魔法学園の最強最弱者

寺さん

14話~新たな問題~

話終わったサヤカはなんだかすっきりとした表情で天井を見つめてた。

「私が知ってるのはこれぐらい。守がその後この学園に入学するって聞いたから勉強してこの学園に入ったんだ。」

そうか...サヤカは昔から俺の事を好きでいてくれたのか。なんだか胸の奥が痛かった。

「なんか、すまないな。ようやく7年ぶりに会えたのに覚えてなくて。

「ううん、いいんだよだって記憶を失ったんでしょ?しょうがないよ。」

サヤカは良いやつだな...多分記憶を失ってなかったら好きでいたかも...

「じゃあ、話も終わったから一緒にイチャイチャしながら寝よ?」

.....ただこれさえなければの話だが。

「ちょっとせっかく良い雰囲気だったから黙ってたのにいきなりそれはなんなのよ?!
それに、守は何かわかったの?」

そうえいば.....おれのガキの頃の話は分かったがその連れ去られた後の話は聞いていなかったな。

「なぁ、サヤカ?俺が連れ去られた後の話はなにか分からないか?」

「残念だけど私はその後の話は何も知らないわ。ごめんなさい。お詫びに今夜は何でもしてあげるから.....」

「イヤイヤ、知らないならいいんだよ。こっちこそ聞いて悪かったな、と言いたいがとりあえずその脱ぎかけのシャツを今すぐ着ろ。」

「はーい!」

-----------------------------------------------------------------------
「.....で今後はどうするの?」
ユイは心配そうに聞いてきた。

「とりあえずこの件は保留にしとく。また、なにか進展があったら再び調査に出る。
後、できたらでいいんだがお前らも手伝ってくれないか?この通りだたのむ!」

俺は手を叩き頭を下げて頼んだ。

「もちろん、手伝ってあげる」

「私も!」

「お前ら.....ホントにありがとう 」

「まぁその話はいいとして、最近魔法反対過激派組織の運動が活発になってきたのを知ってる?」

ああ、そういえば最近魔法を使うのは人間らしくないって言って民間を強引につれさらったり無差別テロを起こす狂信的な事を集団だっけ?魔法禁止とか言ってるやつらがバリバリ魔法使ってるから自分勝手奴らだというのは覚えてる。

「まぁ、ちらほら聞いたりするけどそれがどうした?」

「実を言うと、その過激派組織の取り締まり役をやってくれないかって私の先輩が」

「え?俺たちが?」

「うん、私とあなたと後隣の守大好き過ぎて少しやばいいかれちゃったそこの女」

「あら、ひどいあだ名つけるわね。守大好きは認めるけど」

イヤ、そこは認めるんかい!
まぁいいやとりあえず切り替えて

「えーと俺達に拒否権は無いの?」

「ま、そんなとこね。だから明日8時に学園長前に集合」

「魔法学園の最強最弱者」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

コメントを書く