邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第二百九十八話 嘘吐き神話
8章 復活儀式
『それは、嘘だからさ』
「……」
心の底から驚いたような顔をするシグレに、ジークフリートは笑いながら語りかける。
『そもそも、俺は死んじゃいない。今も生きているとも。元気にな』
「神話の住人が生き続ける……不老なら可能かも知れませんが、あなたにそんな能力はないはず」
『未だに間違いだらけのニーベルンゲンの歌を信じるのか、だがまあ、確かに俺は不老ではないし、ましてや不死なんかではない』
「ならば……」
何故生きている。
シグレがその先を言う前に、ジークフリートはその手に持つ剣で己の体を刺し貫いた。
鮮血が飛び散る。はずのその肉体からは、血の一滴も零れていなかった。
『これが答えだ。つまり、俺はアンデッドなのさ。正確にいえば、その紛い物。と言ったところか』
「どういうことです?あなたの肉体は、アンデッドではない、本物の人間の肉体のはずですが」
シグレの眼には、ジークフリートの体は人間の肉体を持つ普通の人間であるように見えている。
よもや神の力たるそれが間違うとは考えにくい故の問であったが、ジークフリートは軽く微笑むと再び話し出した。
『いいや、アンデッドだとも、しかし、死して直ぐに蘇生されたのだ。あの邪神にな』
「ニャルラトホテプ……」
『あのドクズめ、こんなことまでしてたのか……』
話は終わりとばかりにジークフリートが斬りこんでくる。
縦横無尽に繰り出される体験の斬撃をいなし、弾き、何度も阿修羅骨刀の刀身をへし折りながら太古の英雄の不朽の大剣と斬り結ぶ。
『おっと、質問に答えていなかったな。何故俺が理外に来たのかだったか?』
「ええ、あなたの行動とその力は一致してい無さすぎる。ただの悪龍を倒したところで、そんな力は得られないハズです」
従魔達の猛攻を捌きながらジークフリートとシグレは会話する。
骨刀の砕け散る音が鳴り響き、従魔も着々と傷を負っていく。
幾度も折られ、その度に瞬時に再生し強靭さと鋭利さを増していく骨刀を持ってしても、未だに白銀の鎧を貫くことは不可能だった。
『まあ、その疑問も最もだな。概ね正解だ。俺は、悪龍なんて倒していない』
一際大きな音を立てて叩きつけられたバルムンクを不壊装晶が自動的にガードする。
『解放せよ。悪龍の血鎧』
眼前の英雄は、静かな声でそう言った。
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『それは、嘘だからさ』
「……」
心の底から驚いたような顔をするシグレに、ジークフリートは笑いながら語りかける。
『そもそも、俺は死んじゃいない。今も生きているとも。元気にな』
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『未だに間違いだらけのニーベルンゲンの歌を信じるのか、だがまあ、確かに俺は不老ではないし、ましてや不死なんかではない』
「ならば……」
何故生きている。
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鮮血が飛び散る。はずのその肉体からは、血の一滴も零れていなかった。
『これが答えだ。つまり、俺はアンデッドなのさ。正確にいえば、その紛い物。と言ったところか』
「どういうことです?あなたの肉体は、アンデッドではない、本物の人間の肉体のはずですが」
シグレの眼には、ジークフリートの体は人間の肉体を持つ普通の人間であるように見えている。
よもや神の力たるそれが間違うとは考えにくい故の問であったが、ジークフリートは軽く微笑むと再び話し出した。
『いいや、アンデッドだとも、しかし、死して直ぐに蘇生されたのだ。あの邪神にな』
「ニャルラトホテプ……」
『あのドクズめ、こんなことまでしてたのか……』
話は終わりとばかりにジークフリートが斬りこんでくる。
縦横無尽に繰り出される体験の斬撃をいなし、弾き、何度も阿修羅骨刀の刀身をへし折りながら太古の英雄の不朽の大剣と斬り結ぶ。
『おっと、質問に答えていなかったな。何故俺が理外に来たのかだったか?』
「ええ、あなたの行動とその力は一致してい無さすぎる。ただの悪龍を倒したところで、そんな力は得られないハズです」
従魔達の猛攻を捌きながらジークフリートとシグレは会話する。
骨刀の砕け散る音が鳴り響き、従魔も着々と傷を負っていく。
幾度も折られ、その度に瞬時に再生し強靭さと鋭利さを増していく骨刀を持ってしても、未だに白銀の鎧を貫くことは不可能だった。
『まあ、その疑問も最もだな。概ね正解だ。俺は、悪龍なんて倒していない』
一際大きな音を立てて叩きつけられたバルムンクを不壊装晶が自動的にガードする。
『解放せよ。悪龍の血鎧』
眼前の英雄は、静かな声でそう言った。
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