幻想旅路記〜世界を旅する旅人とヒーローになりたい少年の出会い〜

ノベルバユーザー189431

あり得なかった再開

「フゥ。」
「落ち着いたかしら??レミィ」
「えぇありがとうね、パチェ」
「別にいいわ。貴方も大丈夫よね。」
「あぁ色々諦めた。」
「それは大丈夫じゃなわよ?・・・まぁ良いわ。・・・・・フラン。取り敢えずその人から降りなさい。」
「えぇぇえ、なんでぇ~」
「取り敢えず降りなさい。話が進まないわ。」
「いもう「フ・ラ・ン!!」・・そうだった。フラン様取り敢えず隣の席にお座りください。」
「にぃにぃがそう言うなら座る!!」
「・・・・・貴方本当に何者??」
現在紅魔館の地下にある大図書館の休憩室に居た。そこで円形のテーブルを中心にメイドと低級悪魔以外(メイドはレミィっと呼ばれてる少女の後ろ、悪魔はパチェっと呼ばれてる女性の後ろ)向かい合って座っていた。
「えーっと取り敢えず自己紹介を、俺は異旅  霊夜。今は旅人をしている。ついでに言うとその前はこのヴワルの館で雇われていた執事だ。っと言ってもこことは別世界でな、」
「執事?」
「あぁ執事だ」
「「「・・・・・本当なの(ですか)??」」」
「本当よ。私が物心ついたときにはお父様の執事としてこの屋敷にいたわ。」
「驚きましたよ。まさかお嬢様達に又巡り会えるとは・・・・・一応旦那様からもし再開できたらっと伝言を預かってます。」
「お父様から?」
「ハイ、『全部財産あげるから私の耳に届く程幸せになれ』です。もう無理でしょうが一応。」
「お父様は?お母様も」
「今の伝言を言われた後解雇され、二人っきりで旅したいから行け!!っと言われまして、取り敢えずそのままお二人とはそのまま別れ、旅を続けていたので今はどうなのかは・・」
「・・・お父様。相変わらず・・」
「すみませんお嬢様。話に付いてこれません。」
「完結に言うと多分ここに来る前の前の世界にこの屋敷があった頃君やこの女性がいなかった頃に俺はこの屋敷でレミリアお嬢様じゃなくて旦那様、レミリアお嬢様の父に雇われていた執事で、君達が来る前に旦那様達に連れられて屋敷を出て行って二度再開できない筈だったけど別世界、つまりこの世界で再開したって感じだな。」
「あぁ紹介するわね、お父様達が居なくなってしばらくしてこの図書館の管理をしてもらってる私の親友のパチュリーと幻想郷、この世界に来る少し前に雇った今のメイド長をしている咲夜よ」
「よろしく。って今更だな。」
「そうね、少し質問いいかしら?」
「答えられる範囲ならね。」
「レミィから前聞いた話だとレミィの親がいなくなったのってレミィがまだ20歳になるかならないかってぐらい昔よ、貴方おそらく人間よね?どうしてそんな若々しいのかしら?。」
「・・・そう言えば最後に見た時とそこまで変わってない。」
「え?ほんの数年しかたってないはずだけど??」
「・・・・霊夜さん。あれから大体五百年は過ぎてます。」
「・・・・どうやら貴方は今より過去の人物みたいね。流石ねこの世界は、時空のズレを無視するなんて。」
「そうそう、俺はこの世界の事を調べに来たんだよ。忘れてた。って事で幻想郷について書かれてる書物ってない?」
「コア。」
その声に反応し後ろにいた悪魔が少し前に出る。
「彼女は私の使い魔の小悪魔よ、」
「小悪魔です。皆様からはコアっと呼ばれています。幻想郷の書物でしたらあります。」
「頼めるかしら?」
「かしこまりましたパチュリー様。」
「いや、明日でいいよ。時間もいい感じだしね。俺はここら辺で、又明日にでも来るよ。」
「えぇぇにぃにぃ戻ってこないのー」
「一応解雇されていますし、今は客人って感じの立場ですから。」
「客人ならもてなさないとね、咲夜。霊夜さんの分も追加で夕食の準備をしてくれるかしら?」
「かしこまりました。」
瞬間、咲夜の姿が消える。
「やっぱり便利だな、時関連の力は、・・・・レミリアお嬢様、良いんですか?」
「私がそうしたいからするだけよ。それと私とフランにも咲夜やパチェと同じように接してほしわ今貴方との関係は雇い主の娘と従者じゃないでしょ?」
「・・・・それもそうか。なら改めて久しぶりレミリア、フラン。」
「にぃにぃ久しぶり!!!」
「えぇ、久しぶり、そしてようこそ紅魔館へ。」
「お邪魔するよ・・・・・所で気になってたんだが。どうして館の色が紅になってる?」
「それは〜〜」
「お姉様がこの色にしなさいって変えたんだー。」
「ちょっフラン!!///」
「・・・・旦那様娘さんはいらない所で貴方に似ています。」
「う〜☆う〜☆」
丸まったレミリアを見て可愛いと思ったのは内緒。

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