君の未来の為に

AITO

1話

ある桜が舞い散る時俺櫻井零斗はある田舎町に引っ越してきた。その田舎町には何もなく見渡す限りの畑、都会と違って空気がうまいただそれだけでは俺みたいな都会人は全く満足になれない。むしろ今は絶望している。
ゲームはまだできないし、WiFiもなく。ましてや遊ぶとこもない。こんな場所で生活すると思うと憂鬱になる。

(はぁ……)
俺がそんな深いため息をつくと母が話しかけてきた

(なにそんな今から死ぬみたいな顔してるのよ。もっと笑顔でいきましょ)

母はそう言いながら家の中に荷物を入れて行く。俺はそんな母がとてもたくましく見えた。

(なぁ母さん。田舎ってなにして遊べばいいの?)

(虫取りとか川遊びとかそんなのかな)

(なにその昭和の子たちみたいな遊び。俺はもっと楽しいことがしたいのゲームとか買い物とか色々ね)

(それなことがしたいなら今すぐ都会に帰りなさい)
母は俺の発言を聞いて少しイラっとしたのか少しそっけなかった。

(はぁ…)
俺はこれからどのように日常を送って行くのかを考えて行くもなにもいい案が浮かばなかった)

(明日学校か……やだなぁー)

俺はそんなことを言い引越しの荷物を降ろして明日の学校の支度をして寝た

〔翌日〕

朝からぴよぴよと鳥たちの声が聞こえる。いつもならお母さんの怒りの声や目覚ましの音で起きるのに今日はその音がなる30分前に起きた。

(今日から学校だ頑張るぞー!)

俺は朝から大きな声を出し自分の中にガッツを入れた。

俺はそれから学校に向かって歩いて行った。

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