転生したら魔王軍に連れていかれました

ふらふら〜

動き出す不穏な影と、優しく照らす太陽の下で


なんというか、突発的に書き出してるので変なところとかあるかもしれません。

そしてネタが思いつかない!ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!




レンが魔王城に帰っている時、不穏な影が動きだしていた。

「女神様!」

慌てて入ってくる青年。

「どうした...」

冷たく呼びかける。

「真の勇者が!いえ、初代勇者がまた・・現れました!」

「懲りずに良くやる。あの神も諦めが悪いということか......」

薄ら笑いをしながら何かを考える。

(あの神に、精神的ダメージを与えるとするか...)

「もう良い、おまえは下がれ」

「失礼しました。」

そう言って部屋を出る。

「さぁ、おいで。私の可愛い女神ちゃん」

そしてその神の前に現れるのは1人の女神。

「なんですか、姉様...」

彼女もまた、冷たい声をだす。

「下界に行き、彼のコピー作り出して貰える?」

「分かりました...」

そして彼女は目の前から消える。

「ふふふっ...あなたの足掻きはいつまで続くのかしらね。」

冷たく笑うその声は、辺りに響き渡る。




〈sideある世界〉

ある建物の屋上の上で、冷たく頬を撫でる風が吹く。

「お兄ちゃん...今どこにいるの?」

彼女はそう言うと、空を見上げる。
すると足に頬擦りをしてくる猫を抱き上げる。

彼女の名前は神谷 花凛。

「いつもありがとう、ミルちゃん」

そう撫でながら猫に微笑みかける。

彼女は小学生の頃、いじめに会い。不登校になって部屋から出なくなってしまった。両親すら部屋には入れなかったが、ただ一人。兄だけは入れていた。そしてある時、兄は1匹の猫を抱えて部屋に入ってきた。

「今日はりんに友達を連れて来たぞ!」

ニカッと笑うお兄ちゃん。私はそんなお兄ちゃんの笑顔が大好きだった。

「.........猫?」

私は今にも消えかけそうな声で聞く。

「そう、猫!怪我してたから助けたんだ!そのついでにりんの友達になってもらおうと思ってな!」

そうして私はお兄ちゃんの連れてきた猫を大切に育てた。猫の名前にはミルと名付けた。理由はミルクが大好きだから、至って単純。ミルはどんな時も私と一緒にいてくれた。お兄ちゃんが事故に会い亡くなってしまった時も傍にいてくれた。私はそんな過去を振り返る。

そして今も私を1人にはしない。

「お兄ちゃんが連れてきたミルちゃんは、お兄ちゃんみたいに優しいよ」

空に向かって微笑む。太陽が優しく照らしだす。

「でも...私はもう限界だよ。お兄ちゃん......」

そう言って猫を下ろし。足場のない所に1歩踏み出し。落ちる。

(お兄ちゃん...会えたらいいな)

そう考えると、ミルは私の元へ来た。

「こんな時まで傍にいてくらるのね…本当に、ありがとう」

そう言って優しく抱き。涙を流す。ミルもその言葉に返すように優しく鳴く。

「にゃ〜♪」

そして、辺りは真っ白になった。






気が付くと私はお花畑に居た。上を見上げると、ここでも優しく太陽が照らしている。

「確か私はある女性と喋ってて...」

辺りを見渡すと1匹の白い竜が居た。その竜はこちらに近づくと私に頬擦りをする。

「もしかして、ミルちゃん?」

(えぇ、そうです。やっと話す事ができました。)

優しい声が聞こえる。その声は大人の女性の声だった。最初は驚いたけど、私はその声がミルちゃんだと一発で分かった。そしてあの時話した女性の言葉を思い出す。

「辛い事が沢山ありましたね。これからもあるかもしれ知れませんが、貴女のお兄様を探す旅、頑張ってください。」

そう優しく微笑む。

私はお兄ちゃんがいる世界に、やって来た。





ダメだ〜(´;ω;`)
なんか、色々と起こし過ぎた感が...
そう言えばですが、(E)ってカッコイイですよね!
すみませんでした!

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