邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜

クロシヲ

第二百八十七話 破滅の再演

8章 復活儀式


「まあ、この程度の攻撃なら受けても無傷なんですけどね」

もうもうと立ちこめていた煙が晴れると、中央には傷一つなく変わらない姿でシグレが立っていた。

その目の前には薄い水晶の板のようなものが存在し、そこには衝突の衝撃によって潰れ砕け散った怪鳥の肉体がグチャグチャに飛び散り、バルコニーに肉の華を作り上げていた。
飛散した怪鳥の肉や血液はおびただしい量の飛沫により周囲を汚していたが、シグレにはその肉の一欠片や血液の一滴までかかっていない。

「なるほど、自動ガードのような感じですかね」
「そうだな」
『薄い水晶の板のみたいな防御壁が周囲に展開されるみたいだね』
『体を真円状に覆い、生半可な攻撃では壊れないし、本人の意思で全体または一部分のみ発動することも可能、うんまあひかえめに行って半チートだな』
『これでチートと呼ばれないこの世界』
「しかたないですよ。防御特化ですし」
『形状変化できないもんね』
「まあ、自動防御オートと任意発動を切り替えられるので、便利であることに変わりはありませんね。いい拾い物をしました」

そう言って極薄の水晶壁を消し去り、時空の権能で飛び散った肉塊や血液、元はからだであった灰などをどこかに飛ばした。

「残りは___魔王関連のものもう見たので、ひとつ。配下の変成とやらですね」
『どんな化け物になっているんだろうね?種族しか見れないけど』
「まあ、スキルは同一存在パラドクスの効果で間接的に確認できますし……」

フィー

第一之喇叭吹ファースト・エクスティウム・トランペッター

其は終焉を告げる天の使い。
子羊を見棄てるひとつめの神の無慈悲は劫火と雹乱でもって、世界の三分の一を滅ぼすだろう。

第一喇叭・再演ファースト・エクスティウム
効果:破滅の再演

『これ、世界滅ぶんじゃない?』
「一回やってみますか。世界創れるようになりましたし、というかエンプティ・ワールドの中も見てませんでしたね」

そんな話をした後に固有魔法によって創られた世界にやってきたシグレは、目の前の白い空間に向かって、一言だけを囁いた。

世界を壊す、一言を。

第一喇叭・再演ファースト・エクスティウム




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