死んだら神になりました

叉龍

32-真の肩書き

外に出ると、いつもと違う雰囲気がした。
それはほかの人も同じで、往来を歩く人も、どこかそわそわしている。

さっきもギルドに駆け込むやつがいたな

「おいっ、見ろよあれ!」

ん?なんだ?

「うわあっ、そ、空を見ろ!」

ん?空?

「きゃあ!ドラゴンよー!」

「なんだあの数!100はいるぞ!」

あー多いなー

地上の大侵攻何回も経験して今度は空から来ましたーってか?

「ジン君!よかった、まだいたよ!
緊急クエストだ!ギルドに来てくれ!」

緊急クエストは、Cランク以上は、強制参加だ。
めんどくせーな

「わかった…」



もうほとんど集まってんな。

「緊急クエストだ!ドラゴンを倒したものは、金貨5枚だ!」

今回は100だから王金貨5枚分だな

「みんな急いでくれ!」




「来るぞー!」

「今だ!叩き斬れ!」

【ガンガン】

「うわあ!無理だ!効かねえ!」

はあ、しょうがねえ、やるか…

「おい!全員投げれるものくれ!」

「おお!神人だ!」

「神人のジンだ!」

「どうでもいいから早くしろ!」

「これ使ってくれ!」

剣か。

「戻ってくる保証はねえぞ!?」

「おう!神人の助けになるんならいいぜ!
どうせ安もんだ!」

「俺もだ!」

と言って、みんな出してくれる。

いい人だなぁ

「行くぞっ
そうら!」

【ブンッ】

「まだまだ行くぞぉ!
そらそら!」

-10秒後-

「ラストォォォ!そーーーーらっ!」

100本全部いったな。毎秒10本。
すべて眉間に行ったか。

「おお!さすが神人!」

「神人だ!」

「人越えてねえか!?」

「じゃあ生き神だ!」

「神越えてねえのかい?」

「じゃあ神王だ!」

「おお!神王!」

「神王!神王!神王!」

それはもう実際の肩書きだよ…
つか、うるせえ

「ありがとうみんな!武器を出してくれたやつ!これで新しいの買ってくれ!」

と言って、俺は、大金貨を1枚ずつ渡した。

「よし、ギルドに帰るか
みんな!ギルドで祝勝会だ!全部俺の奢りだ!ドンドン飲んで、ギルドの資金を麗せてやれ!」

「おおおおお!」

うんうん、人付き合いって大切だよね。




さて、寮に帰ってはきたが…登校時間だ

みんな強すぎだろ!朝までどんちゃん騒ぎだ
え?どんだけ飛んだって?

たったの白銀貨5枚だよ

※白銀貨は上から2番目に価値のある硬貨です。
決して、安いもんではありません※

「おーい、ジン。昨日何があったんだ?」

「ギルドの資金を麗せてきた」

「?なんだそりゃ?」

「ははは、ジン君面白いこというね」

コウは分からなかったみたいだけど、ソレスは分かったようだな。

「ちなみに朝まで明かして、白いもんが、5枚ぶっ飛んだな」

「ハハハ、ジョウダンモホドホドニシテヨ」

やはりソレスは分かったようだな。

「おい、それよりも早く行くぞ。
あれ?クラリア達は?」

「あいつらなら、もうすぐ——」

「ジ!ン!く!ん!
なんで昨日帰ってこなかったのぉー」

「色々とあった。
後でギルドにでも行きゃ分かるさ。
それよりももう行くぞ」

「はーい」

俺たちは学園へ向かった。
しかし、重要なことに気がついていなかった。
謎の称号『厄寄せ』に


「うーん。
まだスキがあるな。」

現在、コウに魔法剣技指導中

コウは、普通の剣技は、世界最強だろう(俺を除いて)
だから、剣に魔法付与を繰り返しながら打ち込むことをしている。

例えば、単純な魔力で、剣に硬さと鋭さを持たせて、当てた瞬間に火属性を付与したりなどだ。

このクラスの武器割りは

コウ→剣
ソレス→近距離魔法、短剣
クラリア→弓、魔法
ケレセス→短弓、魔法
サラ→支援魔法→遠距離魔法

と、男陣は前衛
女陣は、後衛の割り振りになっている。

ケレセスの短弓は、攻撃力は低いが、連射が出来るため、ソレスのように遊撃を担当している。

「対1始めるぞー」

対1とは、全員対俺の戦いのことで、いつも授業の始めと終わりにしている。

「3、2、1、スタート」

「『破砕機シュレッダー』」

「『不可視』」

シュレッダーは風で切り刻む魔法だ
ケレセスがシュレッダーで目くらましをして、
サラが、不可視で全員を見えなくしたのか。

だが——

「そこっ」

「な!」

「きゃ!」

「え!?」

「なんで!?」

一気にサラ以外を見つけた。

簡単なことだ。

「お前らが動く時に出来た空気の変化と、流れ出る魔力を察知しただけだ」

しかしサラが見つからんな
どこだ?

【ピカッ】

レーザーか!

「鏡」

魔法とはいえ、それも人工的に引き起こした現象だ。
世界の理に反することは出来ない。
よって、俺を覆った鏡に、このレーザーは反射させられる

「そこだ!」

俺は純粋な魔力をぶつける。
途端に、サラの姿が現れた

魔力で不可視魔法を破壊しただけだがな

「これも破られるなんて」

「さすがにこれは予想外だった」

「じゃあこれで今日の授業終わりだな!
早く帰ろうぜー」

そして俺らは帰った。

しかし、俺は重要なことを忘れていて、ある人物から、恨まれることになった。

「ジン君書類手伝ってぇぇぇ」

って聞こえたような聞こえてないような



次回キャラ設定です

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