僕と彼女の物語
入学、謎展開
4月7日僕達は高校に入学した。
「わーしゅう君、一緒のクラスだね」
「なんだ…はるかか…久しぶり」
「はるかか…って何よ、酷くない?」
「別に酷くないでしょ」
「いくら幼馴染だからってそんなことばかり言ってたら絶交するよ」
「別にいいけど…」
「酷い…」
はるかとそんなやりとりをしているうちに始業のチャイムが鳴る。
入学式を終えた後
「あ、りゅう君、久しぶり〜」
振り返るとそこには幼馴染のちなみがいた。
「ちなみ?お前、高校ここにしたの?」
「うん、そうだよ」
「今、帰り?」
「うん」
「一緒に帰らない?」
「別にいいけど…」
2人は学校を出て駅の方へ歩き出す。
「しゅう君、一緒に帰らない?」
長い入学式を終えて、帰ろうとしていた僕にはるかが言う。
「うん。いいよ」
「校長の話長かったね」
「だな、おまけにPTA会長の話も長いときた」
「来賓紹介とか来賓多かったからかなり長かったよね」
「だな、その3つだけで軽く1時間はかかったな…」
そんなどうでもいいやりとりをしながら僕達は家に帰る。
「「「「ただいま」」」」
4人がそれぞれ自身の家に到着し、部屋に向かう。
僕は部屋に着いてすぐにちなちゃんとLINEをする。
私は部屋に着いてすぐにりゅう君とLINEする。
「ちょっと、しゅう、話があるからきなさい」
「ちょっと、ちなみ、話があるからきなさい」
「ちょっと、りゅう、話があるからきなさい」
「ちょっと、はるか、話があるからきなさい」
4人は母親に呼ばれ、部屋に向かう。
「「「「近所の山田さんに聞いたわよ。あんたもう浮気してるんだって?」」」」
「「「「は?」」」」
4人は何を言われているのか分からずその場で硬直する。
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