月影の夢

美扇

第参話「号泣局長 近藤勇」

皆さんどうも二週間ぶりです。美扇みおうです。

前回は、狂華が壬生浪士組の屯所に連れていかれるという。展開になっていました。

ここで狂華はあんな事やこんなことを…!?

って言うのは冗談で、どうなることやら私にもまだ分かりません(笑)

では、皆さんごゆっくり〜 





-朝-

チュンチュン小鳥後さえずるなか目が覚めた狂華は

「ふぁ〜\(*´Q`*)/~o○◯
腰いてぇ…」

腰を痛めていた。
まぁ、床なのでそりゃ痛めます

「ここどこ?血の匂いと、汗臭い匂いと、土の匂い…

あぁここ

尋問ごうもん部屋か…」

ギィィ…
重たい扉の音

「おぉ目が覚めたか?」

扉を開けて話しかけてきたのは、筋肉質な男。

警戒心をバリバリにして。

「あぁ、寝床が悪いせいで腰が痛い。」

「ハハッ、そりゃあ悪ぃな。怪しいやつは皆ここに入るんだよ。」

笑いながら言ってはいるが、目は笑っていない。

(昨日の能天気といい、ここの奴らは隠し事が下手だ)

「寝起きで悪ぃが、お前さんに付いてきてほしい。起きたら呼ぶように言われてるんだ。」

「あぁ」

暗く湿った蔵にいた狂華には、朝日がいつもより眩しく思えた。

しばらく歩きながら、そいつと話をした

「なぁ、あんた名は?後、ここはどこだ?」

狂華は聞く

「んあ?ここは、壬生浪士組屯所だ。聞いたことはあんだろ?後、俺は永倉ながくらだ。まぁ詳しい話は後で聞くことになるよ。そう身構えんな。」


「そうか」

そんなことを話していると、とある部屋で止まった。

「土方さん。俺だ入るぜー。」

「おう、入れ。」

襖を開けると、そこには昨夜の能天気と美男と他に何人か座っていた。

「よぉ、目覚めはどうだ?」

昨日の土方とか言う美男が、からかう様な言い方で聞いてくる。

「お陰様で、いい目覚めとはならなかったよ。」

「そうか。そりゃあ何よりだ。」

(何がだ?)

そんなことを考えていた狂華。

狂華自身、面倒臭いと思っていても、この状況に警戒しないことは無い。

何せ部屋にいる人達の殆どが、狂華に警戒と疑いの表情を示している。

「で?私に話があるらしいけど、何?」

「あぁ、昨日の続きだ。お前、どこの間者だ?」

殺気を出しながら聞いてくる。

「患者?私は至って健康だ。」

とりあえず…ボケてみる。

「ちげーよ!どこのまわしもんだか聞いてんだ」

横でクスクス笑う総司。

「知ってるよ。昨日も言ったと思うが、私は流れ者だ」

サッと答える狂華。それを聞いて土方はまた声を上げそうだったが、抑えた。

「ただの流れ者が、なぜあやかしを切れる。あれは普通の奴には見えねぇはずだ。」

「ただ見えるからでは行けないのか?」

狂華は少しばかりイラつきながら答える。

「すまないね。狂華君、我々は普通なら見えている人でも、逃げ出すのが普通なのに、なぜ君は奴らと戦えているのかが聞きたいんだ。」

真ん中に座っていた、顔がごつい人が優しく説明する。

「ええと、あんたは?」

急な優しさに戸惑いながらも狂華は聞いた。

「私はここ、壬生浪士組屯所の局長を務めている、近藤勇だ。そして、さっき君と話していたのが副長の…」

「近藤さん、なに自己紹介始めてんだよ」

近藤を止めるよに土方は言う。

「え?いけなかったか?」

不思議に思う近藤。

(この人、天然?それともただの優しい人?)

近藤に対して不思議に思う狂華。

そして、横でクスクス笑う総司。

「ククッ。さすが近藤さんらしい。」

笑いを堪えきれていない総司。

「はぁ。言ってどうなるのか分からないし、あまり記憶に残っていない話だが、それでもいいなら…」

和みすぎた場に戸惑いを隠せない狂華。

「あぁ、構わんよ」

優しく答える近藤。

「私は多分。妖に両親を殺されている。理由は分からない。戦えている、剣が使えるのはうちの家がそういうのに馴染んだ家だからだと思う。」

自分でもあまり良くわかっていないせいか、気持ちが少し重くなる。

「曖昧だな。で?その殺された両親の敵討ちって感じか?」

土方は静かに問う。

「それもあるかも知れないが、それとは別の理由がある。」

「ほかの理由?」

突然永倉が聞いてくる。

「なぜか、他の人より私は妖に狙われやすい。敵討ちとか言うよりも、殆どは自分の身を守る為だ。」

「なるほど、それであの数という訳か。」

グスングスン……ん?グスングスン?

その音に狂華は俯いていた頭を上げるとそこには、涙を貯めていた近藤がいた。

「うゔぅ…狂華君!」

「はっ、はい!」

突然大声で言われて答える狂華。

ダダダダ!

ビク!

すごい速さで狂華前に来て、肩をガシッと掴んで。

「うゔぅ、辛かったね。(இдஇ`。)可哀想に…」

涙を貯めて顔の目の前で慰め?てくれる近藤に驚きを隠せない狂華。

「君。家は?」

「な、無いです。基本野宿です…」

近藤の勢いのあまり敬語になる狂華。

「君!我々と来なさい!」

・・・

土方&狂華「はぁ!?」

何故か息があったこの二人。

「かっちゃん!それどういう事だよ!」

驚きで呼び方が変わった土方。

「どうにも項にもトシ。年頃の女子を一人野宿では、酷すぎるだろ。」

涙を貯めて言う近藤。

「ひどすぎるったてここは女人禁制だ。ましてや幹部が女を引き入れるたぁ、隊の風紀が乱れるどころじゃすまねぇ。」

戸惑っていながらも説得する土方。

「なら、隊士にしてしまえばいいのでは?剣も使えるし男装して貰えれば戦力になる。あの数の妖を1人で倒したのだから引き入れても損は無いと思いますよ?」

総司が近藤の意見に賛成する。

「たしかに、戦力になるなら俺も賛成だ。」

永倉も近藤の意見に賛成。

「よし!決まりだな!」

話が進んできて…

「ちょっと待て。私はまだ何も…」

断ろうと言い出す狂華だが

「無理だ。一旦ああなりゃあうちの大将は止まらねぇ。あきらめな。」

土方も諦めたらしい。

「は、はァ?」

「でも、階級どうすんだよ平隊士だと、雑魚寝だろ?女だってすぐバレるぞ?」

質問をした永倉。

「そこは、誰かの小姓とかでいいんじゃないか?総司とか…」

「じゃあそこは、言い出しっぺの土方さんね」

即座に返された土方。

「おお!トシなら安全だな。よし決まりだ!」

近藤も賛成し決定した。

「はぁ?ちょと待ておい!」

焦る土方。

「じゃあ、自己紹介しなきゃね。俺は藤堂平助とうどうへいすけこの(幹部)中では、最少年だから呼び捨てていいよー。よろしく狂華。」

犬みたいな青年だ。

「俺は原田左之助はらださのすけここで唯一の槍使いさ。」

腹にサラシを巻いて、永倉と同じ感じの男だ。

斎藤一さいとうはじめ。」

無口な人だな。

「私は、山南敬助さんなんけいすけ。皆さん騒がしく喧嘩っぱやい人達ですが、根は優しい人達ばかりです。仲良くしてあげてください。」

優しい声の人だ。

「じゃああとは任せたぞトシ。」

と、次から次へと部屋を去って行き残ったのは土方と狂華だけになった。

「えーと、ここ、あんたの部屋だったんだな。」

嵐が過ぎ去ったような静けさに耐えきれず、言葉を放った狂華。

「あぁ。もうなんなんだあの人は。あぁ忘れてた。」

土方が狂華の方へ向き直し

土方歳三ひじかたとしぞうだ。ここの副長をやっている。」

・・・

「(・m・ )クスッそこは律儀なんだな。」

笑いをこぼした狂華。

「笑うな!(赤面)後、これ。」

土方が取り出したのは狂華の刀。鶴月つるつきだ。

「あ、あぁ。」

鶴月を受け取り何となく安心した狂華。

「後、お前には悪いがここがお前の部屋だ。他の部屋が空いてないんでな。」

「あぁ。」

刀を眺めながら答える狂華。

「なぁ、一つ聞いていいか?」

土方に質問する狂華。

「なんだ?」

「小姓って何すんだ?」

「え?」


・・・・・・・・







はいどうも。美扇みおうです。

今回は随分と長くなりました。

先週の件は申し訳ございませんm(_ _)m

修理に出す前に戻った見ないなので、そのまま続けています。

さぁいいところ?で終わりましたね。

ここからの展開が楽しみです。

本編が長いので、ここは短めにしましょう。

では、また次回

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