月影の夢
第五話「入隊試験(下)」
はいどうも。美扇です。
前回は、狂華に喧嘩を振った隊士と真剣勝負をすることになって
そいつが人間じゃなくなったって所まででしたね。
さぁさぁどうなることやら楽しみです
では、ごゆっくり〜
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
「これは!妖か!トシ!結界は!」
近藤が土方へ結界について聞く。
「もう張ってあるよ。」
サラッと返す土方。
「分かってたんですか?こうなること。」
総司が眺めながら聞いた。
「あぁ、あいつの影が他よりおかしかった。」
土方は妖になった隊士を見て答えた。
「なるほど、流石良く見える人は違うね。」
茶化すように総司は言う。
「まぁ、お手並み拝見と行きましょうか。ね?狂華ちゃん♪」
最後の一言はとても暗い声に聞こえた。
ヴァ”ァ”ァ”!
「ワカッタゾ…オマエ…ヒ…ダ…」
何かを呟きながら狂華を見る。
「はぁ〜真剣勝負なんだから剣使えよ…」
狂華はため息をこぼす。
(さぁて、どうしたもんか、変化するのは別に構わないが、説明させられるんだろうな。面倒臭い。まぁ、いいか、テキトーに言っとけば。)
狂華は刀を下ろし、立ち尽くす。
「…出来ることならこれはしたく無かった…」
狂華が悲しい声で呟く。
「…解…」
フワッ!
すると、狂華の足元から花弁が舞う。紅い華 牡丹一華の花びらが武道場全体を舞う。
花が舞うと、武道場が少し暗くなり狂華の目は紅く光る。
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
妖は狂華目掛けて走ってくる。
「狂華!」
原田が狂華の名を呼ぶ。
妖が狂華に近づいた時狂華の周りを花弁が覆う。
花弁が無くなると、そこには右側は折れた赤黒い角
右手は人とは思えない禍々しい紋様を描いた腕。
髪は解かれ腰まである。
暗い中の目立つのは鶴月の光と狂華の紅い目。
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
シャリン!
近づいてくる妖を狂華は横真っ二つに斬る
斬った音はまるで鈴の音のよう。
ヴァ”ァ”!!
バタッ!
妖は倒れ花弁となり、中から隊士が出てくる。
・・・
静けさが武道場を覆う。
「…しょ、勝者、狂華。」
勝負のことが頭に残っていた人は狂華以外他にはいなかった。
「…近藤さん、悪いがそこに寝転がっているバカを運んでくれねぇか。」
土方が厳しい声で呟く。
「沖田と斎藤は近藤さんとそいつの治療だ。」
沖田&斎藤「了解。(です)」
「ほか幹部はここの片付けたあと、仕事に戻れ。」
「了解。」
幹部達に手際よく命令をしていく様は、本当に上の立場にいる人なのだと狂華は実感した。
淡々と狂華の方へ向かってくる土方は、気を荒立てた鬼ではなく。状況を考えて相手を視る、冷徹な鬼の目をしていた。
「狂華。お前は俺と来い。」
はなたれた言葉に狂華は息を飲んだ。
今まで、どんなに厳ついやつに脅されても、ビクリともしなかった狂華が、土方の声がとてつもなく重く感じたのだ。
「分かった。」
はい。どうも皆さんこんにちは?こんばんわ?
おはようございます? 
美扇です。
さぁて、入隊試験が終わったと思ったら、鬼の副長がキレましたね。
土方が狂華へ聞くこととは?それに狂華はなんと答えるのか!
乞うご期待
では、また次回。(^_^)/~~
前回は、狂華に喧嘩を振った隊士と真剣勝負をすることになって
そいつが人間じゃなくなったって所まででしたね。
さぁさぁどうなることやら楽しみです
では、ごゆっくり〜
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
「これは!妖か!トシ!結界は!」
近藤が土方へ結界について聞く。
「もう張ってあるよ。」
サラッと返す土方。
「分かってたんですか?こうなること。」
総司が眺めながら聞いた。
「あぁ、あいつの影が他よりおかしかった。」
土方は妖になった隊士を見て答えた。
「なるほど、流石良く見える人は違うね。」
茶化すように総司は言う。
「まぁ、お手並み拝見と行きましょうか。ね?狂華ちゃん♪」
最後の一言はとても暗い声に聞こえた。
ヴァ”ァ”ァ”!
「ワカッタゾ…オマエ…ヒ…ダ…」
何かを呟きながら狂華を見る。
「はぁ〜真剣勝負なんだから剣使えよ…」
狂華はため息をこぼす。
(さぁて、どうしたもんか、変化するのは別に構わないが、説明させられるんだろうな。面倒臭い。まぁ、いいか、テキトーに言っとけば。)
狂華は刀を下ろし、立ち尽くす。
「…出来ることならこれはしたく無かった…」
狂華が悲しい声で呟く。
「…解…」
フワッ!
すると、狂華の足元から花弁が舞う。紅い華 牡丹一華の花びらが武道場全体を舞う。
花が舞うと、武道場が少し暗くなり狂華の目は紅く光る。
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
妖は狂華目掛けて走ってくる。
「狂華!」
原田が狂華の名を呼ぶ。
妖が狂華に近づいた時狂華の周りを花弁が覆う。
花弁が無くなると、そこには右側は折れた赤黒い角
右手は人とは思えない禍々しい紋様を描いた腕。
髪は解かれ腰まである。
暗い中の目立つのは鶴月の光と狂華の紅い目。
ヴァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!!
シャリン!
近づいてくる妖を狂華は横真っ二つに斬る
斬った音はまるで鈴の音のよう。
ヴァ”ァ”!!
バタッ!
妖は倒れ花弁となり、中から隊士が出てくる。
・・・
静けさが武道場を覆う。
「…しょ、勝者、狂華。」
勝負のことが頭に残っていた人は狂華以外他にはいなかった。
「…近藤さん、悪いがそこに寝転がっているバカを運んでくれねぇか。」
土方が厳しい声で呟く。
「沖田と斎藤は近藤さんとそいつの治療だ。」
沖田&斎藤「了解。(です)」
「ほか幹部はここの片付けたあと、仕事に戻れ。」
「了解。」
幹部達に手際よく命令をしていく様は、本当に上の立場にいる人なのだと狂華は実感した。
淡々と狂華の方へ向かってくる土方は、気を荒立てた鬼ではなく。状況を考えて相手を視る、冷徹な鬼の目をしていた。
「狂華。お前は俺と来い。」
はなたれた言葉に狂華は息を飲んだ。
今まで、どんなに厳ついやつに脅されても、ビクリともしなかった狂華が、土方の声がとてつもなく重く感じたのだ。
「分かった。」
はい。どうも皆さんこんにちは?こんばんわ?
おはようございます? 
美扇です。
さぁて、入隊試験が終わったと思ったら、鬼の副長がキレましたね。
土方が狂華へ聞くこととは?それに狂華はなんと答えるのか!
乞うご期待
では、また次回。(^_^)/~~
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