死んだら神になりました

叉龍

51-奪取

「うう…」

「誰か…」

「待ってろ、おい!回復薬!」

俺が地下に向かったらひどいことになっていた。
多くの若い奴隷が倒れていた。

「大丈夫か!? 何があった!?」

「団長! あいつ…ターゲット03が奴隷を切り捨てて!」

「よしよくやった。ここのことは任せる。俺は奴を追う」

「団長! 俺はターゲット03を、いや、あいつを許せません!」

何とも素晴らしい団員だ…

「奴は神の怒りに触れた。俺が言えるのはそれだけだ」

後ろでは団員たちが泣いていた。うむ。素晴らしい。
さて、やつは神の怒りに触れた。
こんなことするのは初めてだが仕方ない

「行くぞ、コウ。ここからは一本道だ。
駆け抜ける。あいつは殺すなよ」

「なんでだ? まあいいか」

走りながらどうやるか考えよう。
といっても、もうすぐ着くがな。
ジェット使ってるし

「ターゲット03確認。おっと、まだ奴隷がいたのか。
『魔障壁』」

俺は奴と奴隷の間に魔力の壁を作り、刃を防ぐ。

「さてコウ君。捕縛したまえ」

「なんか怖いぞジン」

「さて、お前には地獄を味わってもらう。
もちろん生きたままだ」

ゴミに高速再生をかけて地獄(俺が文献を参考にして作った)に送り込んだ。

「おい、あとの奴隷はお前だけか?」

「そうです。ほかは、もう…」

「安心しろ。向こうにいた奴らは今治療中だ。
コウ、この人を頼む。奴隷は動けるものから外に集めてくれ。
俺は準備をしておく」

屋敷は壊してしまったからな。住む場所がなければ困るだろう

「さてと…まずはここを1回撤去してと…
『分解』んでこれを『融合』」

分解は原子レベルまでものを崩せ、融合は原子レベルのものから色々なものをくっつけられる。これは魔法ではなく神の権利だ。しかも神王の。
全部魔法で作るより、こっちの方が効率がいい。
今回造ったのは、豪華なお屋敷!   ではなく、数の多い仮設住宅(仮設と言えるかは不明)。内装完備ので亜空間になっているため、外見に比べ中は広い。しかも防犯対策も抜群にしてある。数?  そんなんとっくに確認出来ている

「よし、これでいいか。
おーい、1人1軒あるからみんな選べー
つっても全部同じだがな」

「え?」

全員ポカンとしていた。
まあ攻撃されたのになぜ家がある?
と言ったところだろう。

「皆さんご無事で!」

「い、いけませんお嬢様!   私達はあくまでも使用人や奴隷です!」

「じゃあ主人命令で許します!」

なんか始まっていたが、恐らくここの娘だろう。

「すみません。あなたがこの軍のリーダーですか?」

「あ、はい。えっと一一」

「カマエラです。家名はあまり名乗りたくありませんが…」

「団長。ターゲット02、04をお連れ…
は、失礼しました!」

なんか団員くんが去っていった。

「ジン=リークド=アクテリアです。
皆さんは、まあまだここに残ってもらいます。使用人、奴隷の皆さんの権利はまだあなた達にあります。どうしますか?」

「奴隷の権利は、彼らが望むようにしたいです。当主と息子は?」

「当主は無事です。息子さんは…」

「死んだのですか…奴隷だからといってあんなことをするから当然といえば当然ですね」

まだ苦しんでるがな

「あなた達の場所もあります。ひとまずそこで生活を」

「ありがとうございます」

後日奴隷にアンケートをとったら、総意で
娘さんに付くそうだった。あの人数全員がカマエラさんではなく、まだ幼い娘さんについた。かなりの信用があるんだろうな



今回も読んで下さりありがとうございます!

それでは次回も楽しみに


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