転生して邪神になったのでとりま世界滅ぼします

白猫ゼロ

22話 VS炎龍その二

「喋れるドラゴン...赤い龍...まさか...炎龍!?そんな....まだ誰も見たことがないという属性龍がここに!?」


《いかにも、我火の神であり業火の龍、フェニックス・ドラゴンである》


....やばい詰んだかもしれない


名前:フェニックス・ドラゴン
種類:ドラゴン
属性:火
危険度:SSS
レア度:SSS


Lv限界突破

体力:測定不能/測定不能
攻撃:測定不能
防御:測定不能
すばやさ:最大速度,時速300km

使用可能魔法:全魔法可能(火)

固有スキル:超隠蔽、暗視、灼熱、爆炎、咆哮、ドラゴンクロー

説明:伝説の属性龍、千年前にエルフの森を壊滅寸前まで追い込んだほどの強さ。世界中の冒険者、勇者、騎士によってドラゴニアダンジョンに封印された。


限界突破?なんだよ...体力、攻撃、防御、魔力測定不能って...俺より強い奴がいるって聞いてねぇぞ!?


A:誰もあなたがこの世界最強とは言ってないのですが...限界突破とはLvMAX+999の状態からある条件を満たすと、それ以上のステータスアップが可能となり、測定不能となります。


少なくとも俺じゃ勝てなさそうだな...まぁ、また女神様が別の世界に生き返らせてくれるでしょ


A:そんな事しなくても頑張れば勝てますよ?スピードと使用可能魔法数とスキルではマスターが上回ってますし、なにより心強い仲間たちがいるじゃないですか。
私もほぼ完璧な指示するのでマスターも頑張ってください。

...そうだな諦めるには早すぎだな、全く俺はなに弱気になってんだか


「貴様らは封印から解いた褒美に記念すべき最初の生贄にしてやろうフハハハ」


「そんな...あの呪いの騎士たちは封印だったのね」


「こんなところで...」


「なにお前が俺らに勝つ前提で話進めてんだ?」


「ん?なんだステータス差は目前だろう、人ごときがステータスカンストはおろか、Lv限界突破などしておらんだろ」


「残念ながらスピードと使用可能魔法の数と固有スキルでは俺の方が上みたいだな」


正直すんげぇえええびびってる


「ほう...ならばせいぜい我を興じさせてみよ!違目の人とその仲間たちよ!」


「ちょ、かずとさん!?」


「お前ら...簡単に食われていいのか?、ステータスが負けてるだけで一度っきりの人生諦めていいのか?」


俺二度目ですけど....


「かずと...そうね!こんなトカゲに私たちの人生やすやすと渡すもんですか!」


「うん」


「だねー」


「だよね!」


なんとか一致団結出来たようだ。勝機はあるかどうか分からないけど頑張るしかねぇ


「フハハハ我をトカゲと?気に入ったぞお主ら、
ならば三分間だけ待ってやろう、我を興じさせてくれる作戦を立てるが良い!」


とりあえずみんな集まったところで作戦を話す。(無論全部GREEが考えた奴だが)


「そ、それで大丈夫なんですか?」


「今はそれしか方法はない」


「馬鹿だと思っていたけど...意外といい作戦立てるじゃない」


まぁGREEが考えたんですけど....


とりあえず『スキル創作』テレパシー、究極炎耐性


(あーあーみんな聞こえるか?)


(はい、大丈夫です)


(かずとテレパシー使えたんだ凄い!でも思ったこと全部言葉になっちゃうからなぁ...隠し事が出来ないや)


(いや、今隠しごとしてる場合じゃないだろ?)


(それもそうね)


A:ちなみにマスターと私の会話のみテレパシーで通じないようにしてますが


抜け目ないなぁ...


「3分たったぞ...では参るぞ!」


(みんな作戦通りに)


(うん)


(分かりました)


「我がブレスの塵となるが良い!喰らえっ!」


いきなりドラゴンの口から炎のブレスが放たれる。


A:避けてください!


よっと危ねぇ...


さっきまでいた場所を見たらブレスの強力さを物語っていた。


A:次来ます!疾風ステップからの水纏い、そしてアクアソード


疾風ステップ!



強力なブレスをよけそのまま水纏いを発動する。

そして剣を取り、アクアソードを発動


これで準備はできた....



(みんな配置に着いたか?)


(『はい!』)


(それじゃ、健闘を祈るぜ!)


「んースピードは確かに早いなぁ...だがそれだけで我を凌駕できると思うでないぞ!」


さてまずは炎龍の視線を俺に釘漬けにすることがこの作戦で一番重要なことだ。


A:相手は火属性なので非魔法はNGです。さらにスキル爆炎によって、草属性魔法と低級水属性魔法は無効化されてしまいます。


なら上級水魔法をぶちかますしかないな!


A:では行きます!次のブレスのあとにすぐアイスショットを放ちながら疾風ステップで一気に間合いを詰めて、剣で攻撃してください。


了解!


炎のブレスを避け、アイスショットを放ち、それと同時に疾風ステップを使って間合いを詰める。そしてアクアソードで水を纏っているグラムで炎龍に斬り込む


「グァァ!」


さすがSSSクラスの魔剣である。炎龍にもそれなりのダメージが当たっている。


A:ドラゴンクロー来ます!疾風ステップで回避を!


よっと...


疾風ステップで間一髪ドラゴンクローから避ける俺、ポ○モンのドラゴンクローみたいに爪が光って大きくなり威力がアップしていた。
あと一秒遅れていたら俺は間違いなく肉片になっていただろう...


しかし、あれだけの攻撃を受け、なおかつドラゴンクローを発動して一秒経ったかも分からないのにブレス来た。


「アクアシールド!」


俺の前にサテラちゃんが立ち、なんとか耐え凌ぐ。


「ほぉ...これが複数の利というわけか...面白い、ならばその小細工ごと叩きのめすのが我が炎龍の務め!」


またもや、強力な炎ブレスが来る。一体何発連続で放てるんだ?
普通はあれだけの大技ならそうそうに硬直時間があってもおかしくないはずなのに...


A:アクアシールドからのアイスミサイルです


「アクアシールド!」


ブレスはアクアシールドに相殺されたが、1回でシールドが壊れてしまうのは痛い...


「アイスミサイル!」



地面に出現させた氷のミサイルをそのまま炎龍にぶち込む。
しかし、そのほとんどがブレスによって破壊されてしまった。それでも数発のミサイルは炎龍にもそこそこのダメージは入ったようだ。


(炎龍の視線は俺に集まっている。今のうちに作戦を進めてくれ)


(了解よ、次は私の番ね堕天使の血を引く者の力見せてやるんだから!)


そう言うとテュフォンちゃんは黒い翼を出現させ、そのまま飛び立ち炎龍の後ろ上に素早く移動する。
テュフォンちゃんの単一固有スキル『堕天使の力』はその堕天使の翼の羽を相手に刺すことによって発動する。
だが、ダメージで気づいてしまい、すぐに取られてしまうのが弱点だ。しかし、相手はステータスが遥かに上の炎龍、羽がいくらか刺さったところで感じすらしないだろう...仮に気づいたとしても手が刺さった背中に届くことはない。もちろん、炎龍に仲間のモンスターはいない、背中に羽を刺しまくりどんどんステータスを低下させていくことができるはず...(あくまで考えたのはGREEです)


(うりゃあああ!)


猛スピードで炎龍に近ずき背中に何十本か羽を飛ばして刺し込む。
炎龍にとってはちょっと背中に違和感があるな程度しか感じてなかった。


(次!ダフネちゃん、ベルちゃん、リアス頼んだ!)


(((了解!ビシッ)))


威勢の良い返事とともに作戦は開始された。 

俺に攻撃を集中させまくっている炎龍に横からベルちゃんの地盤沈下で炎龍の足元の地面を沈下させバランスを崩させる。


「ヌヌッ!?」


そしてダフネちゃんが闇魔法の影縫いでしばらく炎龍を固定する。


「ウグッ!小癪な!!」


その隙にリアスが毒ガストラップを炎龍の周りに仕掛け、退避したところを確認するや俺とサテラちゃんの水魔法のSランク魔法


「「ダイナミックウォーター!!」


二つの巨大な波が炎龍を襲いそこから凍結し、大爆発を起きる


「フフフフなかなかやるではないか!」


A:すみません、おそらく炎龍は炎の上位魔法ブラストヒートを自分中心に放ったのでしょう。まさかここまで早く氷が壊されるとは...


予想外も想定して作戦は組んであるはずだぜ、軍師殿!


A:もちろんです。ですが気を抜かないでください、相手は属性龍、なにを隠し持っていてもおかしくありません。


だな...単純とはいえ、普通のモンスターと違ってそれなり知恵がある。


「さぁて我もそろそろ目が覚めてきたぞ、ここからが本番だ!違目の小僧とその仲間たちよ、いざ勝負と行こうではないか!!」


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ということで初めて長めの戦闘シーンを書いてみました!
長く書こうと色々考えたら結構長くなり次回に持ち越しです(笑)


どうでもいい話ですが、他の人の小説に比べ、出てる話の数の割にフォロワーが少なかったりしてちょっと落ち込んでおります(´・ω・`)ショボ-ン


読者「だったら面白いの書けよ!」

コメント

  • 鬼怒川 ますず

    展開は前回読んだ時よりも上手く回っている印象があり、非常に面白くなっています。捻りも所々に見受けられ他の作品との差別化には成功していますが、評価などを気にしてしまう兆候が見受けられており、このままでは穴にはまってしまう恐れがあります。他作品の評価など気にせずに自身の作品に自身を持っていただけると、読んでいるこちらとしても楽しめるものになれると思います。

    長い文章になりましたが、今後のご活躍と成長を期待しております。
    瀬木御 ゆうや

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