月影の夢

美扇

第壱話「月の影」

まず、初めに自己紹介を読んでから本編へ進んでください














―時は幕末―

春にしてはまだ少し肌寒い夜のこと…

とある少女は桜の幹にいた。

白く鋭い刀を手に…

月明かりに照らされている桜の幹に転がっているのは…



グサッ

「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

血肉が断ち切れる音。何も映らない瞳。

顔に浴びるは赤黒くとろみのある水。

その水の持ち主は人ではないもの

人々はそれを妖-あやかし-と呼ぶ

断末魔をその身に浴びて舞うものは…

齢18の少女。名は[狂華]-きょうか-

「ふぅ、これで何人目?いや、何匹目?っか…」

狂華が振り返るとそこには、獣の耳と尾をはやし

鋭い爪や牙を持った人ならざるものが

幾重にも重なって倒れている。

不思議にも、月明かりに照らされている

桜の幹に向かって…

「とりあえず、これをどうするか…」

これとは狂華の着物。

黒地に金で桜の刺繍が施されているそれは

返り血で汚れたり、避けて切られた裾など

見るも無残な姿に変わり果てていた。

「これでずっといるのは、まずいよな、色々と…」

何より目立つのは、狂華の白い肌をより輝かせるようなその刀。

血で汚れていてもなお、月の光を浴びて神々しく輝いている…

「どこかに川ないかなー(・ω・* 三 *・ω・)」

探すも何も、川はすぐそこにある

狂華がいる場所は川を挟んだ土手になっていて

下を向けばすぐ見つかる

そう、彼女はドジだ。

ズサっ

「うわぁぁぁ!!」

バッシャーン!

案の定、落ちる。

「あっいたたたた。あ、あった」

とりあえず顔と刀についた血を洗って、桜の木に戻る。

彼女に家はない…家族もない…

あるのは[鶴月-つるつき-]という刀と

妖を斬るという目的と

紅い朱い記憶

そして半人半鬼の死なない体…

ただそれだけ。

なぜ妖を斬るのか、狂華自身分かっていない。

襲われたから倒すだけ

半人半鬼の理由も同じ

ただ、使えるから使うだけ

そんなことを考えながら歩いている狂華

しかしそこには…










はい。皆さんどうもはじめまして。
美扇-miou-と申します。
中途半端なところではございますが、「月影の夢」
「月の影」如何だったでしょうか。
個人的なこと、これが初めての作品になるので、この短い間でも誤字脱字等あったと思います。
ファンタジーと言いながら、
ファンタジー感は未だ妖のみということになります。
あらすじを読んでいただいているなら、
なんとなく想像はつくかと思いますが、ネタバレは言わないようにしておきましょう。

「って!長いわ!」

うわっ!びっくりした!なんでいんのよ狂華!

「何って挨拶よ!挨拶!どっかの馬鹿が長ったらしい挨拶してるから代わりに挨拶しに来たに決まってるでしょ!」

バカって…

ドジに言われたくないわ((コソッ))

「ん?何か言った?(闇笑)」

イイエ、ナンデモアリマセン

「よろしい」

ふぅ、とまぁ。あとがき内では狂華の口調は多少悪くなりますが、本編とはあまり差し支えありません(笑)

もしかしたら、本編でこの口調が悪くなることがあるかもしれません。

その時はラッキー日だと思ってください

結構レアです(小声)

話は変わりますが、個人的都合上、連載は不定期になります。

気長に待っていただけると幸いです。

では、次回


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