ルール説明➁

神様:「この世には全部で何個世界があるか知ってるかい？」
直也:「神器の数から考えて14個？」
神様:「残念！いいところに目をつけたけど正解は13個！」
直也:「じゃあ何で神器は14本？」
神様:「それは神様の数だね。」
直也:「？」
神様:「神様にも２つあって、選ばれた神様と、それ以前に存在した神様がいて、僕は最初にいた方なのさ。」
直也:「13人+あんたってこと？」
神様:「そうだね~」
直也:「なるほど」
神様:「それじゃあ各世界の戦士についてお話ししようか！」
直也:「おう」
神様:「まず、天界、魔界、精霊界、妖魔界、魔法世界、パラレルワールド、近未来、遠未来、彼方、崩壊世界、デジタルワールド、自然界、現世、の13ある世界からそれぞれ1人づつ来るんだけど」
神様:「さすがに皆んな強すぎるから今回は弱体化することになったんだ。」
直也:「弱体化？」
神様:「そもそもこの世界の人間は魔力を元の百分の一にした状態で生まれさせられてる」
直也:「そうだったの！？」
神様:「それだとフェアじゃないってことで、どの参加者も魔力や霊力を百分の一まで弱体化させてある。」
神様:「あ、でも近未来とかから来るサイボーグや機械兵は弱体化しようがないからめちゃくちゃ強いよ！」
直也:「それはフェアじゃ無くない！？」
神様:「一応、魔力や霊力は弱くしてあるけどそもそも彼らは使わないし、正直一番有利だね。」
直也:「俺も弱体化はされるのか？」
神様:「現世の人間はもともと弱体化されてるから大丈夫。」
直也:（例え魔王が来たとしても弱体化されてれば問題ないか、、、）
神様:「あともう一つ、戦闘は桜新町の中で行うように。町の外で戦ったら失格だからね。」
直也:「待てよ　︎俺の住んでる町なんだけど　︎」
神様:「大丈夫大丈夫。だいたい皆んなそこで暮らすから。」
直也:「嘘だろ　︎」
神様:「ちなみに町の外に出ることは許されてるけど、ガイドブックの持ち出しは禁止。あと大気圏の外側は桜新町の上空でも町の中に含まれないから気をつけてね。」
直也:（いや、そこまでは誰もやらんだろ、、、）
神様:「とまぁ、僕が教えられるのはこのぐらいかな。」
直也:「まだ聞きたいこと沢山あるんだけど　︎」
神様:「それは、自分で調べなさい！」
直也:「じゃあ最後に一つだけ」
直也:「あんたの名前を教えてくれ。」
神様:「そう言えば名乗ってなかったっけ？」
神様:「読星明日さ。」
直也:「読星？聞いたことないな。」
（てっきり神話に出てくるすごい神様なのかと思ってた。）
アス:「まぁ、苗字に関してはそもそも英語圏の名前を日本ご訳したものだしね〜。」
直也:「え？」



気づいたら部屋に戻っていた。