黙ってられない羊たち
不幸な女 1
メグミとの出会いは一年前。
友人…という間柄ではなく、私の職場に途中入社してきた後輩だ
彼女は仕事の覚えが悪く、なかなか職場に馴染めなかった。
なぜ仕事覚えが悪いのか…
実は…メグミの問題点は、本人以外はみんな気づいている
「週ごとにつくチームがかわるから、ストレスになる」
(仕方ない、一人前に仕事を任せられないんだから)
「あの先輩は仕事がゆっくりだから仕事が覚えられない、もっとさくさく仕事できる先輩につきたい」
(仕事できないメグミがついてるから、仕事量は自ずとすくなくするしかない)
「メンバーの子がほかの仕事で忙しくて、私に仕事を教えてくれない」
(メグミが仕事できない分、ほかの子がフォローしている)
メグミの口から出てくるのは、すべてマイナスなことばかり。
そして、すべて周りの人間のせい…。
三ヶ月もすると、メグミとチームを組むことを嫌がるスタッフが目立ちはじめた
友人…という間柄ではなく、私の職場に途中入社してきた後輩だ
彼女は仕事の覚えが悪く、なかなか職場に馴染めなかった。
なぜ仕事覚えが悪いのか…
実は…メグミの問題点は、本人以外はみんな気づいている
「週ごとにつくチームがかわるから、ストレスになる」
(仕方ない、一人前に仕事を任せられないんだから)
「あの先輩は仕事がゆっくりだから仕事が覚えられない、もっとさくさく仕事できる先輩につきたい」
(仕事できないメグミがついてるから、仕事量は自ずとすくなくするしかない)
「メンバーの子がほかの仕事で忙しくて、私に仕事を教えてくれない」
(メグミが仕事できない分、ほかの子がフォローしている)
メグミの口から出てくるのは、すべてマイナスなことばかり。
そして、すべて周りの人間のせい…。
三ヶ月もすると、メグミとチームを組むことを嫌がるスタッフが目立ちはじめた
コメント