幻想旅路記〜世界を旅する旅人とヒーローになりたい少年の出会い〜

ノベルバユーザー189431

逃走(プロローグ)

「ふぅ、この辺なら時間あるかな。」
結界を張り身を任せる様に力を高める。
「ん、この位なら5分かな?・・・やっぱ来たか」
遠くから黒い何かが波のようにうねり、迫っていた。
「・・・・はぁいつ見てもこの光景は心に来るな、」
今日までに知り合った人は少ないが、それでも何も知らずただ消滅を待ってただけっと思うと心に重しが乗る。
「輪廻に回収されればいいけど・・・さてとチャージ完了次に行くか。」
次の瞬間には結界外は黒い波に飲まれた。
赤い点が無数にあり一斉にこちらを向く。
「ヤッベッ・・・そんじゃサヨウナラ。」シュン・・
結界が壊れ埋もれるが何事も無く終わる。
その時間、この世界は喰われた。


「・・・さっ、いつもの事じゃないか次の世界は心地良いかな?あ、でもそしたらこうなったら嫌だし・・・いきあたりばったりっで良いか。」

コメント

コメントを書く

「ファンタジー」の人気作品

書籍化作品