死んだら神になりました

叉龍

89-時は進む

あれから十年がたった。俺たちが学園に入学して、大陸を治めてから10年だ。
10年計画。10年かけて軍事力強化、生産力を強化した。五ヵ年計画じゃないぞ。共産化はしない。この国は産業革命おこしたのに王制を敷いている。さて、軍事に関しては自衛隊レベルの練度と相当な兵力。核は教えてない。というか俺自身が核だろうな。あとは教育も一新させたな。義務ではないが公共の教育機関、小学校から中学校を整備。軍学校、農業などの専門学校も運営している。
文明のレベルはまだ中世の文化が根強いが、機械なども増えてきている。
たとえば印刷機や、送風機、電話。列車も作らせた。列車は電気ではなく魔力で動くの魔導列車と呼ばれている。主にみんな列車と呼ぶが。当然、すべてを魔力で賄うことはできないので電気もちゃんとある。水力、風力、そして魔力。さらにこういった技術の開発組織を作った。国立総合研究所を設立。その中に化学を研究したり、物理を研究したり、魔法の研究、技術の研究。とにかくいろいろな研究をしている。ただし兵器関連は別で、国立総合研究所と連携してはいるが、軍属になっている技術開発研究所、通称技研。
この技研は銃や手りゅう弾などの個人携行装備から戦車、戦艦、航空機まで、兵器に関するすべてを研究し開発する。ちなみに海軍も空軍もちゃんとしたのが出来上がった。
エルフ族や魔族にも技術供与はしている。まあ最前線になりうるのはこの国だけども。隣のパトレック教国は魔法を捨てるのは神への冒涜と言って受け取らなかった。魔法は捨ててないし神は俺だ。魔法神いるけども。そして最近動きが怪しい。ついでに連合からも脱退してた。そろそろ戦争ふっかけてくるかな。
ちなみに陸軍は、小銃は発射速度が速い7.62mm弾装弾数80発、名称『3式自動小銃』通称サンシキ。
装弾数が多いのはマガジンに収納の魔方陣刻んで制限つきだが収納空間に弾があるからだ。この収納の魔方陣も技研の研究成果だ。それまでは普通に30発の弾倉を使っていた。それに収納を使うことで弾倉の小型化に成功し、薬莢がちょっと大きくなった様な形のを装填するだけ。そのため普通にマガジンにその薬莢のようなものを25発入れ、それを付けることで80×25つまり一つのマガジンで2000発撃てることになる。弾倉に弾倉を入れる奇妙なやり方だが外見は普通の銃だ。さらに排莢は使った薬莢型マガジンのみ。実弾の薬莢は撃ってそのまままた収納空間に収納される。弾倉はすべての銃火器で同じようなものを使っている。
戦車にも使っているため自動装填で装填手はいらない。
そして戦車は主力戦車を採用している。名称『5式戦車』。
複合装甲を採用しているが、さすがにセラミックなどはないので魔法による耐熱加工と、装甲と装甲の間にセラミック代わりにミスリルなどが原料の魔力板マナプレートと呼ばれる魔力を多く貯めることができる物質を入れる。この魔力板はセラミックのようにHEAT弾に強いし、魔力の貯蓄量が多いので魔力で硬化させて通常弾をはじいたりなどもできる。装甲にはミスリルを混ぜてあるのでバカみたいに硬くなるうえに軽量だ。さらにその空間の魔力はエンジンに回して加速したり、砲弾のかわりに魔力弾を撃ったり、砲弾に魔法を付与して威力を上げたりなどできる。
戦闘機は主に30mm機関砲2門、20mm機関銃2丁、12.7mm機関銃2丁というトリガーハッピー仕様。ちなみに全て機首配置のため命中率は高く、装弾数は薬莢型弾倉の内容量は各80発、それがそれぞれに100個づつ。全てが捨てられるともったいないため、薬莢型弾倉は撃ち尽くしても排莢されず、機体の中の薬莢受けに入れられる。
さらに双発ジェットステルス機のため、音速は普通に超えられるし、レーダーには映らない。さらにさらに魔力板製のため魔力貯蓄量が多く、防弾・加速にも使える。
それに魔力板は結構な硬さを持ちさらに軽い。航空機にはぴったりだろう。
教国と戦争が起きたらこの辺りが主力になるだろうな。

「例の作戦が発令しました。総員集合完了しています」

「すぐ向かう」

そしてこの部隊の主力。航空歩兵。
以前のようなアーマーは、量産し辛いという話で、以前は全身だったのが、腰と足になり、さらにそこから腰にベルトのように装着することになった。立体機動…まあ航空歩兵の強みとしては、戦闘機ではできない空中での静止と、人間サイズということで目視ではばれにくいのを活かして空からの隠密作戦とかやったり、敵戦艦相手に上空から乗り込んだりする。当然レーダーには映らない。ただ精鋭な分人数が少ないので防衛には向かない。

「総員傾注!」

目の前には我が部隊の主力、第00航空歩兵連隊。
元黒竜騎士団、近代軍編成最初期の航空歩兵69名で構成した第00航空歩兵連隊。
始まりということで0番台が与えられている。この部隊の所属はオリジン戦闘団。
二個戦車連隊、一個砲兵連隊、一個歩兵連隊、その他支援部隊でなる最精鋭戦闘団だ。
残念ながら笹井たち空軍は別の編成になった。

そしてついさっき、パトレック教国が宣戦布告してきた。
そして発令された作戦の内容が、パトレック教国の行政機関である教会本部を奇襲し、敵戦力の撃滅を命令された。その第一陣が俺たち第00航空歩兵連隊だ。少し遅れて戦車や砲兵が出る。おかしな話だろうが、元帥という軍部の最高位の人間が前線に出る。なぜかと言われたら、ただただ待っているのがつまらないからだ。
前線に出るために指揮官先頭だとか、前線の方が指揮しやすいだとか色々言って貴族の権力で無理やりでてきた。

「先ほどパトレック教国が我が国に対し宣戦布告した!
たかが魔法や弓に落とされる間抜けはいないだろう。
奴らに三次元の戦いを教えてやるぞ!」

神への冒涜とか言いつつ神には向かう愚か者どもに制裁を。古代文明に生きるバカどもの頭をたたきに行く。



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