氷炎騎士の騎校生活(スクールライフ)

真木 輝

騎士王戦 予選 ②

朝だ・・・

今日は体調もバッチリだ

いよいよ今日から騎士王戦 予選が始まる

「絶対勝つ」

そう言って部屋を出る

アリスはもうすでに起きていた

「おはよう、アリス」

「おはよう、調子はどうなの?」

「いい感じだ」

「私もよ」

2人とも準備万端らしい

今日は、アリスの手作りだ

「ごちそうさま、今日も美味しかった」

あともう少しで開会式が始まる

「いこうか、アリス」

「ええ、行きましょ」

2人は部屋を後にした



「さぁー、いよいよ始まります、騎士王戦 校内予選」

「みんな、盛り上がってますかー?」

イェーイ

会場の盛り上がりは十分だ

「では、今から、開会式を行いまーす」

「まずは、ルール説明、水谷先生よろしく!」

ルール説明が始まった

ルールは簡単だ、先に2本先取したチームが勝ちになる

「ルール説明は以上だ」

「水谷先生ありがとねー」

水谷がかなり司会の生徒を睨んでいる

「それじゃ早速、一回戦始めちゃうよー」

「各会場に分かれてねー」

みんな、各会場に移動し始める

俺たちはアリーナH だ

参加チームは128チームだ

AからHの各ブロック16チームで争われる

決勝トーナメントに進めるのは上位1チームのみだ

そして、もうブロック一回戦が始まる

「僕たちはシードもらえなかったからね」

「早速シードチームと当たるよ」

なんで、この人嬉しそうなんだ?

そう、俺たちは2回戦からシードチームと当たる

そのチームは、現アカデミー序列5位が率いているチームだ

メンバーの序列は、5位、9位、ランク外となっている

「よう、秋風〜、2回戦よろしくな」

「仁、お前もしかして」

「ああ、序列5位の藤堂さんのところに入ってるぜ」

「よっしゃ、勝ったみたいなもんだぜ」

「おい、なめるなよ」

仁と話すのはは久しぶりに感じた

「すまん、仁、時間だ、また後でな」

秋風はフィールドへ向かう

「すいません、遅れました」

「遅いぞ、秋風くん」

「秋風、早く行くわよ」

3人はフィールドへ向かった

「さぁ、両チーム出揃いました」

「1番登録の人は前に出てください」

「それでは一回戦第6試合スタート」

合図と同時にアリスが動く

半端じゃない速さだ

そして、一瞬にして相手の首に剣を突きつける

「そこまで、勝者 最上チーム」

「「「うおー、速い、そして早い」」」

会場中が盛り上がっている

「1.5秒ってとこだな」

「そうね、少し遅れたわ」

「さぁ、2番目の人は前に出てください」

いよいよ俺の番だ

初戦は魔法士スタイルで行く

「それでは、バトルスタート」

合図とともに、秋風は詠唱を始めた

「氷よ・・・・敵を潰せ」

その瞬間、敵の頭上から超巨大な氷の塊が落ちてきた

「炎よ・・・溶かせ」

衝突する寸前で、秋風は超巨大な氷の塊を一瞬で溶かしてみせた

相手は気絶しているみたいだ

「そこまで、勝者 チーム最上」

「なんつー、魔力だよ」

「規格外すぎるだろ」

会場がさらに盛り上がる

さぁ、次の試合ももうすぐ始まる

「次も勝ちましょう」

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