月影の夢

美扇

第八話「謎の少女 狂華」

どうも皆さん。美扇です!

今回は、少しばかり視点を変えて土方目線で

今までの事を振り返ってみようと思います。

あの時あの場面で、土方がどんな感情を抱いていたのか

それでは皆さん、ごゆっくり〜






―時は少しさかのぼり、土方たちが狂華と出会う少し前―

「今日は月が綺麗ですね〜。土方さん。」

「あぁ、そうだな。」

俺は土方 歳三ひじかた としぞう。壬生浪士組副長をしている。

横にいたのは、沖田 総司おきた そうじ。同じく壬生狼の1番隊隊長。

今夜の巡察は、1番隊と5番隊だったのだが

5番隊の隊長が体調不良となり、急遽俺が代わりになっている。

「こんなに月が綺麗だと、何か起こりそうですね。」

「あぁ、そうだな。」

「ちょっと土方さぁん。さっきから同じ返事しかしていませんよー。」

「あ?そうだったか?」

俺はなんとなくだが、今日はとても嫌な予感がした。

総司の言う通り、こんな月が出る時はろくなことにならねぇ…

グヴァァァァ!!!

どこかで断末魔が聞こえた。

「聞こえたか?総司。」

俺は総司にそうきいた。

「もちろんですよ。おそらく妖でしょうね。」

妖。人に住みつき、人を喰らう化物ばけもの

俺や総司から、大事なものを奪ったもの…

(歳さん…あなたは…逃げて…)

脳裏に映るのは赤い色と俺の何よりも大事な人の涙…

そして、月明かりに照らされている黒い刀。それを握る鬼のようや妖…

あいつだけは…絶対…

「…さん…じかたさん。土方さん?」

はっと我に返った俺に総司は言う。

「僕、ちょっと様子を見てきます。土方さんは体調悪そうなので、ゆっくり来てくださいね。」

「あ、あぁ。」

迂闊だったと言うかなんというか、総司に心配されたか…俺も年をとったわけだ。

少し森に入ったところで、桜が咲いてる木へと向かった。

そこには10、20体くらいの妖のむくろとその近くに総司が捕まえたがいた女がいた。

その女は肝が座っていて、逃げようともしなかった。

着物に付いている大量の返り血を見れば、あの妖を倒したのはあいつだとすぐ分かった。

「お前、どこのどいつだ?答えによればお前を斬ることになる…」


これが、俺と狂華あいつの出会いだった…






はい。皆さんどうも美扇です。

土方と狂華の出会いの振り返り如何だったでしょうか。

長くなりそうになったので、ここで区切ることにしました。

本編も絶賛執筆中なので、楽しみにしててください。

では、また次回

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