【打ち切り】Rank.0にして最強につき

Aksara:q

第8話 学園長の屋敷・前話



「・・・・・・・・・落ち着かねえなぁ」


 さて、俺は今応接間となっている場所に案内され、なんか高そうなソファに座らされて出されたコーヒーを飲んでいる。高いだけあってかなり座り心地は良い。居心地は悪いが。
 コーヒーは・・・・・・知らん。拘らんし。
 周りを見渡せばそこら中が明かりで輝いており、控え目でいて眩しい。
 俺の家は薄暗いからな。
 こんなキラキラした部屋は見た事ないわ。


 と、そんな感じでキョロキョロしていると入り口が開き、メイドの格好した学園長の従者であろう若い女性が入ってきた。


「失礼します。空亡様、先程まで学園の方にいらしたと伺ったのですが、でしたらご夕食はまだですよね。宜しければ此方で用意させて頂きたく存じますが、如何なさいますか?」


 おぉ、若い割に歳食ってそうな物言いだな。流石。
 にしても、確かに時計を見れば九時を回っている。
 

「そうだな。んじゃご相伴にあずかるとするわ」
「畏まりました。では準備させて頂くのでもう暫しお待ち下さい」


 メイドはそれだけ確認すると、綺麗にお辞儀をしてもと入ってきた扉から出て行った。


 此処の従者は皆んなあんな感じなのかねぇ。堅苦しくて疲れるわ。
 そして更に気になるのが、何故にミニスカなのか、と言う点だ。
 あ、いや、考えるまでも無かったな。
 うん、完全にアイツの、学園長の趣味だな。
 学園の女子制服も膝よりも丈が上だったし、完全におっさん趣味だな。


「お待たせ致しました。準備が出来ましたので、どうぞ。ご案内致します」
「早いな。さっきの時点でもう料理は出来ていたな」
「大変素晴らしい慧眼をお持ちなのですね。その通りに御座います」


 お、やった。当たった。


「おう、んじゃ行こう」
「はい」


 取り敢えず屋敷広すぎる。
 食事の用意してると言う部屋まで五分くらい掛かったぞ。意味が分からん。


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「長く歩かせてしまい、大変申し訳ございません。此方の部屋にてご用意させて頂いていますので、どうぞごゆっくり下さい」
「あいよ、お疲れさん」
「・・・・・・・・・ありがとう御座います」


 さて何が食えるのかな、てな感じの気分で扉を開けた。


「ようやく来たか、待っておったぞ。さぁ、座れ。食事を始めよう」
「客間から此処まで長ったですよね。・・・・・・・・・すいません」


 既に学園長とトルドレスは先に座っていた。
 どうやら俺を待っていたらしい。


「おう、お待たせたな。てかあんな派手は外観の豪邸の屋敷の割に意外と庶民的だな。カレーか。いやしかし美味そうだな」


 そう言いながら俺は椅子に座って目の前に用意されているカレーを見た。
 よく見るカレーと見た目は大差無いのにどうしてこうも食欲を唆られるのかね。


「そうであろう。私の側近、エーレの得意料理じゃからな。私は此れが大好きだ」
「ああ、此れは食わなくても美味いと断言出来る謎の魅力がある」
「ほお、分かっておるではないか!いやしかしこれ以上待たせるのも酷と言うもの、早速いただこうとしよう」

 その言葉に反応してトルドレスは祈りを唱えた。
 しかし祈りを唱えているのはトルドレスだけ。
 俺と学園長はと言うと。


「「いただきます」」


 神など知った事かと言うようにカレーを口いっぱい頬張っていた。











あとがき





まず一言、一日遅れて大変申し訳ない!
そして二言、前回然程変わらない内容量で申し訳ない!
・・・・・・これでいいだろう。

「良いだろうって、良い訳ねえわな」

ですよね。
いや自分でこんな流れにしたのに内容が思ったよりも全然浮かばない!
なんで空亡テメエ学園長の家に居るんだよ!

「そんなの俺の勝手でお前勝手だろうが」

ごめんなさい。

「あとがきで文字数稼ぐのもそれ分かるのお前だけだからな?文字数は読んでる人分からねえからな?」

・・・・・・ごめんなさい。
えー、と言う事でもう稼いでも意味無いので次の話書いて来ようかと思います。
今回すごく短くなってしまい、大変申し訳御座いませんでした。
以後気を付けます。

最後まで読んで頂きありがとう御座いました。
誤字脱字感想はお待ちしております。

では失礼します。

「じゃあな」

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