって言ってたから、とりあえずノワールを助けるために、瓦礫をどかして、さっきの衝撃で倒れた柱の影の近くにある、まだ壊れてない柱のところまで、ノワールを連れてった、とりあえず、治癒魔法をかけておいて、蒼太の方を見ると、モンスターアーマーは、また武器を変えていて、が両手に1本ずつ剣を持っていた。

 そして剣を打ち合っていた……互いの剣が当たるたびに火花が出てきていた。こんな剣の打ち合いが、5秒ぐらい続いて、蒼太が少し後に下がって、から左手に持った時空剣クロノスを担ぎながら、モンスターアーマーに突っ込んでいった、それに対して、モンスターアーマーは、右下からの切り上げをする構えになっていた。

 そして、剣が当たったかと思ったら、モンスターアーマーの剣に少し当ててから力を抜いて……流してから、蒼太の右手に持ったアブソリュートが赤い光を放った、そのまま水平斬りをして、モンスターアーマーの鎧に当たった瞬間に全てを斬るというイメージしながら、アビリティを発動させた。
 剣がだいたい腹の辺りで止めた。そして、手首を上·右·左下と、動かしてから、右側の方に剣を動かしたら、斬ったところから、すごい量の鮮やかとは言えない色の血が、出てきていたが、続いて左手でも同じことを斬り方を逆にしたら、モンスターアーマーは後に倒れた。ノワールが蒼太の戦いを見れるようになってからすぐに、

  「蒼太!後ろ見て!」
 
 ノワールが蒼太に言った一言で、戦いはまだ終わっていないことが証明された。
 もう一度立ち上がったモンスターアーマーは雑魚のモンスターと、融合して一体のモンスターになっていて、両腕が大剣になっていた。その両腕の大剣は赤くなっていて、生者の生き血を求めているかのような色になり、モンスターアーマー自体も、剣に近い色になっていた。

  「やっぱり、まだ倒せてなのかよ!」

 蒼太は、まだ倒せてないことが分かっていたのか、すぐに迎撃態勢をするべく、剣を構えているのかなと、思ったけど、右手にだけ剣を持っていた。
 どうしてだろうか、なんて聞く前に、蒼太は走り出していた…。

  「銀の力よ!  俺の剣に銀の輝きを!」

 と、詠唱していたが、最初に剣が少しだけ光っただけで、あとからは、何にも変化が無いままに突っ込んでいる……あれ、銀色の色彩魔法ってあったっけ?
 あと、なんで蒼太が色彩魔法使えてるのか?
 しかも失敗してるし……。

 と、考えて見ていたら、蒼太は魔法を使うのを諦めていて、左手にも剣を持っていた。
 少しでも援護をしようとして、立ってみようとするけど、全く足が動かなかった……さっきの柱が落ちてきて足の骨が折れてしまったらしい。
 私が立とうとしている間にも蒼太は戦っているのに…。

 せめて、何か出来たらいいのに……なんて思いながら、戦いを見る事にした。
 

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