死んだら神になりました

叉龍

45-空戦

「いやーしかしなぁージン。
人間が空を飛ぶなんてなぁ」

「いえいえ、僕の騎士団は単体で空を飛びますよ」

この言葉にみんな絶句。
まあ当たり前か。この世界で人間は地に足をつけて生活する生物
しかし!地球では違う!海も行き!空をかける!
まあ技術的にこの世界では不可能なんだがな

「おーいジン、鳥さんのお出ましだァ」

コックピットからコウの声がした
バード種が来たようだ。
鳥種は、名前こそ弱そうだが、刺突鳥ソードバード石鳥ロックバードなどが、群れで襲ってくるので危険だ。
しかし、この場合は恐らく--

「正面からワイバーンだ!」

ワイバーンは一応竜種に属するが、俺らの中では鳥も同然だ。

「なに!?逃げるぞ!」

これが普通の反応。
しかし俺らは

「ショットボム用意、射程圏内まで5…撃て!」

群れの中央で爆発した。魔力の結合を解放したからだ。

「一体逃げた!ササイ頼んだ!」

横にピッタリ張り付いていたササイが離れて一気に速度をあげた。ジェットまでついていてようだ。

「あいつまじで上手いな…あんな軌道してやがる」

ワイバーンが停止したり、バックしたりしても、後にぴったりついてる
しかもあいつ遊んでるぞ

「これで終わりだ」

やっと仕留めるかと思ったらあいつ機銃じゃなくで爆弾ぶつけやがったよ…

「よし、仕留めたな…」

「次来るぞー。なんか虫みてぇな奴だ」

ガーゴイルだ…あれはもう突っ込んだ方が早いな

「機銃撃っていいか?」

ハイパージャベリン=機銃
だ。呼びにくいからササイの呼び方(機銃)にした。

当たるわけがないと思いながら許可を出す。
そしてついでに俺も撃つ。

「射程圏内まであと5、4、3、2、1、射撃開始!」

結果をまず言おう。圧倒的だった。
群れてくるガーゴイルを最後尾まで貫通し、初速もかなり速いので避ける前に当たる。

「…これは封印するか?」

コウに訪ねてみた。

「これならドラゴンも行けることね?
あードラゴン出てこんかなー」

それフラグ!
レーダーに感あり…じゃねえよ!さっそく来てんじゃねえか!

「ラッキー、どいつだ?」

「…邪炎龍」

邪炎龍とは、邪神の眷属の龍で、他の龍と比べるとかなり強い。というか比べてはいけない。
他にも、邪水、邪氷、邪、などなど、色々な属性の眷属の龍がいる。
炎、氷、聖、自然などは上位属性と呼ばれ、
炎は火、氷は水、聖は光の上位属性で、自然は土、風の上位属性になっている。
つまり、火は炎よりも弱いということになる。
龍も同じで、火龍は炎龍には基本勝てない。
さらに眷属化している炎龍なのでさらに強くなる。因みに上位属性の上もある

「全門正面邪炎龍に向けるぞ!射程圏内まであと…撃ちまくれ!」

これでもかというほど撃ちまくる。
この集中砲火で奴は粉々になる。はずだった。
奴は火をまといながら突っ込んできていたため、火の膜で全てかき消されてしまった。

「ちっ、ファイアーアーマーか
特殊弾起動、硬芯氷弾装填」

「硬芯氷弾装填よし!」

「発射!」

硬芯氷弾とはものすごく硬くした芯の周りに氷を纏わせた弾だ。衝撃などは氷が吸収し、中の芯は敵の体にぶっ刺さる代物だ。
これで恐らく、火の膜は氷が防いで、芯が刺さるはずだ。上手く行けば凍らせられる。

「ガアアアアアア!」

「人間風情が、こんなものを!」

たいそうご立腹なようだ。
だが関係ない!

「氷芯氷弾装填!」

今度の芯は氷だ。これで凍らせてやる

「装填完了!」

「発射!」

「ガアアッ」

ブレスを吐こうとしてももう遅い
奴は凍って落ちていった。

「いやー、冷や冷やしたぜ。
最終手段としては特攻だったからなぁ」

俺は特殊弾が効かなければ
ジェットを使った特攻を考えてたとこだった

「もうすぐ街の上空だ。どこに下ろせばいい?」

「じゃあ入口の前で頼むよ北入口ね」

「へいへい、りょーかい。
…よし、降下開始、着陸体制をとれ」

ちょっと揺れるな

「着陸。よし、着いたぞー」

「ありがとうジン君」

「いやー、ちょうど対空能力の確認ができたしな」

俺はシルタールたちを降ろしてさっさと帰って行った。
そして兄二人を家まで送り、俺も家に帰った。

はぁ、明日はギルドか…


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コメント

  • 叉龍

    gujuさんアドバイスありがとうございます!次話あたりに書いたんですけど、書き溜めをしていて反映するのが遅くなります。現在50話まで溜めていて、50話の最後のほうから反映されると思います。
    gujuさんありがとうございました!

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