魔法学園の最強最弱者

寺さん

3話~新たな出会い~

「はぁーなんでこうなるんだ?」
教室の中俺は一人で静かに過ごしたいのに周りがそうしてくれない。ザワザワ
「やはりまだざわめきはおさまらないか...」
入学して今日で二日目だがなかなか噂は止みそうに無い。確かな理由が2つある。
一つは、東城ルイに勝ってしまったこと。東城ルイは
今年の注目生徒であり、なかなかの逸材だったらしい
ルイに勝った。と、だったらまだいいんだが(まぁそれでも十分すごいが...)Dランクが格上のBランクに勝つ。おまけに無名の生徒が有名な生徒に勝つというのが珍しい。
二つ目は、相手のデバイスを使った事だ。
普通相手のデバイスを使うなど聞いたことのない話だ
しかし、俺はいわゆる異端者(イレギュラー)と呼ばれる存在だ。異端者はたまに聞く話だが相手のデバイスを使うのは前例がない。
とまぁそんな二つの理由から俺は今周りから注目されてる...
「はい、それでは席についてくださーい。」
マリ先生が教室に入ってきた。「えーそれでは出席を
とりまーす」
朝の出席が始まってすぐに何か違和感を感じた。
それは、俺だけ隣の人がいない!
みんな隣の人がいるのだが俺だけなぜかいない。
「まぁそのうちに来るか...」
しかし、授業が始まってもなかなか来なかった。
キーンコーンカーンコーン
そして、あっという間に休み時間になってしまった。
「はぁ、昼飯どうするかな...屋上で食うか。」
ガトリア学園には景色の良い屋上がある(自分の好み的だが)購買部で買ったパンや牛乳を持ち屋上に向かい、ドアを開けた瞬間誰かいたようだ。見ると女っぽい。後ろを向いて良く分からないが金髪の長い髪ですぐに分かった。「...まぁいいや一緒に食うか。」とドアを開けた次の瞬間強い風がいきなり吹いた。
制服のミニスカートの黒タイツの間から白い何かが
見えてしまった。そして、金髪の女がこっちを向いて
「みた?」唐突に聞いてくるな...まぁ正直に言おうと決めた「ああ、すまない見てしまった」
すると、彼女が「ふーんじゃあ殺す」と見下すような目で言った。「へ?!」
「デバイス!」
炎属性のオーラが出た。彼女の右手には大きい剣が二本両手に握られていた。
俺は今すぐにでも帰りたかった。

コメント

  • ノベルバユーザー232154

    句点。が抜けているところや、半端に改行されていて、読みにくいヶ所が複数あります。

    0
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