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reverse of color~魔法の世界で俺は剣術だけを使いたい!~

兄ふぐ

1章一話 森での目覚め

 

 次に目を覚ましたら、見たこともないような草花が沢山生い茂っている草むらの中にある木に寄りかかって居た。

  「ここは、どこだ」

 と、言ったけど答える人はいないという悲しい感情が芽生え始めそうになった時に、ふと聞こえた獣の吠える声(もはや吠えるの音量ではない)が聞こえて、気になってしまったので、様子を見に行くために、森の奥に進んでいった。







 思っていたよりも遠くにさっきの声の主はいる訳ではなかった。そして、少し開けたところに来た、木の影で様子を伺っていると、1匹の全長2メートルぐらいの巨大な狼が、何か判別できないような肉塊に食らいついていた、光景を目の当たりにした。

 こんな状況で今更気づいてしまった事があった。

  「そういえば俺の装備している武器は……」

  腰に付いている剣らしき物は頼りなさそうで、もはや何で作られているのか分からない剣が1本だけっていう装備であって、絶対に目の前にいる狼には、勝てないことが確定している装備である。それに加えて何故か服装が、学校の制服から私服もちろん俺のものではないになっていた。何らかの防具が欲しかった…俺の私服だと、多分一回も攻撃をくらうとOUTな感じだよな…頼りないな…それと、この剣みたいなのって剣なのかな…全く剣って思えないような軽さだったらって、そんなことを考えているうちにあの巨大な狼が肉塊を食い尽くしてしまっていた。
  
  「あ…やばい!逃げるタイミング逃した…ってなんで見てたんだよ。」

 あの巨大な狼が、こちらに気づいた。そして、こちらに寄って来ている時には、もう逃げるのは無理だと分かったから、どんな感じに受け流すのか考えていると……狼に一瞬だけ魔法陣らしきエフェクトが見えた気がした、
 あの巨大な狼は思わぬスピードで、突進をしてきた。それを俺は右側に避けて、何とか回避することが出来たが
、砂埃が舞ってしまった。
 目に砂埃が入らないように少し後に下がってから、次の攻撃が何かを予測しようと巨大な狼を見ようとしていると、とある事に気がついた。

  「あの狼どこいったんだ。」


 あの巨大な狼を見逃すことはないはずなのに何故か見当たらない…少し焦ってきた、辺りを見渡した時にちょうどさっき見ていた後ろを見た時に、ガサッと草から出てきた音がして、巨大な爪が背中を右上から左下にかけて走った。

  「ぐはっ……クソっやられたな…。」

 背中の傷から大量の血が、飛び散った。5メートルぐらい飛ばされてから、ちょうどあった岩に勢いよくぶつかって、口の中が血でいっぱいになって、そのまま自分の足元に血を吐いた。そして、地面にそのまま自分の吐いた血で出来ている、血溜まりに倒れ込んでしまった。
 背中の傷からは大量の血が垂れ流れていた。
 そして、地面に倒れて起きれないでいる俺は、唯一の武器である剣らしきものを剣だと思って、受け流すための角度に持って、受ける体制に入った瞬間にあの狼が俺の血がついた爪で、さっきと、同じ軌道を描いて動いてきた。
 
 剣らしきものが爪に当たった瞬間に砕けるとわかった時には、もう既に遅く、少しでも俺から外れたところに爪が当たることに期待をしたが………不幸なことに、爪の軌道は変わらずにそのまま俺に向かって襲いかかってきたその瞬間に……


 「赤の力よ! その業火を持って目の前の物を焼き尽くせ!」

 と、全く聞いたことのない呪文?の詠唱らしきものを聞いた。

 そして目の前に白いローブを着ていてフードも被っていていて顔も見えないが、しかしさっきの呪文を使った人だと分かった。

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