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reverse of color~魔法の世界で俺は剣術だけを使いたい!~

兄ふぐ

1章十二話 大会本戦



 俺は何とかレベル500のボスであった、魔炎竜デビルインフェルノをアビリティを使って倒すことが出来た。
 よし、これで大会の本戦に行くことができるななんて、言うぐらいの余裕を持って、待機部屋の椅子に座っている時に、大会の係の人がものすごい音をたてて、扉を開いてから言った。

  「トーナメントは、いきなり決勝からです!」

 え、まじかよ………。でも、俺としては、少し嬉しい展開だったが、相手は誰なんだろうと、思って大会の係の人に聞こうとしたら……もういなかった。
 なんでいないんだよ。と言いたくなるほどだった。

 まあ、俺はもう準備はいいんだけど……と、思っていたが、戦う前にノワールと、話しておきたいことがあった。でも、とりあえず決勝が終わってから話すことにして椅子から立ち上がって、決勝が行われる観客がたくさんいる、闘技場にいった。観客の中にもちろんノワールもいる。やっぱりこうゆう時って勝たなきゃダメな感じがあるな…なんて考えていた。




 会場に着いて、まず思ったことは、観客の席は少しって言わないぐらい高いところにあった。それと、周りの壁が、壊れなそうな、光沢のある岩みたいな素材で、出来ているように見えた。なんか、決勝のためだけに作られた特設のフィールドみたいな感じだな。

 そろそろ決勝の相手が来るはずなんだが………遅いな。
 今の俺の装備は、とりあえずアブソリュートと、クロノスの両方あるが、アブソリュートだけで、戦うことを想定しているから、アブソリュートだけを持っている。ちなみに武器の入れ替える魔法くらいは使えるようになった。色彩魔法だけは適性がないのは、とても悲しいことだけど。

 決勝の相手が見えた時に、すごい驚きを感じた。

 決勝の相手があの大会の予選の前に話していたあの黒髪のツインテールの少女であったからだ。とりあえず、

  「こんなところまで来たんだな。」

 と、言っておくと、

  「あんたもここまで来れる実力があったんだね。」

 と、普通に舐められた………

 そうこうしているうちに、結構高いところで何かしらの話が終わったらしい、審判らしい人が来て、ルール説明をした。 とてつもなく長かった。

  簡単にまとめると、相手を殺すこと、殺すのに匹敵することを禁止していってるって言っていた。

 そして、審判の人が言った。

  {これより、 蒼太 対マナの試合を始める!}

 あ、今目の前にいる少女は、マナって言う名前なんだと、戦いからちょっと外れる思考になりかけたから、剣を構えるのが少し遅れた。しかし、お互いが構えないと始められないっていうルールに守られた。改めて、ルールの大切さを知った。

 とりあえずアブソリュートを中段で構えた。そうしたら、マナが2丁の拳銃を持っていた。
 え、銃使うのかよ。まじかよ…なんていまさら言えずに、俺も両手に剣を持つことにした。

 始まりの合図と、共に俺は、右前方に駆け込んだ。ある程度行ったら、切り返しをして間合いを一気に詰めるつもりだ。
 しかし、俺の予想とは裏腹に、マナが俺の足元に弾を撃って来ていた。しかも結構当たりそうで当たらないところに撃っていた。あれ、もしかして俺を誘導してるのかと、気づいた。
 
  「ようやく、私の策略が分かったのかな。」

 なんて戦っている時に言っていたから、

  「何のことかさっぱりだな。」

 と、適当に返した。でも、こちらがまだ不利な状況であることは分かっているけど…こんな一瞬思考をしているだけで、銃弾が頬をかすりそうになった。
 やっぱりわざと外してる。 絶対俺の本気を見たいような動きにしか見えない。まだ俺は、マナの撃ってくる銃弾を一発も当たっていなかったが、そろそろ当ててくるように、だんだんと、弾痕が避けているはずの俺のところに来ている。俺は、まだ武器のスキルやアビリティを使う気にはならなかった。
 そろそろリロードしないと弾が無くなるんじゃないかな…って思った瞬間にリロードするのか、弾を撃って来なくなった。

  「クイックリロード」

 両手に持っている銃を一回転させた。まさかその一回転だけでリロードが終わってるのか………これどうやって勝つのかわかんないな。
 この瞬間に俺はアビリティを使うことを覚悟した。
 
 「あれ、まさかの女の子相手だからって手加減でもしてるって言うつもり?」

 あ、やっぱり煽られた。でも本当の事だから反論できないな。

  「ああ、手加減しまくってるよ!」

 さてと、そろそろ本気出さないと観客の人にも悪いかなって思い始めてきた。から、俺はアビリティを発動した。

  「クロノスよ! 俺に時間をくれ!」

 俺の左手に握られていた。黒い方の剣の赤い装飾から出てきた、赤い光が辺りをつつんだ。
 こんな、時間を止めるぐらいしてもいいよね。
 そしてマナの周りで斬撃を残して、足元の地面を少し、えぐるようにして削って、絶対に体制が崩れるようにして、時間を普通の流れに戻した。

 両手に持っている銃を綺麗に遠くに飛ばしておいた。それと、もちろん剣は全部寸止めしている。
 
  「え、何があったの?」

 なんて言って困惑しているマナに向かって言った。

  「残念だな! 俺の勝ちだ!」

 勝ち誇ったように言ったけど、ギリギリの戦いだった。
 アビリティの二つ発動は、体の負担やばい……なるべく使わないようにしよう。

 とりあえず、アビリティを使った。ってことを言っておいた。

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