死んだら神になりました

叉龍

30-依頼とか

「はぁ…」

「どうしたんだ?ため息ついて」

いやいや。それはため息も出るだろう。コウ。

ギルドで依頼を受けるのはまだ分かる。
だがな…

「なんで休み中ずっと依頼受けるんだよ!」

「え?初日に言ったじゃん」

「うん、聞いた。確かに聞いたよ?
でもな?マジで三日間ずっと遠征以来なんて聞いてないよ!?」

俺たちは、現在深い森を歩いている。
依頼が終わった帰り道だ。
あとの4人は魂が抜けたような状態で歩いている。
元気なのはバカと俺だけだ。

それもこれもすべて三日前のバカがバカしたからだった。

-三日前-

「ジン、何受ける?」

「これといっていい依頼がないな」

「このオークの集落の壊滅なんてどうですか?」

「秒掛かるかどうか…」

「じゃあ、こっちの飛竜討伐は?」

「それもなー。
できれば強い相手がいいな」

「じゃあこれだな!SSSランクパーティー推奨の最前線に出た謎の生物の調査&討伐」

「あ、おいっそれは!」

「これお願いします!」

「はい、パーティーでよろしいですね?」

「はい!」

「完了です。
この依頼には、違約金か発生しませんが、気をつけてくださいね?」

「ありがとうございます!
おし、みんな行くぞ!」

-現在-

というような感じで、バカがバカをした。
最前線の生物の調査なのはいい。
結果サウザント種の龍型だった。
頭が1000もあってなんで動けるかやどうついてんのかなどはよくわからんが、キモかった。瞬殺だけど

問題は帰りの森だ!
行きは昼だったから問題は無い。
アレは夜行性だ。

アレは昨晩起こった。

-昨晩-

「やっぱり…ここの森か…」

この森はやばい。
この森で夜を明かすということは、そいつがよっぽどのバカか、そいつがよっぽどの自信家じゃなきゃしない。

【キーーーーーーー】

「きゃっ!何この奇声…」

「あいつが出た…」

「うそ…あれが…」

「あいつってなんだ?」

ソレスとクラリアは知っているようだ。

【ドドドドドドド】

「やつが来た…」

「ウホォォォォッ」

「「キャァァァァァァァァ!」」

この世界には、ゴリラのようなサルのような生物がいる。
そいつらは、様々な色をしており、その色からイメージする属性の魔法を使う。
例えば、赤だったら火。
青や水色だったら水。
などを使う。
そしてこの中で1番会いたくないやつがこの森にいる。

ピンクモンキー、そいつは何故か魔法を使ったりする訳ではなく、ただの変態だ。

こいつらは、群れをなして、男女を問わず襲う変態。
しかもドMだ。

中途半端に、死なないような攻撃をしたら、興奮して詰め寄ってくる。

ゴブリンやオークも襲いはするが、こいつらと比べたら、そんなもの可愛いものだ。

こいつはとにかくキモい。隣のクラリアなんて、

「キモイキモイキモイキモイキモイキモイ」

と言いながら、超級であるはずの火連弾ファイヤーマシンガンを撃ちまくっている。

ただ、集中が出来ず、仕留められていない。
ピンクモンキーは、持ち前の回復力で一瞬にして回復。
ドMの力で興奮して襲ってくる。

ちなみにスキルには、ドM(超覚醒)というものがあった。

「「「キモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイキモイ」」」

と、3人が言っている中で、コウは、脳筋過ぎて、こいつらがきもいという感情は持たず、ゴブリンの集落を攻めているような感じで攻撃をしてる。

まあ俺もだが。

っと、もうそろそろ、あいつらがヤバいな。
3人が魂が抜けたような状態になって来ている。
あ、クラリアだけ残ってた。

「…ああああああああああああああぁぁぁ!
複合魔法『大災害』いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

【ドガアアアン】

大災害。地割れや洪水など、自然の脅威を引き起こす魔法。

「クラリア!ストップ!」

大災害に込められた魔力を変換

「『ソーラーレイ』」

殲滅完了だ

-現在-

で今に至るが、未だに3人は魂が抜けたような状態で歩いている。

「おーい、もうすぐ着くぞー」

「「「はっ、ここは!?あいつは!?」」」

「ここは王都の目の前、あいつらは倒した。
報告してさっさと帰ろうぜ」


「「「ああ、うん」」」

1人反応がない?そんなバカは知らんな




出来るだけ4日に1度更新するよう頑張ります

「死んだら神になりました」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く