死んだら神になりました

叉龍

37-行軍訓練

茶色の装甲に、赤いカメラアイ
装備には、片手に槍、片手に大楯
一般兵ではなく、重装歩兵のような装備だ

…人型キタァァァァァ!
ああ、アニメの世界が目の前に!

「これがMA00ファウストだ」

「まあ、この機体は、残念ながら、3機しか作れなかった」

「しかし、これは、防衛使用のメガアーマー
つまり、この機体は、城門の方に充てられる機体ということですか?」

「そういうことだ。これは侵攻目的ではなく、防衛目的。
敵から街を守るために作られた。
この機体はどこに行くと思う?」

今守るべきは王都だろう?
いや、それとも国境か?

「王都、ですか?」

「残念!ハズレだ。
王都は外敵からの脅威は少ないだろう?
いま守るべきは、最も危険な場所にある街
リークドだよ」

リークドは外壁だけで十分です…

「まあ、これは正式に研究所で調整してからの採用だね。
さあ、部活部活。
今日は、機甲による長距離歩行だ」

「全員集合!
これより、機甲による長距離歩行及び戦闘訓練を始める!
ルートは、裏門より校外に出て、混沌の森へと進む!
そこで5人小隊に分かれ魔物との戦闘訓練を開始する!
後からは、機甲鍛冶部が馬車でついてくる!
戦闘訓練をしながらも、馬車に接近する魔物に注意せよ!以上!総員着装!」

ちなみに、先輩は、全員で60人ほど1年は10人いる。
最初より何故か増えている

機甲は、ほとんどが暗い青で塗装されているが、
部長と副部長だけ色が違っていて、部長は、真っ白な塗装
副部長は、赤を基本として、所々を黒く塗装されている

装備は、大まかに2分されていて、部長をはじめとした剣と盾を持つ守りを重視した装備と、副部長をはじめとした盾を持たず、武器のみを持つ攻めを重視した装備になっている。

俺とコウは剣を2本持っているタイプだ。

「整列!これより訓練を始める!
行軍開始!」

あぁ、なんとも言えないスピード…つか、このアーマー重すぎるんだよなぁ。

なんかちょっといじれないかなぁ…

-数十分後-

「よし!このあたりで散開し、戦闘訓練を始める!
ここは強い魔物は出てこないが、油断はするな!
気を引き締めて行くぞ!
散開!」

「おう!」

…1年は5人に別れて部長と副部長がつくのか…
俺とコウは部長の班だった

ちなみに、混沌の森は、ゴブリンからオークまで、さまざまな魔物が出てくるためそう呼ばれる。
そのためこの森はとても広く、完全な探索がされていない

『索敵』

反応ありか
ゴブリンだな

「部長
500m先にゴブリンの集団があります。
数は…13です」

俺は500m先のゴブリンを見つけた。
それ自体はできる人が多いのだが、その広範囲で数も当てるとなるとかなり難しい。

「ご、500!?お前、マジで言っているのか!?」

「う、嘘だろ!?」

1年が色々と言ってきた。
嘘じゃねえし簡単だろう?(※結構難しいです)

「いや、ジン君ならできかねない」

周りがざわつくなか、俺の異常さを知るコウのほか、部長まで落ち着いていた。

「ジン?…聞いたことがあるぞ!
こいつ!いや、このお方は!
ギルドランクSSS!
数々のSSSランク指定魔獣を討伐!
5歳で4つの大侵攻を単身で止め、魔族を討伐したと言う!あの伝説の!神王様だ!」

「そんなに有名なのか?お前」

コウがボソッと聞いてきた。

「貴族だって言われないだけマシだ。
爵位だけは絶対バレたくない」

「爵位なんてもう関係なくなってないか?」

「取れるもんは取っておくと便利だからな。
っと、来るぞ!正面6、左右に3だ!奥にアーチャーがいるぞ」

「ジン君…それは、俺の…」

部長が何か言っているが無視無視

「はぁ、盾持ちは正面へ構えて微速前進!
残りは左右からの攻撃に備えろ!」

この班は、部長を含め、盾持ちは3人
攻撃は3人のバランスがいい構成だ。

「コウは右!レリック?だっけ?は左を頼む!
部長、アーチャーをやってきます!」

「「「了解!」」」

コウともう1人のアタッカーに指示を出す。
どうやら、レリックであっていたようだ。

風力推進器エアスラスター

この魔法は、俺が作った魔法だ。
風で推進力を得て飛ぶ魔法だ。
火力推進器ジェットスラスター』もあるが、
風力推進器の方が音を抑えられるため、隠密行動に優れている。

これを使って一瞬でアーチャーの裏に行き仕留め——

って風圧で死んどるやんけ!
はぁ、戻るか…

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