メイドの鈴木さんは僕に恋をした
第6話:嫉妬
奈緒「ハァハァ…ぼっちゃま私、もう我慢できません」
鈴木さんの細い体が俺の体の上にまたがり息を荒くしながら俺のズボンの中に手を入れてくる。
このままでは確実に一線を超えてしまう。鈴木さんとはまだ清き関係でいたい俺としてはこのシチュエーションはやばい。
港「奈緒さん、本当によく考えましょうよ!俺たちまだ学生n…!」
奈緒「しー…ちょっと静かにしてくださいねぼっちゃま。今ズボンを脱がしますので」
必死の抵抗を行なっていた俺の口は瞬く間に鈴木さんの手で塞がれてしまった。これではもう抵抗のしようがない。
奈緒「では脱ぎますね。んっしょっと…」
服を脱ぐとそこには女の子独特のいい匂いがした。シャンプーというか香水というかとても不思議な香りが充満する。
そして、それとともに目の前には上半身が生まれたままの姿になっている鈴木さんがいた。とても色白い肌で神秘的だった。長い髪のせいで乳頭は確認できないが学生にしてはとても大きすぎるほどの玉のような膨らみが二つあった。
その姿に見とれていると次は下半身のズボンを脱ぎ始めとても長い生足が姿を現した。手入れの行き届いたその体はまさに女子の鏡と言えるだろう。普段から二人ぐらいで過ごしている仲なのにこのシチュエーションではかなりドキドキしてしまう。
奈緒「ふふ、私の体に見とれてしまいましたかぼっちゃま?」
湊「え、あ、別に…///」
言っていることが的中過ぎて返す言葉が見当たらない。鈴木さんのあの姿を見てしまってはイメージが頭から離れなくなってしまう。
奈緒「ではぼっちゃま、始める前にウォーミングアップをしておきますね。少しお手を借りますね」
鈴木さんはウォーミングアップといい俺の手を使いながら股間を湿らせている。抵抗できないの?と聞かれるかもしれないが俺より運動神経のいい鈴木さんに抵抗をしても負けるだけだ。それくらいならまだ機会をうかがったほうが助かる可能性がある。
奈緒「準備もできたみたいですし始めましょうね。ぼっちゃま…」
あぁこれで俺の人生が変わってしまう。自分のメイドである鈴木さんと一線を越えてしまい俺たちの関係が今まで通りではなくなってしまうのか。
ブーブーブー…
奈緒「アッ///ちょ、ちょっと何ですか今のバイブは」
突如部屋中に響き渡るバイブは俺のズボンのポケット内で携帯の電話機能が発動しちょうど鈴木さんの股間にあたっていたようだ。おかげで鈴木さんは俺から飛び降り身動きができるようになった。
バイブ音は電話の着信で鳴るものものなので俺は急いで電話に出る。
湊「もしもし?」
エリナ「あんた、今どこで何をしてるのよ!」
電話の相手はエリナだった。でも何故タイミングよく電話がかかってきたのだろう?できるだけ今の状況を悟られないように慎重に話を進める。
湊「どこって〇〇駅の近くで鈴木さんといるよ?」
エリナ「嘘おっしゃい!あんた今あの女とラ、ラブホ街にいるでしょうが///さっき2人が入っていくとこを見たのよ」
まじか…確かにエリナの家の近くではあるがまさかそんなところを目撃されてしまうとは思わなかった。黙っていないで何か答えなくてはいけないのだろうが今嘘を暴かれたせいで妙に緊張し話せなくなってしまった。
エリナ「その、恋人どうしなんだしそんなことしたくなるのは普通なのかもしれないけど学生という立場ってことを忘れないことね。じゃあ私もう切るから…」
あれ?意外とお説教が短かった。怒られないなら全然いいけどエリナに元気がなかったのはどうしてだろう…
奈緒「今のはエリナさんですか?何を言ってたんですか?」
先程まで半裸状態だった鈴木さんがもう服に着替えていた。というか鋭い女の勘で相手がバレるなんて怖すぎる。
湊「俺たちがここにいることがバレたみたいです…でもエリナのやつ少し元気がなかったせいかあまり怒ってなかったですね」
そうだ。いつものエリナならカンカンに怒って説教をするのに今回はやけに静かだった。
奈緒「あーあーエリナさんのせいでせっかくのムードが台無しですね。今日のところはぼっちゃまの言う通り寝ましょうか」
湊「そうしてください…」
一人で散々発情していたのに電話一本なったら寝るなんてこっちとしてはいい迷惑だ。
ここまできたらこっちからも仕返しをしたいところだが今日は本当に疲れたからもう寝よう。
エリナ「湊…ほんっと馬鹿!」
電話を切りスマホを自分のベッドへ投げつけ寝転がった。悔しい。何故か自分の頭によぎるのはその言葉だけだった。
エリナ「私、何やってんだろう」
全く自分が情けない。いつもはあの2人に対して突っ込まないようにしてるのにいざ見てしまうと自分の心の中に大きな穴をあけた感触がある。
まるでその心の穴から隙間風が入るような冷たさが嫉妬として表られていると思う。
マリア「エリナ様、夕食の準備ができましたがいかがなさいますか?」
エリナ「ごめんね、今日はいらないわ。後でシェフに謝っとくから時間を空けるように伝えておいて」
マリアはかしこまりましたと言って私の部屋を後にした。あいつのことで何かあると私は食事をしなくなる。もちろん食事を作ってくれたシェフには申し訳ないと思うがやはり気持ちがどうにも食欲をなくしてしまう。
エリナ「何でメイドなのよ…私じゃダメなの?」
私は再びスマホを覗き写真アルバムを見ていた。写真には私と湊にマリアそしてあの女の幼少期が写っていた。その頃はお互い何も考えずに楽しく過ごしていた。
でも、その楽しい4人の関係を壊したのはあいつだった。あいつは私たちの好きな人であった湊に恋人になってもらうための告白をしたのだ。
マリアのことは知らないが少なくとも私とあいつは湊のことが好きだった。それはお互い気づいており時々ライバル意識を持つこともあった。
エリナ『湊、一緒にかえr…
奈緒『湊君一緒に帰りましょう!』
お互い湊が好きだと気付いたのは小学生のころだった。その時の私はとても引っ込み思案で当時から元気のよかったので私には到底かなわない相手だった。
湊『うん、一緒に帰ろう』
湊も子供なりに暗い性格の私よりも元気なあいつを好んでいた。好んでいたと言っても子供だから異性として好きとかではなくただ単に気に入っていたくらいだ。
湊『エリナちゃんも一緒に帰ろうよ』
でも、湊は優しいからあんな暗かった私にも手を差し伸べてくれた。そんな湊の性格が私が今も湊のことを好きになっている理由の一つだ。
私たちはいつも一緒にいた。学校のある日や休日に関係なく遊んだり町を探検した。そのたびに湊のことを好きになり同時にあいつのことが憎くなった。
別に嫌いというわけじゃない。友達としては好きだし人間性としては尊敬できる人物だと思っている。
しかし、湊に関わると話は別だ。いつか絶対にあいつから湊を奪い返して見せる。
エリナ「待っててね…湊…」
私はそう言うと自室である1Kの大きさに貼りまぐらせた湊の写真を眺めた。どの写真に写る湊も素敵だ。
運動会の写真、遠足の写真、修学旅行の写真、卒業式の写真、etc…
エリナ「あーもう、湊のこの顔たまんないわー」
私は最低だ。いくら好きだとしても他人の写真を無断で撮りそれを部屋に飾り毎日眺めながら自分の大事なところを慰める。
きっとこれが湊に知られたら一発で嫌われるだろう。でも私は湊に対するこの気持ちを抑えることができない。これを行った後湊に会うと罪悪感が大きい。ごめんね湊…
自分自身の行いに後悔しながらも私は今日も湊に思いを寄せた。
湊「はっくしょい!あー雨のせいで風邪ひきましたかね」
奈緒「大丈夫ですかぼっちゃま?よかったら私の胸で眠ってもいいんですよ?」
湊「遠慮しときます」
ご愛読ありがとうございます。
約一か月ぶりの投稿となってしまい申し訳ございません。高校二年に進級したため進路について真剣に考えているためあまりこちらのほうに顔を出せない状況になっています。
投稿は続けますが今回と同じように一か月後更新になるかもしれません。そして長時間集中して作業しないのでクオリティのほうもあまり保証できません。
これからも全力で書き続けますが皆様のご期待にこたえられるか分からないのでどうか温かい目で次回更新をお待ちください。
鈴木さんの細い体が俺の体の上にまたがり息を荒くしながら俺のズボンの中に手を入れてくる。
このままでは確実に一線を超えてしまう。鈴木さんとはまだ清き関係でいたい俺としてはこのシチュエーションはやばい。
港「奈緒さん、本当によく考えましょうよ!俺たちまだ学生n…!」
奈緒「しー…ちょっと静かにしてくださいねぼっちゃま。今ズボンを脱がしますので」
必死の抵抗を行なっていた俺の口は瞬く間に鈴木さんの手で塞がれてしまった。これではもう抵抗のしようがない。
奈緒「では脱ぎますね。んっしょっと…」
服を脱ぐとそこには女の子独特のいい匂いがした。シャンプーというか香水というかとても不思議な香りが充満する。
そして、それとともに目の前には上半身が生まれたままの姿になっている鈴木さんがいた。とても色白い肌で神秘的だった。長い髪のせいで乳頭は確認できないが学生にしてはとても大きすぎるほどの玉のような膨らみが二つあった。
その姿に見とれていると次は下半身のズボンを脱ぎ始めとても長い生足が姿を現した。手入れの行き届いたその体はまさに女子の鏡と言えるだろう。普段から二人ぐらいで過ごしている仲なのにこのシチュエーションではかなりドキドキしてしまう。
奈緒「ふふ、私の体に見とれてしまいましたかぼっちゃま?」
湊「え、あ、別に…///」
言っていることが的中過ぎて返す言葉が見当たらない。鈴木さんのあの姿を見てしまってはイメージが頭から離れなくなってしまう。
奈緒「ではぼっちゃま、始める前にウォーミングアップをしておきますね。少しお手を借りますね」
鈴木さんはウォーミングアップといい俺の手を使いながら股間を湿らせている。抵抗できないの?と聞かれるかもしれないが俺より運動神経のいい鈴木さんに抵抗をしても負けるだけだ。それくらいならまだ機会をうかがったほうが助かる可能性がある。
奈緒「準備もできたみたいですし始めましょうね。ぼっちゃま…」
あぁこれで俺の人生が変わってしまう。自分のメイドである鈴木さんと一線を越えてしまい俺たちの関係が今まで通りではなくなってしまうのか。
ブーブーブー…
奈緒「アッ///ちょ、ちょっと何ですか今のバイブは」
突如部屋中に響き渡るバイブは俺のズボンのポケット内で携帯の電話機能が発動しちょうど鈴木さんの股間にあたっていたようだ。おかげで鈴木さんは俺から飛び降り身動きができるようになった。
バイブ音は電話の着信で鳴るものものなので俺は急いで電話に出る。
湊「もしもし?」
エリナ「あんた、今どこで何をしてるのよ!」
電話の相手はエリナだった。でも何故タイミングよく電話がかかってきたのだろう?できるだけ今の状況を悟られないように慎重に話を進める。
湊「どこって〇〇駅の近くで鈴木さんといるよ?」
エリナ「嘘おっしゃい!あんた今あの女とラ、ラブホ街にいるでしょうが///さっき2人が入っていくとこを見たのよ」
まじか…確かにエリナの家の近くではあるがまさかそんなところを目撃されてしまうとは思わなかった。黙っていないで何か答えなくてはいけないのだろうが今嘘を暴かれたせいで妙に緊張し話せなくなってしまった。
エリナ「その、恋人どうしなんだしそんなことしたくなるのは普通なのかもしれないけど学生という立場ってことを忘れないことね。じゃあ私もう切るから…」
あれ?意外とお説教が短かった。怒られないなら全然いいけどエリナに元気がなかったのはどうしてだろう…
奈緒「今のはエリナさんですか?何を言ってたんですか?」
先程まで半裸状態だった鈴木さんがもう服に着替えていた。というか鋭い女の勘で相手がバレるなんて怖すぎる。
湊「俺たちがここにいることがバレたみたいです…でもエリナのやつ少し元気がなかったせいかあまり怒ってなかったですね」
そうだ。いつものエリナならカンカンに怒って説教をするのに今回はやけに静かだった。
奈緒「あーあーエリナさんのせいでせっかくのムードが台無しですね。今日のところはぼっちゃまの言う通り寝ましょうか」
湊「そうしてください…」
一人で散々発情していたのに電話一本なったら寝るなんてこっちとしてはいい迷惑だ。
ここまできたらこっちからも仕返しをしたいところだが今日は本当に疲れたからもう寝よう。
エリナ「湊…ほんっと馬鹿!」
電話を切りスマホを自分のベッドへ投げつけ寝転がった。悔しい。何故か自分の頭によぎるのはその言葉だけだった。
エリナ「私、何やってんだろう」
全く自分が情けない。いつもはあの2人に対して突っ込まないようにしてるのにいざ見てしまうと自分の心の中に大きな穴をあけた感触がある。
まるでその心の穴から隙間風が入るような冷たさが嫉妬として表られていると思う。
マリア「エリナ様、夕食の準備ができましたがいかがなさいますか?」
エリナ「ごめんね、今日はいらないわ。後でシェフに謝っとくから時間を空けるように伝えておいて」
マリアはかしこまりましたと言って私の部屋を後にした。あいつのことで何かあると私は食事をしなくなる。もちろん食事を作ってくれたシェフには申し訳ないと思うがやはり気持ちがどうにも食欲をなくしてしまう。
エリナ「何でメイドなのよ…私じゃダメなの?」
私は再びスマホを覗き写真アルバムを見ていた。写真には私と湊にマリアそしてあの女の幼少期が写っていた。その頃はお互い何も考えずに楽しく過ごしていた。
でも、その楽しい4人の関係を壊したのはあいつだった。あいつは私たちの好きな人であった湊に恋人になってもらうための告白をしたのだ。
マリアのことは知らないが少なくとも私とあいつは湊のことが好きだった。それはお互い気づいており時々ライバル意識を持つこともあった。
エリナ『湊、一緒にかえr…
奈緒『湊君一緒に帰りましょう!』
お互い湊が好きだと気付いたのは小学生のころだった。その時の私はとても引っ込み思案で当時から元気のよかったので私には到底かなわない相手だった。
湊『うん、一緒に帰ろう』
湊も子供なりに暗い性格の私よりも元気なあいつを好んでいた。好んでいたと言っても子供だから異性として好きとかではなくただ単に気に入っていたくらいだ。
湊『エリナちゃんも一緒に帰ろうよ』
でも、湊は優しいからあんな暗かった私にも手を差し伸べてくれた。そんな湊の性格が私が今も湊のことを好きになっている理由の一つだ。
私たちはいつも一緒にいた。学校のある日や休日に関係なく遊んだり町を探検した。そのたびに湊のことを好きになり同時にあいつのことが憎くなった。
別に嫌いというわけじゃない。友達としては好きだし人間性としては尊敬できる人物だと思っている。
しかし、湊に関わると話は別だ。いつか絶対にあいつから湊を奪い返して見せる。
エリナ「待っててね…湊…」
私はそう言うと自室である1Kの大きさに貼りまぐらせた湊の写真を眺めた。どの写真に写る湊も素敵だ。
運動会の写真、遠足の写真、修学旅行の写真、卒業式の写真、etc…
エリナ「あーもう、湊のこの顔たまんないわー」
私は最低だ。いくら好きだとしても他人の写真を無断で撮りそれを部屋に飾り毎日眺めながら自分の大事なところを慰める。
きっとこれが湊に知られたら一発で嫌われるだろう。でも私は湊に対するこの気持ちを抑えることができない。これを行った後湊に会うと罪悪感が大きい。ごめんね湊…
自分自身の行いに後悔しながらも私は今日も湊に思いを寄せた。
湊「はっくしょい!あー雨のせいで風邪ひきましたかね」
奈緒「大丈夫ですかぼっちゃま?よかったら私の胸で眠ってもいいんですよ?」
湊「遠慮しときます」
ご愛読ありがとうございます。
約一か月ぶりの投稿となってしまい申し訳ございません。高校二年に進級したため進路について真剣に考えているためあまりこちらのほうに顔を出せない状況になっています。
投稿は続けますが今回と同じように一か月後更新になるかもしれません。そして長時間集中して作業しないのでクオリティのほうもあまり保証できません。
これからも全力で書き続けますが皆様のご期待にこたえられるか分からないのでどうか温かい目で次回更新をお待ちください。
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コメント
ノベルバユーザー114788
面白いです!
更新楽しみにしてます!
これからも頑張ってください!