コラボ─チート無しクラス転移・厨二病が率いる異世界ライフ

Akisan

コラボ─出会い

「あんたたち!」
そう呼ばれたのはアゼルと修行している中だった
「何ですかおかみさん」
いつも、皆のご飯を作ってくれる
大柄の女性だすぐ横には原がいる

「この時期に美味しい魚が揚がるんだよ
ちょっくら山を下りて町まで買いに行っておいで」
と、大声でカゴを差し出してくる

「僕に任せてください」
「うわぁ!光希!?」
いきなり光希が表れた
「さぁ、行こうサイトー魚が僕を呼んでいる」
実は大食いの光希は美味しいものに目がない
「魚の名前は?」
と、聞くと光希が「わすれてた」と、言った
しっかりしてくれ

「リュウグウノ──」
リュウグウノツカイかあれって
食べれるn──
「──イッカクカツオマグロって言う魚だよ」

────なんですかそれ



その魚(?)は少し遠い町にあるらしく
ここから4日ほどかかるらしい

危険な敵などはいないそうなので
安心して進んで良いそうだ

魚に関しても、料理好きな原が
わかると言うため特に心配することはない

山を南側に下りていく
山肌を撫でるような風がとても心地よい

なかなかハードな毎日だったからか
歩き始めてあまり経ってないのに
疲労が溜まっているようだ

「今日は、疲れてるから
あんまり進まず、寝れそうな所を探そう」
と、言うと
「それもそうか、早いところ
町に着きたいけど、寝るところ大事だもんねぇ」

と、言いながらも良いところが見つけられず
結局、山を下りきって太陽が沈みかける
時になって草原にでた
ここで野宿する方向になった



2日目、朝から進み始め
昼前に川にでた
おかみさんの話によればこの川に沿って
進めば2日くらいで町につくそうだ
しかし、少し、道が激しいらしく
あまりおすすめはしないとのことだ

「この川だね、別に流れが早い訳じゃないけど
何がそんなに危険なんだろうね」
川に沿って歩き始めると
光希の腹が鳴った
「お腹すいたぁ~」
と、川を見ている
釣りをするつもりらしい
いつの間にか拾っていた枝と蔓で
釣竿を作り始めた

「釣れるかな?」
光希が聞いてくる
「わかんないよ、もしかしたら二匹は
釣れるかもね、火を起こしておくよ」
燃え移ると大変なので少し広めに穴を掘る

20分後
「釣れないねぇ」
光希が呟く、流石にお腹も減った
「川に入った方が早いような気がする」
ザブザブと川に入っていく
どうやら思っていたよりも深いらしい
「光希!取れたよ!」
光希へ魚を投げる、次の瞬間
「うわぁ!」
何かに足を引っ張られ転んでしまう
川もさっきとは比べ物にならないくらい
深くなっている
「光希!原!助けっ…!」
「サイトー!」
「マジか、この川さっきよりも深いし流れも早ぇ!」
光希も原も川へ飛び込むが流れに逆らえずに
流されてしまうのだった

───そこで意識が途絶えた


次に目が覚めると見知らぬ顔があった




はい、どうも、Akiです
今回から暫くコラボ章となります

次の話から、コラボ先の方々も出てきますので
お楽しみください!

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