死んだら神になりました

叉龍

39-ヘリャル

なぜヘリャルが今現れたか。
ヘリャルは、世界と世界がつながった時にできる歪みの塊。
自然な流れによる世界の接触では発生しないが、人工的に、無理やりつなげられると発生する。
そして、その姿は、ランダムでつなげられた側の世界の生物などが基礎とされて、つなげた側の世界に発生する。
この世界でヘリャルが発生する理由。世界がつなげられる理由。
それはおそらく勇者召喚。
召喚されたのは、戦時中の兵士だろう。
召喚先は、おそらくカトレア。
勇者の力を使って北諸国を制圧したのだろう。

数百年前、邪神を封印するためにスーデリアが勇者を召還した。
その時つながった世界は、地球のような世界だった。
似てはいるが、何処かが違っていた。
その世界は、国がなく、世界が国だった。
そしてその国のトップランクの精鋭を結集させた部隊18人が召喚された
当然使う武器は、銃。しかも動きはかなり洗練されていて、それは自衛隊以上だった。
あるものは、狙撃。あるものは、高速での突撃、離脱。
あるものはスキルによって、戦車や戦闘機、戦闘ヘリなどを創りだして乗っていた。
そしてついに邪神討伐へと向かった。記録によれば、向かった先は終焉の森だった。

終焉の森で邪神と戦闘を起こし、現代兵器で邪神を圧倒していった。
邪神は討伐された。しかしそこに現れたのはゴ〇ラタイプのヘリャルだった。
彼らはゴ〇ラを知っている。ゆえに勝てないと判断し撤退した。
撤退していく間に、いくつもの村や街が破壊されていった。
王都に帰り着いて、早速兵を集めた。
パトレックにも要請して多くの人を集めた。
この時に、機甲が普及された。
生身の人間は、スライムよりも弱い。しかし、機甲により、人海戦術にも意味が出て、
少しずつダメージを与え、だんだんと、終焉の森に押し返していった。
1ヵ月間の戦いののち、終焉の森の追い返すことに成功した。
しかし、勇者は、兵を帰還させ、自分たちだけで追撃に行った。
そして帰ってくることはなくなった。ヘリャルがどうなったかを知る者もいなくなった。
対指定魔獣用となった機甲はだんだんと姿を消していき、
捜索隊が何度も結成されるも、終焉の森は危険すぎて生還する者もいなく、捜索は断念された。

数年後、勇者が返ってきた。しかし、それは隊長を含めた5人だった。
追撃に出た勇者はミサイルなどで攻撃するが、ゴ〇ラタイプのヘリャルはミサイルでは死なない。
ゴ〇ラタイプのヘリャルは、剣で攻撃するか、内部から破壊するかしかできない。
隊長が撤退の指示を出し、高機動車で撤退を始めた。しばらく進むと、殿を務めた3人が、
足止めのために戦車に乗り換えた。
そうして、一人二人と倒れていった。
残り8人となった時に、また3人出て行った。
その3人は、隊長に向かって、
「俺らがあいつに深手を負わせる。
5人で未来につなげてくれ」と言って、刀を装備して、ジェットパックでとんだ。
銃ではなく刀だ。彼らの渾身の一撃が、ヘリャルに深手を負わせた。
三人が足と目球を狙って繰り出した攻撃は、確実にヘリャルの動きをとめ、5人を逃がすことに成功した。
5人は王都と辺境に別れ住み、兵士たちに刀術を教えて、終焉の森を監視し続けた。
その時の一人がテフォート家の先祖だ。
ちなみにテフォート家とクーレアの兵士は、全員刀術が使えるため、刀が数万本用意されている。
俺がそれを知ったのは5歳の頃だ

「ヘリャルだ!一年生と機甲鍛冶、今の馬車守部隊は撤退!
残りは全軍を持ってこれをたたく!盾隊!前へ!後ろに通すな!
オルクス!法撃の後に突撃してくれ!盾隊!法撃用意!」

「アタッカー!突撃用意!一撃離脱だ!」

「撃てぇ!」

「突撃!」

「うおおおおおおお!」

すごい連携だ。しかし、ヘリャルを倒すことはできない。
必死で盾が守り、一撃離脱を繰り返してもヘリャルは倒れない。

「守りながら少しずつ下がれ!間もなく援軍が来る!それまで守り通せ!」

「な、なんだあれは!け、毛が!」

「くそっ!攻撃を通さねえぞ!」

ヘリャルの変化が始まったか…
まずい、このままじゃやられる!

「撤退!撤退!ここは俺たちが引き受ける!」

カールさんとオルクスさんが残る…二人で抑え込むのか?

「ジーザス流秘儀、奪眼!」

「ガァァァァァ!」

目を貫いた…それにかなり正確に、眼球のど真ん中だ。
ジーザス流…ジーザス家…

「まさか、オルクスさんがジーザス家だったなんてな…」

ジーザス家は例の勇者の家系だ。

「ジン君残っていたのか…しかし、俺の技は、奴にトドメをさせない…というわけで、走れ!皆とは反対方向に行くぞ!」

なるほど、囮か…しかし無駄だろう。まだ撤退できていない人の方へやつは向かっている。

「来たぞ!鼻を狙え!」

「ダメだ!鼻も硬すぎる!」

「うわぁぁぁ!」

俺は機甲を飛び出して
終焉の刀と幻刀を構えながらヘリャルに向かって飛ぶ

「『首狩り』」

音速で奴の首を狩った。
衝撃波はちゃんと消してある。

「な、何が起こった…」

「神王だ!ほら!そこ!」

「大丈夫ですか?」

これで1歩、騎士団作成に近づいたな

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