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reverse of color~魔法の世界で俺は剣術だけを使いたい!~

兄ふぐ

1章十五話 探索ってこんなんだっけ?



 昨日は、なんだか色々あったけど、俺はすぐに寝たがそのまま話していた二人が寝不足を目で訴えてきている……何故寝なかった?しかも、明日のことについても話したじゃないか。やっぱり探索するの、明日に変更かな……なんて思っていたら、寝不足の二人がそれでも行くって言っていたので、″仕方がなく″行くことにした。絶対明日にしといた方がいいと思っていたが、あえて言わなかった。

 そうして、今回の探索する、廃城の前に来たけど、結構大きい敷地であったけど、廃城自体はあまり大きくないので、これは、地下とかにボスがいるパターンだよななんて、前の世界でやっていたゲームを思い出した。
 でも、探索するのに2日ぐらいは、かかる予定になりそうだったから、寝不足気味な二人の心配いらないよな……。

  「とりあえず、中に入るぞ、いいな。」

 と、一応の合図をした。
 廃城の門を通ったら、まず分かったことは、とても古い。なんでこんなに苔とか、蔦とかあるんだよ。
 廃城と言っていたから、少しは城って分かるぐらいだろうなと、思っていたが、まさかの城の外壁すらもすごい緑なんですよー。自分でも、やっぱり笑えないぐらいの真緑な城の壁をみた。

  「苔とか、蔦ばっかりだけど、大丈夫か。」

 と、ここでも注意を促した。あ、やっぱり案の定ノワールあたりがこけると、思っているなんて言おうとした途端に、こける。そこでも、俺は、大丈夫かと、聞いた。まあ、無理もないよな、こんなにも出っ張ってる蔦なんて、どこにあるんだよ。と、ツッコミたくなる程の蔦がほとんど足場を埋めつくしているから、普通に危ないな。そんな事を思っていると、ノワールが魔法を使っていた。

  「白の力よ! 私に翼を与えたまえ!」

 え、今翼って言ったよね。なんて思っていたけど、今のノワールには翼はないけど、普通に飛んでいたから、なんで飛んでるんだ。と、聞くと、

  「さっき使った魔法の力だよ。まあ、翼なんて見えないだけだし、制限時間はあるけどね。」

 見えない翼とかすごいな、なんて関心していると、俺もこけそうになった。俺も魔法使いたい……。

 なんでこんなに蔦だけで苦戦してるんだ……と、思ってしまった。この先が思いやられる……。城に入って、最初の大広間を真っ直ぐに通っている時に思った。ボスもやばそうな奴が出てきそうだな……。なんて心配するよりも、寝不足である二人を心配した方がいいような気がした。

 途中で、ノワールの使っていた魔法の効果時間が切れて、歩いている時にもう1回蔦でこけた後に、1回火で蔦を燃やそうとしたけど、燃やしたら、城全体が火の海になって、多分俺達も巻き込まれることが、脳内シュミレーションで確定してしまったので、辞めさせた。

  「そういえば、二人が苦手なモンスターとかっている?」

 なんて聞いたら……ノワールがすごい勢いでこっちを向いて、言った。

  「アンデット系のゴーストは絶対無理!!」

 あ、オバケが苦手系な感じなのか……。これは、お化け屋敷とかに連れてったら、いい反応してくれそうだな。
 ノワールがオバケが苦手なことは分かったと、思ったので、マナの方に目を向けると……。あれ、どうしたのか、なんだか鋭い視線を向けてきた。なんか、俺が地雷を踏んだみたいなことをいってくるかのように。それを見た俺は少しだけ、煽ってみることにした。

  「やっぱり、マナは苦手なモンスターとかいないよな。」

 そう言ってみると……。予想どうりに、もちろんいないわよ。と、言っていたので、今更苦手なモンスターいるとか言っても知らないからな。と、言っておいた。
 こんな感じに、煽ってからの反応を楽しむこともある。理由はもちろん、なんか楽しいから。

 でも、なんでこんなにモンスターが出てこないのか………なんかあるのか。そんな事を思っていても、何にも変わらないから、とりあえず次の広間を見えてくるぐらいで少し様子を見ようと、歩いて行って、広間を覗くと、そこはとても静かで、ほとんど何も無いドーム状の空間が広がっていて、蔦や苔はもちろんほこりひとつ無い綺麗な空間が広がっていた。今まで通ってきた道が蔦だらけだったから、すごく怪しい……。

 とりあえず近くにあった石を投げてみた。そうしたら、綺麗なコーンという音が空間に響いた。入った途端に発動する魔法は無いように見えるな……。
 
 そして、広間の奥にあった通路の奥を見てみると……螺旋階段みたいな物が見えた。それを報告しようとして、二人を見てみると。やっぱり、話していた。何の警戒もなしに、あれ、もしかして、真面目にやっているのって俺だけなのか………。あ、もういいや、とりあえずノワールに言った。


  「なあ、二人とも、探索する気あるのか?やっぱり探索明日にした方が良かったんじゃないのか?」

 と、言っておいて、注意しておくはずだったのに、ノワールが、

  「でも、魔法で結界作って、モンスター来てるなら反応するから、それからでも大丈夫でしょ。」

 と、言ったけど、俺としては、もう少しだけ真剣に探索して欲しいだけなんだけどな……。まあいっか、じゃあとりあえず俺は別行動するから、と言って、少し喧嘩したみたいな感じになってしまった。俺は別行動をすると言ったあとは適当に走ってきたから、全くをもって道を覚えていない。まあ、いいや。とりあえずこっちはこっちでやらせてもらうか…。

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