魔法学園の最強最弱者

寺さん

7話~悪運?幸運?~

「まさかユイにあんな過去があったとはな.....」
俺は一人静かな寮の廊下でつぶやいた。
「えっと俺の部屋は.....」603号室「お!あった」
ドアノブに手をかけると、部屋が空いてたので中に入る。制服の上着だけ脱ぎ、いざ浴場へと向かった。
しかし、そこでまた不幸がおこる。ガチャ
「え.....」そこには全身を大きいタオルで隠しているユイの姿だった.....なんで?!と言おうとしたが
それより先に「ふーん1度だけじゃすまないって事ね?」ユイの顔は鬼とも言えるほどの怖い姿に変わっていた。「は.....ははは、」俺は笑うしかなかった
こっちに近づいてきた 「ま.....待て!話を聞けばわかるから!」俺は必死に抵抗するも「問答無用 」
チュドーン「ぎゃあああーーーー」
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「全く!部屋の前の名前も見ないなんて最低!」
どうやらドアの前に住む人の名札があったようだ。
「いやぁ、すまない.....全然気づかなかった...」
俺は下を向いて謝った。「ホント最低!」ユイはそっぽを向いて言った。首を振る度に、長いきれいな金髪が動く。俺はその髪をしばらく見とれてしまった。
ジー「な...何よ?」ハッとすぐに我に帰る。「い...いやぁ綺麗な髪だなぁって。」ユイは顔を赤くしながら「ど...どこ見てるのよ!変態!」はぁ、また怒らせちゃったなぁー。あれ、でも何か焦ってね?
まぁいいやと思い風呂に入ろうとしたが、一つ言い忘れたことを思い出した。「お前、明日学校来るだろ?」と聞いたら、驚き、少ししてから「行くわよ」
「ん!そっか!」俺は満面の笑みで笑った。
すると、ユイはまた顔を赤くして ベッドに潜り込んだ
なんだろう風邪かな?と思い、近づいたら足がもつれしまった。ま...まさかこのパターンは!ドーン
俺はユイを床ドンしてた。「な...なぁ怒ってる?」
恐る恐る聞いた。「ふふふ聞くまでもないでしょ?」
チュドーン「うわあああー」俺は部屋の窓を身軽に乗り越える。「待ちなぁさーい!!」なんで今日の何で今日の俺はこんな運が悪いんだー!俺は今すぐにでも神様に訴えたかった。

コメント

  • もみあげゴリラ

    ウホウホ

    0
  • 寺さん

    それは、どうも

    0
  • あまたつ

    あの、最後から二行目くらい(?)に打ち間違いありましたよ?

    0
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