転生したら魔王軍に連れていかれました
デートと濃い奴らの店
お出かけだー!
「行くわよ?」
いつもと変わらない黒に少々赤が入ってるドレスだ。とても似合っている。
「おう!でもその口調じゃなくなるんだろ?」
「そうね」
だよな。そうして街を歩き始める。
「そう言えばだがさっき神眼を開眼したんだが...」
目が点になって固まっている。それは当たりまでだろう普通悪魔を宿した人は天使を宿すことができないのだから。
「おーい、大丈夫かー?」
レスティの目の前で手を振る。
「......大丈夫だ、うんちなみに何の天使なのだ?」
「七つの美徳の叡智の天使なんだよな......」
また少し固まる。
「もう驚かないぞ、今は発動してないのか?」
「あーうん、してないぞ?」
「そうか」
すると...
「魔王様ー!!」
「魔王様だーー!」
「オー!レスティール様ー!」
街の人々がレスティを見かけるやいなや歓喜して歓声をあげている。気づいたら既に囲まれていではないか。
「珍しいですね!どのようなご用事で!」
など色々と聞かれている。レスティは困っている様子だった。しかし俺は兵士であるため今は声をかけれない。既に空気と化していた。
俺は空気だ、この場にはいない。と念じをかける。その頃レスティの内心は
「(せっかく二人っきりだったのに......)」
落ち込んでいた。
「すまんな!今は急いでいるんだ!」
そして俺の服を引っ張りその場を足早に去っていく。
「人気者は辛いですね」
ニヤニヤしながらそう言葉を発する。
「茶化さないでくれ」
「そう言えばどこに行くんだ?」
「もう少しで着くぞ...ほら、見えてきた」
そして指を指すところを見る。見ればわかるそう服屋だ。
「うん、知ってた...あの時の話の流れからして知ってたよ...」
「何を言ってるんだ?さっさと入るぞ!こんな堅苦しい喋り方疲れたんだ!」
「それ言っちゃうのかよ...」
呆れながら言う。
そんなことを話ながら店に入る。
「あら?いらっしゃ〜い♡」
俺は見てはいけないものを見てしまった。目の前にはゴルドのおっさん並の大男が女装している姿があったからだ。
「バケモンじゃねぇか...」
ついそんなことをくちばしってしまう。すると...
「あら?誰のことかしらん?」
「うぐッ......」
強烈な腹パンをくらわせられた。目で見えないほど速いパンチだった。俺はその場にくずれこんだ。
「お邪魔するわね!今日はそこに倒れている人の服を作って貰いたくってね」
倒れている人言うなよ...そう思いながら起き上がる。
「あら?そうなのん?ならあの子を呼ばなくちゃってね♡」
そうして走っていった。俺は気になったことををレスティに質問する。
「そう言えば口調くずしていいのか?」
「ここは大丈夫よ♪あの人も口調くずしてたでしょ?」
「そう言えばそうだな」
すると今度は小さい女の子が来る。
「ん?女の子?」
「子供じゃない!」
ぽんッと拳がお腹に当たる。痛くない...
「え?違うのか!?」
「この人は大人よ?」
「そうだ!貴様より歳上だ!」
マジかよ...てっきり歳下かと思ったぞ...
「それで?今日はなんのよう?」
レスティが話始めたから暇潰しに近くの服見て回る。
「あの人の服を作って貰いたいの」
指を指されてしまった。
「なるほど...貴様!」
「あ、はい?」
「デザインはどうする?」
「そうですねぇ...」
そして戻ろうと歩き始めようとした瞬間...
「いだッ!!......」
そう、転んだのだ。コートの裾を踏んで転んだのだった。
「まずは今着てるコートを短くする必要があるようだな...」
呆られてしまった。
「大丈夫?」
レスティは心配してくれている様だ。天使だ!
「あ、あぁ...大丈夫だよ」
そして起き上がりながらコートを脱ぎロリババァに預ける。
「今なにか考えたろ?」
なぜわかった?睨まれてしまった。
「ナニモカンガエテナイデスヨ?」
「まぁいい...コートの裾をどれくらいにする?」
「足首ぐらいに頼む、後背中の王都の紋章に重ねるように魔王軍の紋章を入れてくれないか?」
「わかったよ、終わったら作る物のデザイン聞くよ」
そんなに早く終わるのか?
そうして作業をする。気になったので神眼を使ってみようと思い名称だけ見てみる。
__________
スキル:«手芸の達人»
__________
そりゃあ早く終わるよな...
ふと神眼を使っているレンを見たレスティは、
「(綺麗で温かいオレンジ色の瞳......)」
レンの太陽のように温かいオレンジ色の瞳にみとれていた。
「ん?どうした?ジーッと見て」
「うんん!何でもないの!」
「そうか?」
そして神眼を解除する、ちなみに魔眼は常時発動している。萎縮の効果は意思がないと発動しないのだ、しかし赤い目に見られて勝手に萎縮する奴もいる。
そうしていると終わったようで。
「終わったぞ」
そして渡される。ちゃんと綺麗に短くなっており元々あった赤いラインもちゃんとあった。
「あの短い時間で......」
「どう?凄いでしょ!」
横に居たレスティが声をかける。
「で?作る者とデザインは?」
「あぁ、そうだったな...えっとだな〜同じコートで白と黒と青の6:4:2でデザインは達人の好きな様にしてくれ。でも、紋章は入れてくれ!後出来れば今着てるこのコート同じデザインで黒版もお願いしたいかな?」
ちょっと多いかな?
「わかった!やりがいがあるな!できるまで中に着る服など観とくんだな!」
心配とは裏腹に嬉しそうだった。
1から作るんだろ?流石は達人だな...
そんなことを思いながらレスティと服を見て回る。
「レスティ」
「なに?」
「俺こういうのには疎いからさ...出来れば決めてくれるか?」
俺は前世でもファッションとかオシャレにはどうも疎かった。
「いいわよ!」
露骨に嬉しそうだ。
「ありがとうな!」
ニコッというより二カッと笑う。するとレスティは顔を赤く染めた。
「ま、まかしぇて...」
ますます顔を赤く染める。
おや?噛んだぞ?これはレアだ!噛んだレスティURだぞ!
「珍しいな!」
ついつい笑ってしまう。
「もう!笑わなくてもいいじゃない!」
怒っていても可愛いとはなんて素晴らしいのだろうか。
「いや、ごめんな!珍しくって」
「ほら!決めるわよ!」
「はい...」
ずっと笑っていたらビンタされてしまった。痛覚無効を発動している筈なのにめちゃくちゃ痛かったんだが......
「これなんかいいんじゃない?」
やっぱり俺には黒が似合うのだろう、黒いシャツなどを見ている。
そんな感じで探していたら真っ黒の長袖その上に着る黒い半袖の二着に決まった。デザインは長袖は本当に黒一色だが、半袖の方は黒に灰色のラインがあるという至ってシンプルなものだ。そうこうしているうちにコートが出来たようで。本当に早い、何日もかかっていいものを3時間でつくってしまった。
「本当に凄いな...」
「でしょ?」
真っ平らな胸を張っている。
「また何か考えたろ?」
なぜわかるのだろうか?レスティと一緒で目でわかるのだろうか?
デザインは普通にかっこいい物だった。フード付きで袖の部分はめくれてボタンで止めてあり裾は足首ぐらいまであるコートと今着てる黒版だ。
「ありがとうな!」
「いえいえ、久しぶりにやりがいがあって楽しかったから」
そして店を後にした。黒版はサブにして普段着るのは新しいコートだ。おっさんのコートは大事に保存だ。
「レスティも今日は本当にありがとな」
「喜んでくれてこっちも嬉しいわ♪」
優しく微笑む、その姿はいつもより綺麗に見えた。
「そう言えば褒美ってなんだ?」
貰っていなかった事を今思い出しだ。
「そうね〜......なら、目を瞑って!」
なんでだ?
「お、おう!」
そして目を瞑る。
「それじゃ、褒美をあげる♪」
「ん!?」
瞬間、唇に柔らかく温かい感触が伝わってきた。そう、キスをしたのだ。
「お、おい...」
つい顔が熱くなる。レスティもそれなりに赤い。
「これが褒美...私のファーストキス♪うふふ...」
俺もファーストなんだが......そんなことを思いながら前に歩き出したレスティを追いかける。
「帰りにケーキでも買おうぜ」
ちゃんとルルとの約束も守るぞ。
「そうね!」
「そうそう、近くに良いスキルや魔法を使うモンスターがいるところってないか?」
強くなる為にも欠かせないことだろう。
「そうね〜...竜の祠と賢者の森かしら?」
何そのいかにも強い奴がいそうな所...まぁいいや明日行ってみるか。
「そ、そうか!何から何までありがとなー」
「いえいえ♪」
「んじゃ!ケーキ屋寄って帰りますか!」
そうして魔王城に帰りシルフィンさんとルルそしてレスティとの4人でケーキ食べた。
次回は取得祭り!
「行くわよ?」
いつもと変わらない黒に少々赤が入ってるドレスだ。とても似合っている。
「おう!でもその口調じゃなくなるんだろ?」
「そうね」
だよな。そうして街を歩き始める。
「そう言えばだがさっき神眼を開眼したんだが...」
目が点になって固まっている。それは当たりまでだろう普通悪魔を宿した人は天使を宿すことができないのだから。
「おーい、大丈夫かー?」
レスティの目の前で手を振る。
「......大丈夫だ、うんちなみに何の天使なのだ?」
「七つの美徳の叡智の天使なんだよな......」
また少し固まる。
「もう驚かないぞ、今は発動してないのか?」
「あーうん、してないぞ?」
「そうか」
すると...
「魔王様ー!!」
「魔王様だーー!」
「オー!レスティール様ー!」
街の人々がレスティを見かけるやいなや歓喜して歓声をあげている。気づいたら既に囲まれていではないか。
「珍しいですね!どのようなご用事で!」
など色々と聞かれている。レスティは困っている様子だった。しかし俺は兵士であるため今は声をかけれない。既に空気と化していた。
俺は空気だ、この場にはいない。と念じをかける。その頃レスティの内心は
「(せっかく二人っきりだったのに......)」
落ち込んでいた。
「すまんな!今は急いでいるんだ!」
そして俺の服を引っ張りその場を足早に去っていく。
「人気者は辛いですね」
ニヤニヤしながらそう言葉を発する。
「茶化さないでくれ」
「そう言えばどこに行くんだ?」
「もう少しで着くぞ...ほら、見えてきた」
そして指を指すところを見る。見ればわかるそう服屋だ。
「うん、知ってた...あの時の話の流れからして知ってたよ...」
「何を言ってるんだ?さっさと入るぞ!こんな堅苦しい喋り方疲れたんだ!」
「それ言っちゃうのかよ...」
呆れながら言う。
そんなことを話ながら店に入る。
「あら?いらっしゃ〜い♡」
俺は見てはいけないものを見てしまった。目の前にはゴルドのおっさん並の大男が女装している姿があったからだ。
「バケモンじゃねぇか...」
ついそんなことをくちばしってしまう。すると...
「あら?誰のことかしらん?」
「うぐッ......」
強烈な腹パンをくらわせられた。目で見えないほど速いパンチだった。俺はその場にくずれこんだ。
「お邪魔するわね!今日はそこに倒れている人の服を作って貰いたくってね」
倒れている人言うなよ...そう思いながら起き上がる。
「あら?そうなのん?ならあの子を呼ばなくちゃってね♡」
そうして走っていった。俺は気になったことををレスティに質問する。
「そう言えば口調くずしていいのか?」
「ここは大丈夫よ♪あの人も口調くずしてたでしょ?」
「そう言えばそうだな」
すると今度は小さい女の子が来る。
「ん?女の子?」
「子供じゃない!」
ぽんッと拳がお腹に当たる。痛くない...
「え?違うのか!?」
「この人は大人よ?」
「そうだ!貴様より歳上だ!」
マジかよ...てっきり歳下かと思ったぞ...
「それで?今日はなんのよう?」
レスティが話始めたから暇潰しに近くの服見て回る。
「あの人の服を作って貰いたいの」
指を指されてしまった。
「なるほど...貴様!」
「あ、はい?」
「デザインはどうする?」
「そうですねぇ...」
そして戻ろうと歩き始めようとした瞬間...
「いだッ!!......」
そう、転んだのだ。コートの裾を踏んで転んだのだった。
「まずは今着てるコートを短くする必要があるようだな...」
呆られてしまった。
「大丈夫?」
レスティは心配してくれている様だ。天使だ!
「あ、あぁ...大丈夫だよ」
そして起き上がりながらコートを脱ぎロリババァに預ける。
「今なにか考えたろ?」
なぜわかった?睨まれてしまった。
「ナニモカンガエテナイデスヨ?」
「まぁいい...コートの裾をどれくらいにする?」
「足首ぐらいに頼む、後背中の王都の紋章に重ねるように魔王軍の紋章を入れてくれないか?」
「わかったよ、終わったら作る物のデザイン聞くよ」
そんなに早く終わるのか?
そうして作業をする。気になったので神眼を使ってみようと思い名称だけ見てみる。
__________
スキル:«手芸の達人»
__________
そりゃあ早く終わるよな...
ふと神眼を使っているレンを見たレスティは、
「(綺麗で温かいオレンジ色の瞳......)」
レンの太陽のように温かいオレンジ色の瞳にみとれていた。
「ん?どうした?ジーッと見て」
「うんん!何でもないの!」
「そうか?」
そして神眼を解除する、ちなみに魔眼は常時発動している。萎縮の効果は意思がないと発動しないのだ、しかし赤い目に見られて勝手に萎縮する奴もいる。
そうしていると終わったようで。
「終わったぞ」
そして渡される。ちゃんと綺麗に短くなっており元々あった赤いラインもちゃんとあった。
「あの短い時間で......」
「どう?凄いでしょ!」
横に居たレスティが声をかける。
「で?作る者とデザインは?」
「あぁ、そうだったな...えっとだな〜同じコートで白と黒と青の6:4:2でデザインは達人の好きな様にしてくれ。でも、紋章は入れてくれ!後出来れば今着てるこのコート同じデザインで黒版もお願いしたいかな?」
ちょっと多いかな?
「わかった!やりがいがあるな!できるまで中に着る服など観とくんだな!」
心配とは裏腹に嬉しそうだった。
1から作るんだろ?流石は達人だな...
そんなことを思いながらレスティと服を見て回る。
「レスティ」
「なに?」
「俺こういうのには疎いからさ...出来れば決めてくれるか?」
俺は前世でもファッションとかオシャレにはどうも疎かった。
「いいわよ!」
露骨に嬉しそうだ。
「ありがとうな!」
ニコッというより二カッと笑う。するとレスティは顔を赤く染めた。
「ま、まかしぇて...」
ますます顔を赤く染める。
おや?噛んだぞ?これはレアだ!噛んだレスティURだぞ!
「珍しいな!」
ついつい笑ってしまう。
「もう!笑わなくてもいいじゃない!」
怒っていても可愛いとはなんて素晴らしいのだろうか。
「いや、ごめんな!珍しくって」
「ほら!決めるわよ!」
「はい...」
ずっと笑っていたらビンタされてしまった。痛覚無効を発動している筈なのにめちゃくちゃ痛かったんだが......
「これなんかいいんじゃない?」
やっぱり俺には黒が似合うのだろう、黒いシャツなどを見ている。
そんな感じで探していたら真っ黒の長袖その上に着る黒い半袖の二着に決まった。デザインは長袖は本当に黒一色だが、半袖の方は黒に灰色のラインがあるという至ってシンプルなものだ。そうこうしているうちにコートが出来たようで。本当に早い、何日もかかっていいものを3時間でつくってしまった。
「本当に凄いな...」
「でしょ?」
真っ平らな胸を張っている。
「また何か考えたろ?」
なぜわかるのだろうか?レスティと一緒で目でわかるのだろうか?
デザインは普通にかっこいい物だった。フード付きで袖の部分はめくれてボタンで止めてあり裾は足首ぐらいまであるコートと今着てる黒版だ。
「ありがとうな!」
「いえいえ、久しぶりにやりがいがあって楽しかったから」
そして店を後にした。黒版はサブにして普段着るのは新しいコートだ。おっさんのコートは大事に保存だ。
「レスティも今日は本当にありがとな」
「喜んでくれてこっちも嬉しいわ♪」
優しく微笑む、その姿はいつもより綺麗に見えた。
「そう言えば褒美ってなんだ?」
貰っていなかった事を今思い出しだ。
「そうね〜......なら、目を瞑って!」
なんでだ?
「お、おう!」
そして目を瞑る。
「それじゃ、褒美をあげる♪」
「ん!?」
瞬間、唇に柔らかく温かい感触が伝わってきた。そう、キスをしたのだ。
「お、おい...」
つい顔が熱くなる。レスティもそれなりに赤い。
「これが褒美...私のファーストキス♪うふふ...」
俺もファーストなんだが......そんなことを思いながら前に歩き出したレスティを追いかける。
「帰りにケーキでも買おうぜ」
ちゃんとルルとの約束も守るぞ。
「そうね!」
「そうそう、近くに良いスキルや魔法を使うモンスターがいるところってないか?」
強くなる為にも欠かせないことだろう。
「そうね〜...竜の祠と賢者の森かしら?」
何そのいかにも強い奴がいそうな所...まぁいいや明日行ってみるか。
「そ、そうか!何から何までありがとなー」
「いえいえ♪」
「んじゃ!ケーキ屋寄って帰りますか!」
そうして魔王城に帰りシルフィンさんとルルそしてレスティとの4人でケーキ食べた。
次回は取得祭り!
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