邪神と一緒にVRMMO 〜邪神と自由に生きていく〜
第二百七十四話 黒は侵される
8章 復活儀式
森林を疾駆する。
露出した岩壁を踏み砕き、森林を突き進む。
〘早く〙
時折現れるモンスターはその暴力的なまでの超スピードで察知される前に置き去りにする。
〘速く〙
幅50mはあろうかという急流の大河を一飛びで飛び越え、河原の石を踏み込む足の脚力で粉砕して再び走り出す。
〘もっと、疾く〙
自身の言霊により肉体と精神の限界を容易に超越した身体は音速を突破し、一歩踏み込む事にTNT爆薬が爆発したかのようなクレーターを残していた。
時間にして5分程、マップ数十枚を乗り越えたところで城が見えてくる。
「ッ!」
シグレは走りながらも驚愕する。
「転移ができない」
自身の領域内でそれを実現できるだけの強者であることはわかっていた。
だが、感知には何も反応しなかった。
普通の魔力感知などであれば隠蔽は容易だが、シグレの権能を多重起動した感知を欺けるものはいない。
なにせ地母神の権能のみの時でも中近距離ならば「拒絶」により感知を阻害していたルキフグスの存在に気づけたのだから。
いまシグレが感知を展開した距離はルキフグスの時よりも遥かに近く、展開されている権能はルキフグスの時より遥かに多い。
ついでに言えば、シグレのスキルたる同一存在でも感覚の共有ができない。
ということは____
「中にいるものは創造神以上の力を持っている?」
『おいおい、マジ?』
『これは……我々も気を引き締めなければいかんな』
〘もっと、速く!〙
言霊により雷霆の如く加速し、一条の槍となったシグレは、影の城へと飛翔する。
言霊による加速で今もボロボロに破壊されていく身体を強引に治癒して、神経を抉り出すかのような激痛に耐えながらも城の城壁をくぐり、扉を抜け、そして、跳躍した。
数々のバフやスキル、言霊により強化された肉体はミスリルの足場を粉々に踏み砕き、遥か上空にまでシグレは飛び上がり、着地する。
そこは地上から約300mほどの地点。そこにあるのは、玉座の間においてから最も遠いもの、城外からの唯一の侵入経路、テラスである。
着地したシグレは威圧しながら玉座の方を見やる。
そこには____
そこかしこから突き出る色とりどりの水晶
ステンドグラスのように様々な色合いや模様を持った水晶が、透過する陽光を彩っている黒かったはずの外壁
一際透明な、玉座の周囲に並び立つ水晶の中に一人一人封じられた岩鉄以外の眷属たち
そして、様々な水晶や宝石により彩られた玉座に腰掛ける、シルクハットを被った青年がいた。
それはどこか超然としていて、玉座に座っている姿は気品を感じさせた。
「どうも、お邪魔しています」
変わり果てた玉座の間の中心で、侵入者は笑みを絶やさず、そう言い放った。
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『おいおい、マジ?』
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言霊による加速で今もボロボロに破壊されていく身体を強引に治癒して、神経を抉り出すかのような激痛に耐えながらも城の城壁をくぐり、扉を抜け、そして、跳躍した。
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そこは地上から約300mほどの地点。そこにあるのは、玉座の間においてから最も遠いもの、城外からの唯一の侵入経路、テラスである。
着地したシグレは威圧しながら玉座の方を見やる。
そこには____
そこかしこから突き出る色とりどりの水晶
ステンドグラスのように様々な色合いや模様を持った水晶が、透過する陽光を彩っている黒かったはずの外壁
一際透明な、玉座の周囲に並び立つ水晶の中に一人一人封じられた岩鉄以外の眷属たち
そして、様々な水晶や宝石により彩られた玉座に腰掛ける、シルクハットを被った青年がいた。
それはどこか超然としていて、玉座に座っている姿は気品を感じさせた。
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変わり果てた玉座の間の中心で、侵入者は笑みを絶やさず、そう言い放った。
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