死んだら神になりました

叉龍

41-結成

「王立学園機甲部入場!」

「よく参った。
此度の活躍、見事であった。
して、報酬を渡そうと思うが、どこぞの学生冒険者が金をどんどんとってったために金がそこをつきそうでな。騎士団に入れるとしよう。
ああ、それが嫌であれば後で個別に応じよう。
だがな、現在の騎士団には主らを拒むものが多い。拒まぬのはテフォート家のーーものくらいであろう。
いかがしようか?宰相」

「は、テフォート家はこの学園の授業にはない科目が必須。
なれば新しい騎士団を結成されてはいかがでありますか?」

…茶番だ…またあの2人は…

「ふむ。ちょうど新しい騎士団を結成するところであったな。
この者らで結成するとしよう。当然、機甲鍛冶部も含めてな
ジン=リークド=テフォート、前へ」

茶番だ…茶番だ…めんどい…

「はっ」

「この者らをお主の騎士団に入れてやってくれ」

「はっ、承りました」

「さて、騎士団に名前を送ろう。まずは団長の髪から黒。お主らの気迫、強さから伝説の龍、たつの名をさずけよう。これからお主らの名は黒竜こくたつ騎士団だ。頼んだぞ、ジン君。
おお、そうだそうだ。お主テフォート家と区別しづらいからな。これからはジン=リークド=アクテリアと名乗れ。アクテリアは古代の文献
で竜を意味する。
皆、その名に恥じぬようにな」

「はっ!」

ちなみに、国王の言う「竜」は、地球で言う西洋の龍ではなく、東洋の竜だ。あのシェ〇ロン
みたいな
あれが古代の文献に載ってて、それが「龍」よりも強かったらしい

「さて、黒竜騎士団に最初の任を与えよう。
実は、先程、関門に動きがあり、間もなくカトレアが攻めてくるだろう。お主らの任務は、スーデリア防衛と、関門の制圧だ。もう北諸国は完全にカトレアが制圧している。主らは解放軍を名乗れ。まずはトータスを解放せよ、奴らをうまく使うのだぞ?」 

「陛下、ずれています。任務は関門の制圧までです。皆様、敵が攻めてきたら迎撃をしてください。先に手は出さずに、あくまでも国防という形でお願いします」

ああ、日本の自衛隊とかもこんな感じなのかな…

「分かりました。
あくまでも国防ですね」

「はい。
まあ謎の魔物が出てきて討伐のために追っていって、偶然カトレア皇軍と遭遇したりそれがカトレア皇軍だったりして交戦になっても、
それは不慮の事故ですからなんの問題もありませんが」

要約すると偶然を装って進軍しろということか…

黒い、黒いぞこの人は!宰相はこういう人しか務められないのか…

「では、黒竜騎士団、国防の任を任せたぞ」

「はっ」

-謁見後  王立学園格納庫会議室-

「はい、というわけで、皆さんは学生騎士です。ちゃんと給料も出すのでお願いしますね?」

「え?ジン君、給料も出るのかい?」

「え?当たり前じゃないですか。学生騎士でも命を懸けた職業ですよ?
それにこういうものは出し惜しみしてはいけません。信頼関係というのは大事なものですからね」

「しかし、そんなに金は持っているのかい?」

「うーん、今は黒金貨が…1000枚位はありますね」

「1000枚…そうか、そうだよな、うんそうだ」

1人で勝手に納得しないでくださりますか?

「あ、そうだ。この騎士団に2つ…いえ、3つの中隊を作ります。まずは、盾持ちの第一中隊。次に突貫役の第二中隊。最後に、機動力を重視した第三中隊。第一中隊をカールさん、第二中隊をオルクスさんに任せたいと思います。
そして第三中隊なんですが、第三中隊は特殊な機甲になるため、柔軟な対応ができる人がいいのですが、誰かいませんか?」

「ふむ。柔軟な対応か…」

コウでも使うかな…

「あの、今コウって——」

「よっしゃぁ!話聞かせてもらったぜぇー
その役目俺がもらったァ!」

コウ…お前…

「「「うるせえよ!」」」

「ゴメンナサイ(棒)」

「はぁ。じゃあ、やってくれるんだな」

「おう!任せとけ!」

「そしてもう1人そこに隠れているレリック。
お前がいるということは、お前もか?」

「やっぱりバレるんだなー
コウだけが新型に乗れるなんてずるいぞ」

「ああ。ちょうど2人実験台が欲しかったんだ」

「え?今実験台って——」

「『部屋ルーム』イン」

「おいジン。これはなんだ?」

そう。ここにあるのは輸送用ヘリ『トランスポートⅠ型』
ヘリで行く大空は障害物がなくかなりの速度が出せる。そして両脇には大型の魔道具『対空ミサイルハイパージャベリン』と『対地ミサイルショットボム』これは魔力の塊を発射する機構だ。

対地と対空の何が違うかというと、対地は爆発させるため、魔力が低い密度で作られているが、対空は貫通力を重視して高密度になっている。

「おう、きたかジン。いやあ、俺のころはこんなんなかったからよお。
ずいぶんと楽しいんだが、やっぱり俺は戦闘機のほうがいいな」

「ああ。ありがとなササイ」

「ああ。それより改良型のゼロをくれ。
俺はやっぱあれがいい」

「わかった。魔力無限と武器・兵器創造を渡しておくから、あとで好きなようにしてくれ。できれば実弾ではなくて魔弾を使ってくれ。魔法適性も知識も渡しておく」

「ありがとな。さーて、ささい特務中尉からのスパルタ訓練だ!
気を付けぇ!」

このササイというのは、以前空戦をしたときに戦ったあの強者だ。
ヘリを教えるために来てもらっていた。
軍人だったからうまく教えられるかなーと思ってな。

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