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異世界召喚されたら学園通いながら冒険者稼業(仮)

佐藤美味

第1話 飲みすぎ注意!?

 どこにでもいる平凡な才能、どこにでもいる平凡な人生。一体何をして何を残すことができるのだろう…… そんな事を考えている時期が俺にもありました。
 俺の名前は五十嵐 空也(いがらし くうや)37歳、建設会社で働くしがないサラリーマンだ。職は転々としており家族や友人といった人を今も心配させている。想い人はいるが話した事もないし実らせる気もない。
 いつも通り仕事帰りにお酒を飲みに居酒屋へ、カウンターに座り大将に仕事の愚痴を言いながら程よく酔っぱらったら、一人家路に就く…… 今日もその予定だった。
 普段より飲み過ぎた俺は普段あまり味わらない頭痛に見舞われながら家の扉を開け、ベッドに辿り着くことなく廊下で寝てしまった。



 柔らかな光で目を覚まし、まだお酒の残る頭で状況を確認すると真っ白な壁。

「ん?」

 真っ白な天井。

「あれ?」

 真っ赤な絨毯がひかれた豪華な床。

「夢か…」

「おーい、起きた?」

 妙な幻聴まで聞こえてきた。やはり夢か……

「おーーい!」

「無視するな!フンッ!!」

「おふっ!おおぉぉっ」

 夢とは思えない痛みを鳩尾(みぞおち)に与えられ、悶絶していると

「やっと反応した、死んだかと思ったよ」

 急速に覚醒する脳に若い女性らしき透き通った声が聞こえてきた。

「死んでると思った人間に蹴りいれてんじゃ、ねぇぞ…… 」

「フンッ」

「ぐはっ」

 今度は顎(あご)につま先蹴りを入れられ、意識が混濁する。

「言葉使いには気をつけなさい、あなたを生かすも殺すも私の気分次第なのですから」

 痛みと眩しさで目は閉じたままだが、相手が女である事は間違いなく。気の短さも俺の保証書付き、大和撫子が理想のタイプである俺は嫌悪感を隠せそうにもない。

「うっ、うぇぇ※×△$&…」

 まだお酒と顎への衝撃が残っていた為、胃の中の物を盛大に吐いてしまった。
 殺してやる。殺してやる。ころ……し…… 
 生まれて初めて本気で人に‥それも女性に殺意を抱いたのだが、片目を開けるとそこに広がるパンチラ…もといパンツがあるはずの場所で視点が止まっていた。
 ん? モザイク? 
 目の前には確かに白いミニスカートを穿いた女性の足の様なものが二本見えており、中が丸見えなのだが、まるでアダルトビデオのモザイクがかかったようになっておりパンツがあるべき中心部分が見えない‥。

「これぞ絶対領域!」

「見えそうで、見えないのが堪らないんだよ」




初投稿となります。
誤字脱字などの前に文章になっているかが心配です。

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