苦役甦す莇
Another:Episode9 You must put your best foot forward
ヨギは集中治療室にて目を覚ました。そして、自身がカプセルのような物の中に押し込められている状況を把握し、そして様々な管によって動きが制限されている事も把握した。
しかし、ヨギは決して弱ってはいなかった。寧ろ治療の賜物ゆえか、体は驚く程軽く感ぜられ、少し腕に力を入れただけで、異常に発達した筋組織が、体に刺さっている管を抜いてしまうほど強くなっていた。
「......なんだか、バカみたいに寝覚めのいい日だな......今ならなんでも出来そうな気がする。」
ヨギは管を全て引き抜いた右手で、カプセルの表面をグイっと押してやった。するとまるで飴細工のように粉々に割れ、ヨギはカプセルから這い出てきた。
「ぅ......うぅん......やはり......なんか......変な感じだな。体がバカみたいに軽いぞ?」
ヨギの肉体には確実に変化が起きていた。その理由は、集中治療に際し、この世界の人間の血を輸血された為である。
この世界からしてみれば異世界人であるヨギの肉体に、異なる世界の人間の血を混ぜる。大抵であれば、それは拒否反応ナリを起こしてヨギが死に至る確率が高いワケだが、奇跡的に異なる血と適合した為に、ヨギは常人を遥かに越える力を獲得したのである。
「取り敢えず......外に出るか。」
ヨギはフラフラとドアに向かって歩き始めた。すると、ヨギがドアノブに触れる直前、いきなりドアが吹き飛んでしまった。
「な......なんだ? ドアが吹っ飛んだ? 俺のせい......じゃないよな?」
ヨギが落ちたドアを拾おうとすると、ドアが無くなって、開きっぱなしになった空間から、迸る光の奔流が舞い込んできた。
「うぉっ!? 眩しっ!?」
ヨギは眩しさのあまり、手で目を覆った。すると、光の奔流はヨギを避けるようにグニャリと曲がり、周りの物だけ破壊して行った。
「な......なんだなんだ?」
ヨギは状況を飲み込めぬまま、取り敢えず部屋の外へ出た。すると、そこには凄惨な光景が広がっており、光の奔流によって蜂の巣にされた病院職員や、容器が破壊されて中身が散らばった薬品などが沢山あった。
「なんだってこんな惨い事を......ってかこのやり方って、前の病院で襲われたときと同じだ......ゴクとサイを追っかけてここまで来たってのか?」
ヨギは割れた窓からピョンと建物の外に飛び出した。すると、2階から落ちたのに、普通に着地でき、ヨギは段々と自身の体に起きてる異変を自覚し始めて行った。
「マジかよ......なんだってこんな事に......ま、まぁいいや。取り敢えず、俺らを襲った犯人のご尊顔を拝してやる。」
ヨギは病院の建物の前にあった雑木林に身を隠し、そこから病院周辺の様子を伺った。
数分様子を伺っていると、病院の出入口から、看護師と思しき人が逃げるように出てきて、病院から離れようとしているのが見えた。
すると、その逃げた看護師を1人の男が行く手を阻み、その看護師の首根っこを掴みあげた。
「あの野郎か......」
「ゴク、敵意磁針に反応は?」
「反応ナシだ。まぁ、平和なもんだな......ってちょっと待て。いきなり反応が5つに増えたぞ!? 後ろから来るぞ! 気をつけろ!」
俺がゴクの忠告を聞いて、後ろを振り返った瞬間にはもう遅かった。
5つの黒い影が、ホムンクルスを切り裂き、俺はあえなく地面に向かって落下して行った。
「おいベビー! 落下してるぞ! おい! 応答してくれ! このままじゃ落下で死ぬ!」
『損傷......甚大......マスター......オーダー認証......緊急リパルサー......放射......損傷......甚大......回路......ショート......リパルサー出力......調整不可......衝撃に......備えてください......』
すると、いきなり俺の右手のリパルサーが暴発し、その後、胸や左足のリパルサーも暴発した。リパルサー放射によって落下速度は抑えられてるが、あまりに不格好で、下手したら腕や足がもげそうになるほどの出力であった。
数秒後、俺は軽い衝撃と共に地面に堕ち、急いでホムンクルスから這い出てきた。そしてゴクが中破したホムンクルスを飲み込むと、俺はその場から走り去った。
しかし、空から5つの影が舞い降りてきて、俺の行く手を阻んだ。
「おっ......と......そう簡単に逃がしちゃくれねぇか......」
俺は地面に這いつくばったままで、ゴクがそっと何かを手渡してきた。触った感じ、サリューと話す時に使った言語の壁を無くすヤツだと悟った。
「違反者発見......確認します。貴方は先程、無許可で単独航行を行っていましたね?」
「そ......そうだな。まぁ、あるヤツに命を狙われてるもんで、逃走していたんだ。」
「違反は違反です。この国の法律により、貴方は裁かれるでしょう。航空法違反により貴方を現行犯逮捕致します。」
「え? 捕まえる? 俺を?」
ゴクがもう一度俺の手に何かを握らせた。それは、前にも使った事のある、水を操る杖だと握っただけでわかった。
俺は往生際悪く、杖を思い切り振った。すると、5人いる中の真ん中の1人を水圧のビームで貫いた。
「はっ、悪ぃな。俺も命がかかってるんでな。必死なんだよ!」
俺はサッともう一度杖を振った。しかし、他の4人は棒立ちしているわけなく、2発目の水圧のビームは当たることは無かった。
避けた4人は俺を取り囲むように飛びかかってきた。
「サイ! 杖で地面を横一文字になぞれ!」
俺は言われるがまま、杖で地面を横一文字になぞった。すると、そのなぞった部分から水の壁が現れた。
「はっ、便利だなこれ!」
水の壁で視界を奪った一瞬、その一瞬で俺は杖で地面を3回叩いた。地面を3回叩く......つまりは地中にある水分と同化して隠れる技。
「消えた!?」
敵からしてみれば技が分かる訳もなく、案の定当惑している様子だ。
「はっ、逃げさせてもらうぜ。」
「サイ、さっき落下した時に見えたんだが、近くに川があるみたいだ。川の流れを利用すれば、そこそこの速さで移動が出来るぞ。」
「了解!」
一方、病院周辺に居るヨギ。
ヨギは雑木林から飛び出て、看護師の首根っこを掴みあげてる男に向かってタックルをかました。
「何してんだゴラァ!!!」
「いっった......」
「おい! 早く逃げろ!」
ヨギは、衝撃で吹っ飛ばされた看護師に向かって叫ぶと、言葉は通じずとも、ヨギの鬼気迫る表情で察したのか、看護師は言った通りに逃げ出した。
「言葉......同じって事は、お前も俺と同じ世界から来た......つまりは捕獲対象ってこったな。」
「ふん! てめぇが病院で襲ってきた奴か。前回の分も今回でまとめて返してやるよ!」
「なんだ、随分と威勢がいいな......粋がりたい年頃ってのは分かるがな。」
男はゆっくり立ち上がり、ヨギのことを睨みつけた。そして、ちょこっとだけチョーカーを撫でると、そこに気が向いたヨギの隙をつき、いきなりヨギの事をぶん殴った。
「おいおい......先にケンカ売ってきたのはお前だろ? 闘いの間は集中しとけよ!」
ティフォルは地面に落ちていた石を拾い上げ、その流れで石を握りこんだ拳でヨギをぶん殴った。
一撃で石がバラバラになってしまうと、ティフォルはまた別の石を拾い上げ、また同じようにぶん殴った。
そして極めつけと言わんばかりに、近くにあったベンチを拾い上げ、それでガンガン殴った。
するとスイッチの入ったヨギは、六撃目のベンチを拳で破壊した。そして拳を顔の近くに持ってきて、ファイティングポーズを取った。
「よし......準備体操終わり......どうやらお前もスイッチ入ってきたみたいだな。」
そう言うとティフォルは、ゴミクズになったベンチの破片をそこら辺に放り投げた。
そして、放り投げたと同時に、ティフォルはヨギとの間合いを一瞬にして詰め、その2つの拳を五月雨のように浴びせた。
瞬間、ティフォルは息をとめ、タコ殴りする事に全集中力を注いだ。
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴りまくった
しかし、ヨギは戦闘を諦めたワケでは無かった。そう、ヨギはただ待っていたのだ。
「はァ......はァ......ケッ......反撃してこねぇってのは......はァ......つまらんもんだな......」
ティフォルの疲労がピークに達し、拳を浴びせるのをやめた瞬間、ヨギは一気に前進し、どデカい一撃を放った。
その一撃はティフォルの顔面を捉え、その体を、大きく後方に仰け反らせることに成功した。
「ボケ......こちとら元気いっぱいだぜ......まだ友達に美味いメシ......作りてぇからな......簡単にやられっかよ。」
「ヘッ......こりゃけったいな野郎だ。まだまだ面白くなりそうじゃねぇか......」
ティフォルは鼻血を腕でグイッと拭い、ヨギは鼻血を片っぽの鼻の穴を抑えてフンと地面に飛ばしてやった。
「そう言えば......まだ名乗ってなかったな......ケンカするなら、名前ぐらい名乗らなきゃな......俺ァヨギだ。ヨギ・コウウェン。以後お見知り置きを。」
「ふん! 俺ァティフォルってんだ。ティフォル・フォーティマー。まぁどうせ、どの道死ぬんだから覚えておかなくていいぜ。
まぁ......死ぬ前にこんな......楽しい事に巡り会えちまった事は嬉しいケドね。」
「折角のケンカだ。全力でやろうぜ。」
しかし、ヨギは決して弱ってはいなかった。寧ろ治療の賜物ゆえか、体は驚く程軽く感ぜられ、少し腕に力を入れただけで、異常に発達した筋組織が、体に刺さっている管を抜いてしまうほど強くなっていた。
「......なんだか、バカみたいに寝覚めのいい日だな......今ならなんでも出来そうな気がする。」
ヨギは管を全て引き抜いた右手で、カプセルの表面をグイっと押してやった。するとまるで飴細工のように粉々に割れ、ヨギはカプセルから這い出てきた。
「ぅ......うぅん......やはり......なんか......変な感じだな。体がバカみたいに軽いぞ?」
ヨギの肉体には確実に変化が起きていた。その理由は、集中治療に際し、この世界の人間の血を輸血された為である。
この世界からしてみれば異世界人であるヨギの肉体に、異なる世界の人間の血を混ぜる。大抵であれば、それは拒否反応ナリを起こしてヨギが死に至る確率が高いワケだが、奇跡的に異なる血と適合した為に、ヨギは常人を遥かに越える力を獲得したのである。
「取り敢えず......外に出るか。」
ヨギはフラフラとドアに向かって歩き始めた。すると、ヨギがドアノブに触れる直前、いきなりドアが吹き飛んでしまった。
「な......なんだ? ドアが吹っ飛んだ? 俺のせい......じゃないよな?」
ヨギが落ちたドアを拾おうとすると、ドアが無くなって、開きっぱなしになった空間から、迸る光の奔流が舞い込んできた。
「うぉっ!? 眩しっ!?」
ヨギは眩しさのあまり、手で目を覆った。すると、光の奔流はヨギを避けるようにグニャリと曲がり、周りの物だけ破壊して行った。
「な......なんだなんだ?」
ヨギは状況を飲み込めぬまま、取り敢えず部屋の外へ出た。すると、そこには凄惨な光景が広がっており、光の奔流によって蜂の巣にされた病院職員や、容器が破壊されて中身が散らばった薬品などが沢山あった。
「なんだってこんな惨い事を......ってかこのやり方って、前の病院で襲われたときと同じだ......ゴクとサイを追っかけてここまで来たってのか?」
ヨギは割れた窓からピョンと建物の外に飛び出した。すると、2階から落ちたのに、普通に着地でき、ヨギは段々と自身の体に起きてる異変を自覚し始めて行った。
「マジかよ......なんだってこんな事に......ま、まぁいいや。取り敢えず、俺らを襲った犯人のご尊顔を拝してやる。」
ヨギは病院の建物の前にあった雑木林に身を隠し、そこから病院周辺の様子を伺った。
数分様子を伺っていると、病院の出入口から、看護師と思しき人が逃げるように出てきて、病院から離れようとしているのが見えた。
すると、その逃げた看護師を1人の男が行く手を阻み、その看護師の首根っこを掴みあげた。
「あの野郎か......」
「ゴク、敵意磁針に反応は?」
「反応ナシだ。まぁ、平和なもんだな......ってちょっと待て。いきなり反応が5つに増えたぞ!? 後ろから来るぞ! 気をつけろ!」
俺がゴクの忠告を聞いて、後ろを振り返った瞬間にはもう遅かった。
5つの黒い影が、ホムンクルスを切り裂き、俺はあえなく地面に向かって落下して行った。
「おいベビー! 落下してるぞ! おい! 応答してくれ! このままじゃ落下で死ぬ!」
『損傷......甚大......マスター......オーダー認証......緊急リパルサー......放射......損傷......甚大......回路......ショート......リパルサー出力......調整不可......衝撃に......備えてください......』
すると、いきなり俺の右手のリパルサーが暴発し、その後、胸や左足のリパルサーも暴発した。リパルサー放射によって落下速度は抑えられてるが、あまりに不格好で、下手したら腕や足がもげそうになるほどの出力であった。
数秒後、俺は軽い衝撃と共に地面に堕ち、急いでホムンクルスから這い出てきた。そしてゴクが中破したホムンクルスを飲み込むと、俺はその場から走り去った。
しかし、空から5つの影が舞い降りてきて、俺の行く手を阻んだ。
「おっ......と......そう簡単に逃がしちゃくれねぇか......」
俺は地面に這いつくばったままで、ゴクがそっと何かを手渡してきた。触った感じ、サリューと話す時に使った言語の壁を無くすヤツだと悟った。
「違反者発見......確認します。貴方は先程、無許可で単独航行を行っていましたね?」
「そ......そうだな。まぁ、あるヤツに命を狙われてるもんで、逃走していたんだ。」
「違反は違反です。この国の法律により、貴方は裁かれるでしょう。航空法違反により貴方を現行犯逮捕致します。」
「え? 捕まえる? 俺を?」
ゴクがもう一度俺の手に何かを握らせた。それは、前にも使った事のある、水を操る杖だと握っただけでわかった。
俺は往生際悪く、杖を思い切り振った。すると、5人いる中の真ん中の1人を水圧のビームで貫いた。
「はっ、悪ぃな。俺も命がかかってるんでな。必死なんだよ!」
俺はサッともう一度杖を振った。しかし、他の4人は棒立ちしているわけなく、2発目の水圧のビームは当たることは無かった。
避けた4人は俺を取り囲むように飛びかかってきた。
「サイ! 杖で地面を横一文字になぞれ!」
俺は言われるがまま、杖で地面を横一文字になぞった。すると、そのなぞった部分から水の壁が現れた。
「はっ、便利だなこれ!」
水の壁で視界を奪った一瞬、その一瞬で俺は杖で地面を3回叩いた。地面を3回叩く......つまりは地中にある水分と同化して隠れる技。
「消えた!?」
敵からしてみれば技が分かる訳もなく、案の定当惑している様子だ。
「はっ、逃げさせてもらうぜ。」
「サイ、さっき落下した時に見えたんだが、近くに川があるみたいだ。川の流れを利用すれば、そこそこの速さで移動が出来るぞ。」
「了解!」
一方、病院周辺に居るヨギ。
ヨギは雑木林から飛び出て、看護師の首根っこを掴みあげてる男に向かってタックルをかました。
「何してんだゴラァ!!!」
「いっった......」
「おい! 早く逃げろ!」
ヨギは、衝撃で吹っ飛ばされた看護師に向かって叫ぶと、言葉は通じずとも、ヨギの鬼気迫る表情で察したのか、看護師は言った通りに逃げ出した。
「言葉......同じって事は、お前も俺と同じ世界から来た......つまりは捕獲対象ってこったな。」
「ふん! てめぇが病院で襲ってきた奴か。前回の分も今回でまとめて返してやるよ!」
「なんだ、随分と威勢がいいな......粋がりたい年頃ってのは分かるがな。」
男はゆっくり立ち上がり、ヨギのことを睨みつけた。そして、ちょこっとだけチョーカーを撫でると、そこに気が向いたヨギの隙をつき、いきなりヨギの事をぶん殴った。
「おいおい......先にケンカ売ってきたのはお前だろ? 闘いの間は集中しとけよ!」
ティフォルは地面に落ちていた石を拾い上げ、その流れで石を握りこんだ拳でヨギをぶん殴った。
一撃で石がバラバラになってしまうと、ティフォルはまた別の石を拾い上げ、また同じようにぶん殴った。
そして極めつけと言わんばかりに、近くにあったベンチを拾い上げ、それでガンガン殴った。
するとスイッチの入ったヨギは、六撃目のベンチを拳で破壊した。そして拳を顔の近くに持ってきて、ファイティングポーズを取った。
「よし......準備体操終わり......どうやらお前もスイッチ入ってきたみたいだな。」
そう言うとティフォルは、ゴミクズになったベンチの破片をそこら辺に放り投げた。
そして、放り投げたと同時に、ティフォルはヨギとの間合いを一瞬にして詰め、その2つの拳を五月雨のように浴びせた。
瞬間、ティフォルは息をとめ、タコ殴りする事に全集中力を注いだ。
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴って
殴りまくった
しかし、ヨギは戦闘を諦めたワケでは無かった。そう、ヨギはただ待っていたのだ。
「はァ......はァ......ケッ......反撃してこねぇってのは......はァ......つまらんもんだな......」
ティフォルの疲労がピークに達し、拳を浴びせるのをやめた瞬間、ヨギは一気に前進し、どデカい一撃を放った。
その一撃はティフォルの顔面を捉え、その体を、大きく後方に仰け反らせることに成功した。
「ボケ......こちとら元気いっぱいだぜ......まだ友達に美味いメシ......作りてぇからな......簡単にやられっかよ。」
「ヘッ......こりゃけったいな野郎だ。まだまだ面白くなりそうじゃねぇか......」
ティフォルは鼻血を腕でグイッと拭い、ヨギは鼻血を片っぽの鼻の穴を抑えてフンと地面に飛ばしてやった。
「そう言えば......まだ名乗ってなかったな......ケンカするなら、名前ぐらい名乗らなきゃな......俺ァヨギだ。ヨギ・コウウェン。以後お見知り置きを。」
「ふん! 俺ァティフォルってんだ。ティフォル・フォーティマー。まぁどうせ、どの道死ぬんだから覚えておかなくていいぜ。
まぁ......死ぬ前にこんな......楽しい事に巡り会えちまった事は嬉しいケドね。」
「折角のケンカだ。全力でやろうぜ。」
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