苦役甦す莇
Another:Episode2 Digging your own grave
俺とヨギは息を潜めて、倉庫の外をじっくりと伺った。先程のレーザービームによって大多数の人間が死んだためか、廊下はバカみたいに静かだった。
(なぁゴク。)
「なんだ?」
(なんで分かるんだ? 敵がこの建物内に居るって。匂いとか気配とかそういう類か?)
「あ〜と、違うな。敵の所在が分かる理由は、俺の中に入ってる『ある道具』の力のお陰だ。」
ゴクはそう言うと、右手をウニョウニョと変形させ、掌を口のような形に変えた。そしてその口のような穴から、1つ何か吐き出した。
(これは......目ん玉のおもちゃ?)
ゴクが俺の左手に吐き出した物は、丸っこくて、まるで硝子球に入れられた眼球のようであった。
それは俺の手のひらからフワフワと浮いて、俺の周りを漂い始めた。
「違う。これこそ『至天改世の25正6923澗5775溝ツ道具』のうちの一つ『敵意磁針』だ。所持者に敵意を向けている存在が、どの方向に、どれくらいの近さで居るのかが分かる代物だ。」
そう言われて敵意磁針をマジマジと凝視すると、ガラス球の中の眼球がある一方向を見つめていて、その方向は非常階段がある方向であった。
更に敵意磁針には複数の黒目のような物があり、別の方向を指している黒目を見ると、その方向は先ほどレーザーが飛んできた方向であった。
「なぁヨギ。これは俺の勘なんだが、非常階段の方には行かない方が良いかも知れない。」
「ん? どうしてだ? 普通に考えたら非常階段以外選択肢無いだろ。ここ3階だぜ?」
「もし仮に......俺を狙っている敵みたいなヤツらが居たとして......そいつらに今襲撃を受けているとして......俺がそいつらの居場所を分かった上でこの提案をしているとしたら?」
「......それなら、お前の言うことを聞くが......その話は仮の話じゃないのか?」
「仮の話......だったら良かったんだけどな。詳しい話は後でするけど、兎に角非常階段に向かってはダメだ。非常階段以外の方法で下るしかない。」
その話を聞いたヨギは、俺の真剣な表情を察して、近くにあった院内マップを取ってきた。
「これを見るに、非常階段とは逆方向に、関係者以外立ち入り禁止エリアがあるな。多分、そっちの方だと職員専用エレベーターなり、職員専用階段なりがあるだろうから、そっちの方に行くか。」
「あぁ。」
俺らは細心の注意を払って倉庫の外を覗いて見た。廊下は閑散としていて、先程開けられた風穴から、ビュウビュウと風が吹き込んでいるだけであった。
先に俺がゆっくりと倉庫から出て、20メートルほど進んだ後に、ヨギに向かってサインを送り、ヨギをゆっくりと後からついてこさせた。
(なぁゴク。)
「ん? なんだ?」
(この敵意磁針なんだが、欠点とか弱点とかはあるのか?)
「そうさなぁ......あるとすれば......」
ゴクが続きを言おうとしたその時、俺は特に注意していなかった方向から、いきなりとてつもない衝撃を受け、衝撃をもろに食らった背中に激痛が走った。
「うわぁっ......ぁぐっ......いっってぇ......」
「あ〜......あるとすれば、こういうパターンだな。プログラムで動くロボットは、敵意を持たない。」
「ろ......ぼっと......?」
俺が自分の後ろの方を振り返ると、そこにはヨギを遮るように立ちはだかる、一体のロボットが居た。
「......捕獲対象確認......捕獲シークエンスに移行......」
そのロボットの姿形に人間らしさは無く、ごくごく短い手足に、ずんぐりむっくりとした胴体。カメラアイは胴体の真ん中にあり、胴体の上には何やら太いアームのようなものが三本連なっていた。
「くっ......来るな......来るなっ......」
俺は見苦しく目の前のロボットに対して、手を払い除ける動作しか出来なかった。
「サイ!」
迫り来るロボットの後ろからヨギの声が響き渡り、ヨギは身を呈してロボットの足止めをしてくれた。
「早く逃げろ!」
「あ......あぁ!」
後で振り返れば、俺のこの時の行動はなかなかに愚かで、なかなかに人間的であったと思う。自身に向かってくるロボットを友人に任せ、肝心かなめの俺は迷わず逃げの一手。
白い病院を駆け回り『staff only』と書かれた場所に突っ込んだ。そして俺は先ほどの恐ろしさが未だに抜けず、その場にへたりこんでしまった。
「バカ! サイ! 早くここから出ろ! まだ出口は先だぞ!」
「わ......分かってるって......」
俺は這いずり回りながら、職員専用エレベーターを目指した。するとそこで敵意磁針が反応を示した。
「チッ! もう嗅ぎ回られたか......いや、さっきお前が逃げる為に走ったせいかもな......兎に角エレベーターに居ることは間違いねぇ、敵のいねぇ階段に行け!」
(あ、あぁ!)
俺は急いで起き上がり、階段を半分転げ落ちるように降りていった。そして2階に着くと、俺は急いで職員専用エリアから抜け出した。
「おい! なんでそのまま階段を下らねぇんだ!? 何してやがる!」
(あのまま階段を下ってても、エレベーターの奴と1階で鉢合わせするだけだ! それなら2階の一般区画に逃げ込んだ方がマシさ!)
2階の一般区画に飛び込んだ俺は、何も考えずに真っ先に非常階段へと向かった。
「バカ! 非常階段の敵を忘れるな!」
(やべぇ! 忘れてた!)
しかし、時すでに遅し。非常階段が視界に入った途端、何か人影のようなものも視界に入り、その視界に入った人影は一瞬にして俺に飛びかかった。
「うっ! ぐっ!」
俺は仰向けの状態で倒れふし、その上にマウントポジションを取られた。俺はハッとして敵の顔を見ようと顔を上げたが、その瞬間額に銃を突きつけられた。
「やっと捕まえた......」
俺の上にマウントポジションを取った者、それは女だった。長い髪にはあまりに合わないゴーグルが乗っており、黒と銀のツートンカラーのドレスのような戦闘服を着ていた。
女は両足を俺の両腕に乗せることで、俺の両手の自由を奪い、背中に付けている変な装置のアームで、俺の両足の自由を奪った。
「チッ......墓穴を掘っちまった......」
「ゴク......こんなヘナチョコを宿主にしたのは失敗ね。私の方が体術スキルは上みたいだわ。」
俺の上に乗った女は、腕時計型端末を見せつけてきた。そこには一定の周波数を感知しているモニターに『残り0メートル』の文字が浮かんでいた。
「黙っていても私には分かる。貴方がゴクの新しい宿主でしょ? さ、大人しくゴクを明け渡しなさい。」
女はそう言いながら、銃口を更にグリグリと押し付けて俺を脅迫した。
汗が滲んできた俺は迷わず降参しようと思ったが、その時ゴクが俺に囁いた。
「コイツはまだ、お前の『右手が俺である』という事を知らない。それを利用するんだ。
いいか? 言った通りにしろ。お前は両手を頭と床の間に入れて、降参のフリをしろ。直ぐに女がお前の身体をひっくり返して、うつ伏せにするだろうから、俺がその瞬間お前の左手に向かって道具を吐き出す。
左手が何か触ったと感じたら、その瞬間に迷わずその触れた物を握り潰せ。そうすればどうにかなる。」
(あ......あぁ。先ずは、降参のフリだな......)
俺はゆっくりと両肘を曲げ、動かせる範囲内で降参の意志を示した。すると女は乗せている足をどけ、俺はそのまま頭の後ろまで両手を持ってきた。
女は俺の上に乗っているのを止めると、ゴクの予想通り俺の事をひっくり返し、うつ伏せの状態にした。
その瞬間、左手に何かが当たり、俺はすかさずそれを握り、追い詰められた恐怖感と共に潰した。
「うおっ! がっ!」
女は驚いた声をあげ、俺が見えていた床には、俺の影が限りなく濃く写った。それは俺が潰した何かが非常に明るい光を放った事を意味していた。
「こりゃ『火禽閃光』って道具だ。目潰しにゃ丁度いい。さ、早く逃げるんだ。」
(あぁ!)
俺は窮地を脱し、そのまま敵意磁針が反応を示さない非常階段へ、さながらビーチフラッグスの選手のような勢いで跳ね起き駆け抜けた。
「くっそ......逃がすかよ......イプシロン......2階に降りてこい......」
女がボソボソっと呟くと、いきなり天井が破壊され、上の階から何かが落ちてきた。
俺は構わず非常階段を駆け降りようとしたが、俺はそこで歩みをやめてしまった。
俺の視界に映ったもの。それは上の階から落ちてきたのは先ほどのロボットであって、そのロボットの三本のアームによって自由を奪われたヨギであった。
恐らく上の階で俺のために足止めした際、捕まってしまったのだろう。
「おいサイ! 何してんだ! 早く駆け下りろ! また捕まっちまうぞ!」
「そこの少年! 止まれ! 今イプシロンは君の友人を捕縛している! 友人の命が惜しければ、大人しくゴクを明け渡すのだ!」
女は火禽閃光によって眩まされた眼を手で抑えながら、俺に向かって勧告してきた。
「人質......クソっ......卑怯な......」
「卑怯も何もあるものか! 元はと言えば、君の方がゴクを隠し持っているのが原因だろう! さぁ! 早く渡せ!」
(ゴク......どうしたらいい......俺はお前とヨギ、どっちを優先すりゃ良いんだ......)
「今なんて言った? 『どっちを』だと? 『どっちも』の間違いだろ?」
(なぁゴク。)
「なんだ?」
(なんで分かるんだ? 敵がこの建物内に居るって。匂いとか気配とかそういう類か?)
「あ〜と、違うな。敵の所在が分かる理由は、俺の中に入ってる『ある道具』の力のお陰だ。」
ゴクはそう言うと、右手をウニョウニョと変形させ、掌を口のような形に変えた。そしてその口のような穴から、1つ何か吐き出した。
(これは......目ん玉のおもちゃ?)
ゴクが俺の左手に吐き出した物は、丸っこくて、まるで硝子球に入れられた眼球のようであった。
それは俺の手のひらからフワフワと浮いて、俺の周りを漂い始めた。
「違う。これこそ『至天改世の25正6923澗5775溝ツ道具』のうちの一つ『敵意磁針』だ。所持者に敵意を向けている存在が、どの方向に、どれくらいの近さで居るのかが分かる代物だ。」
そう言われて敵意磁針をマジマジと凝視すると、ガラス球の中の眼球がある一方向を見つめていて、その方向は非常階段がある方向であった。
更に敵意磁針には複数の黒目のような物があり、別の方向を指している黒目を見ると、その方向は先ほどレーザーが飛んできた方向であった。
「なぁヨギ。これは俺の勘なんだが、非常階段の方には行かない方が良いかも知れない。」
「ん? どうしてだ? 普通に考えたら非常階段以外選択肢無いだろ。ここ3階だぜ?」
「もし仮に......俺を狙っている敵みたいなヤツらが居たとして......そいつらに今襲撃を受けているとして......俺がそいつらの居場所を分かった上でこの提案をしているとしたら?」
「......それなら、お前の言うことを聞くが......その話は仮の話じゃないのか?」
「仮の話......だったら良かったんだけどな。詳しい話は後でするけど、兎に角非常階段に向かってはダメだ。非常階段以外の方法で下るしかない。」
その話を聞いたヨギは、俺の真剣な表情を察して、近くにあった院内マップを取ってきた。
「これを見るに、非常階段とは逆方向に、関係者以外立ち入り禁止エリアがあるな。多分、そっちの方だと職員専用エレベーターなり、職員専用階段なりがあるだろうから、そっちの方に行くか。」
「あぁ。」
俺らは細心の注意を払って倉庫の外を覗いて見た。廊下は閑散としていて、先程開けられた風穴から、ビュウビュウと風が吹き込んでいるだけであった。
先に俺がゆっくりと倉庫から出て、20メートルほど進んだ後に、ヨギに向かってサインを送り、ヨギをゆっくりと後からついてこさせた。
(なぁゴク。)
「ん? なんだ?」
(この敵意磁針なんだが、欠点とか弱点とかはあるのか?)
「そうさなぁ......あるとすれば......」
ゴクが続きを言おうとしたその時、俺は特に注意していなかった方向から、いきなりとてつもない衝撃を受け、衝撃をもろに食らった背中に激痛が走った。
「うわぁっ......ぁぐっ......いっってぇ......」
「あ〜......あるとすれば、こういうパターンだな。プログラムで動くロボットは、敵意を持たない。」
「ろ......ぼっと......?」
俺が自分の後ろの方を振り返ると、そこにはヨギを遮るように立ちはだかる、一体のロボットが居た。
「......捕獲対象確認......捕獲シークエンスに移行......」
そのロボットの姿形に人間らしさは無く、ごくごく短い手足に、ずんぐりむっくりとした胴体。カメラアイは胴体の真ん中にあり、胴体の上には何やら太いアームのようなものが三本連なっていた。
「くっ......来るな......来るなっ......」
俺は見苦しく目の前のロボットに対して、手を払い除ける動作しか出来なかった。
「サイ!」
迫り来るロボットの後ろからヨギの声が響き渡り、ヨギは身を呈してロボットの足止めをしてくれた。
「早く逃げろ!」
「あ......あぁ!」
後で振り返れば、俺のこの時の行動はなかなかに愚かで、なかなかに人間的であったと思う。自身に向かってくるロボットを友人に任せ、肝心かなめの俺は迷わず逃げの一手。
白い病院を駆け回り『staff only』と書かれた場所に突っ込んだ。そして俺は先ほどの恐ろしさが未だに抜けず、その場にへたりこんでしまった。
「バカ! サイ! 早くここから出ろ! まだ出口は先だぞ!」
「わ......分かってるって......」
俺は這いずり回りながら、職員専用エレベーターを目指した。するとそこで敵意磁針が反応を示した。
「チッ! もう嗅ぎ回られたか......いや、さっきお前が逃げる為に走ったせいかもな......兎に角エレベーターに居ることは間違いねぇ、敵のいねぇ階段に行け!」
(あ、あぁ!)
俺は急いで起き上がり、階段を半分転げ落ちるように降りていった。そして2階に着くと、俺は急いで職員専用エリアから抜け出した。
「おい! なんでそのまま階段を下らねぇんだ!? 何してやがる!」
(あのまま階段を下ってても、エレベーターの奴と1階で鉢合わせするだけだ! それなら2階の一般区画に逃げ込んだ方がマシさ!)
2階の一般区画に飛び込んだ俺は、何も考えずに真っ先に非常階段へと向かった。
「バカ! 非常階段の敵を忘れるな!」
(やべぇ! 忘れてた!)
しかし、時すでに遅し。非常階段が視界に入った途端、何か人影のようなものも視界に入り、その視界に入った人影は一瞬にして俺に飛びかかった。
「うっ! ぐっ!」
俺は仰向けの状態で倒れふし、その上にマウントポジションを取られた。俺はハッとして敵の顔を見ようと顔を上げたが、その瞬間額に銃を突きつけられた。
「やっと捕まえた......」
俺の上にマウントポジションを取った者、それは女だった。長い髪にはあまりに合わないゴーグルが乗っており、黒と銀のツートンカラーのドレスのような戦闘服を着ていた。
女は両足を俺の両腕に乗せることで、俺の両手の自由を奪い、背中に付けている変な装置のアームで、俺の両足の自由を奪った。
「チッ......墓穴を掘っちまった......」
「ゴク......こんなヘナチョコを宿主にしたのは失敗ね。私の方が体術スキルは上みたいだわ。」
俺の上に乗った女は、腕時計型端末を見せつけてきた。そこには一定の周波数を感知しているモニターに『残り0メートル』の文字が浮かんでいた。
「黙っていても私には分かる。貴方がゴクの新しい宿主でしょ? さ、大人しくゴクを明け渡しなさい。」
女はそう言いながら、銃口を更にグリグリと押し付けて俺を脅迫した。
汗が滲んできた俺は迷わず降参しようと思ったが、その時ゴクが俺に囁いた。
「コイツはまだ、お前の『右手が俺である』という事を知らない。それを利用するんだ。
いいか? 言った通りにしろ。お前は両手を頭と床の間に入れて、降参のフリをしろ。直ぐに女がお前の身体をひっくり返して、うつ伏せにするだろうから、俺がその瞬間お前の左手に向かって道具を吐き出す。
左手が何か触ったと感じたら、その瞬間に迷わずその触れた物を握り潰せ。そうすればどうにかなる。」
(あ......あぁ。先ずは、降参のフリだな......)
俺はゆっくりと両肘を曲げ、動かせる範囲内で降参の意志を示した。すると女は乗せている足をどけ、俺はそのまま頭の後ろまで両手を持ってきた。
女は俺の上に乗っているのを止めると、ゴクの予想通り俺の事をひっくり返し、うつ伏せの状態にした。
その瞬間、左手に何かが当たり、俺はすかさずそれを握り、追い詰められた恐怖感と共に潰した。
「うおっ! がっ!」
女は驚いた声をあげ、俺が見えていた床には、俺の影が限りなく濃く写った。それは俺が潰した何かが非常に明るい光を放った事を意味していた。
「こりゃ『火禽閃光』って道具だ。目潰しにゃ丁度いい。さ、早く逃げるんだ。」
(あぁ!)
俺は窮地を脱し、そのまま敵意磁針が反応を示さない非常階段へ、さながらビーチフラッグスの選手のような勢いで跳ね起き駆け抜けた。
「くっそ......逃がすかよ......イプシロン......2階に降りてこい......」
女がボソボソっと呟くと、いきなり天井が破壊され、上の階から何かが落ちてきた。
俺は構わず非常階段を駆け降りようとしたが、俺はそこで歩みをやめてしまった。
俺の視界に映ったもの。それは上の階から落ちてきたのは先ほどのロボットであって、そのロボットの三本のアームによって自由を奪われたヨギであった。
恐らく上の階で俺のために足止めした際、捕まってしまったのだろう。
「おいサイ! 何してんだ! 早く駆け下りろ! また捕まっちまうぞ!」
「そこの少年! 止まれ! 今イプシロンは君の友人を捕縛している! 友人の命が惜しければ、大人しくゴクを明け渡すのだ!」
女は火禽閃光によって眩まされた眼を手で抑えながら、俺に向かって勧告してきた。
「人質......クソっ......卑怯な......」
「卑怯も何もあるものか! 元はと言えば、君の方がゴクを隠し持っているのが原因だろう! さぁ! 早く渡せ!」
(ゴク......どうしたらいい......俺はお前とヨギ、どっちを優先すりゃ良いんだ......)
「今なんて言った? 『どっちを』だと? 『どっちも』の間違いだろ?」
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