選択権〜3つの選択肢から選ぶチートは!?〜

アキ・焔

ダンジョン攻略③100層ボス

順調この言葉が一番適しているだろう
今いるのは九十二階層だ
この間に何があったのかは次の通りだ

六十階層のボスを倒し順序を踏んで家まで転移

ご飯を食べる

寝る&起きる

迷宮に潜る

攻略していく←今ココ

一応三十階層ずつ進むつもりだったんだが、何故だか次の階層がどんどん見つかって時間が短縮できたのでキリのいい百層まで行くことにした

その前にこれまでの階層のボスだけ言っていくと

七十階層→猛毒の蜘蛛デッドリーポイズンスパイダー
八十階層→アイアンゴーレム
九十階層→アイスオーガ、フレイムオーガ

と言った感じだ
七十階層はリアンが黒魔法で多数の腕のような物で猛毒の蜘蛛(次から蜘蛛と表記する)を捕まえそのまま圧死させていた

八十階層はフレアが担当
最初は火魔法を放ったが耐性があったようで効いていなかったため、土魔法で足を取り転ばせて岩魔法でその上に先端がものすごい鋭い岩を落として倒していた
まじであれ危険だからな、だってアイアンゴーレムに岩が突き刺さったんだぞ
フレア曰く

「あれはアイアンゴーレムが脆いだけだと思うのよ」 

だそうだ

九十階層はマリンが担当
フレイムオーガには蒼魔法で倒し、アイスオーガは炎魔法で倒していた
魔法が効く相手には家のパーティー凄く強くね
ちなみに緊急脱出用の石も手に入った

振り返りも終わった所で攻略を再開するつもりだ
まさに敵なし状態で進んで行った
だが、八十階層ぐらいから罠があるため少し手間取っている
まぁ今いる九十二階層は今までで一番罠に引っ掛かっている
それもあり、今までのペースより少し遅れている
落とし穴なら落ちてる最中に転移魔法を使えばいいが、矢が飛んできたりチェーンソーのような高速回転した剣が壁から出てきたりして避けながら行動なければならないのだ

そんな罠を抜けて次の階に進んで行った
最初の頃よりも敵が強くなっている
とは言ってもまだまだ弱いのでこれからの敵には頑張って欲しい所だ

そんなことを考えながら進むとようやく目的の百回層に到着した
今回は俺の番なので少しは手応えがあると助かる

「アキよ心配はいらぬとは思うが頑張るのじゃ」
「あぁありがとな」
「負けないとは思うのよ、でも気を付けるのよ」
「マスターファイト~」

皆負けないと思っているのか、まぁ多分その通りだが
でも皆応援してくれたし頑張るか

この時、頑張らなければ良かったと後悔するハメになるのだった…

扉を開けると中にいたのは
二体の魔物だった
鑑定するとアンデットナイト×2が前にいるのと、アンデットウィザードが後ろにいた

「ようやく戦術をたてる敵が出てきたな」

俺が歩いていくと後ろにいたウィザードが火属性の魔法を放ってきた
出来るか分からなかったがその魔法に重力魔法を使うと減速して消えた
多分気体?のような物だから重さが加わり分散したんだろう
そして驚いている敵にスキルは使わずに近づいてそこそこの威力(身体強化極、怪力、当たる寸前に重力魔法で重く)で剣を一閃すると剣が触れていない奧にいたウィザードもろとも倒してしまった


「マスター相変わらずやりすぎなの~」
「この威力は…すごすぎるのじゃ」
「本当に主様は規格外なのよ、てか壁とか地面って壊れないはずなのよ?」

そうなのだ、壊れないはずの壁と地面がへっこんでいるのだ
いや、正確にいうならば抉れているのだ
励まされて張り切りすぎてしまった…
まぁ過ぎたことは仕方ない
とりあえず目標の百回層までクリアしたので帰ることにした
百回層で帰るため転移魔法は使わずにちゃんと地上に戻る石板に触れて地上に戻ってきた
まぁ気にせずに戻ろうとした俺を三人はジト目で見てきたのだが…

地上に戻りそそくさと転移する場所まで行き家に帰った
だがこの後、俺達の後に百回層に挑戦したパーティーが地面と壁が抉られていたのを見て冒険者に広まってしまったのだった
幸い冒険者にはばれていなかったが、ヴィオナさんにはバレてそうだ…
だって、バルトさんがこの話題を出してからニコニコした表情でこっち見てきてるんだもん


すみまっせんっしたー!!!!!




今回はここまでです
アキと同等に戦える敵は出てくるのか!?
感想や指摘等ありましたらコメントお願いします!



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コメント

  • アキ・焔

    ありがとうございます!
    2日で投稿するようにしていますので明日の0時過ぎ頃に投稿します!

    1
  • ディアドラ

    面白いです。
    続きお願いします!

    7
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